妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
カステラは食べても良いのでしょうか?ベビーカステラはどうなのでしょうか?
こちらでは妊娠中のカステラについて紹介致します。
妊娠中カステラは食べても良いの?
結論から言うと、妊娠中のどの時期であってもカステラは食べても構いません。
通常のカステラから抹茶味、コーヒー味なども食べても良いです。
ただし、食べ過ぎると肥満の原因になりますので食べ過ぎには注意してください。
どれくらいの量食べても良いの?
妊娠中の1日のおやつの量は厚生労働省の食事バランスガイドによると
200kcal以下が望ましいとされています。
カステラのカロリーは100gあたり313kcalとなっており、
1切れあたりでは157kcalとなっています。
参照:カロリーSlism
ですので、食べても良い量としては1日に1切れ程度が良いでしょう。
ジュースも飲まれるということであれば
ジュースは100mlあたり40~50kcal程度ですので、
飲んだとしても100mlでとどめておきましょう。
ベビーカステラはどうなの?
もちろんベビーカステラも食べて構いません。
ベビーカステラは1個あたり24kcalですので、
食べても良い量としては1日8個程度は食べても良いです。
食べすぎるとどうなるの?
1日程度食べ過ぎたからといって問題になることはないのですが、
日常的に食べ過ぎているとカロリー過多になり、
肥満になる可能性が高まります。
肥満になると妊娠糖尿病や妊娠高血圧症のリスクが高まりますので注意が必要です。
なぜ抹茶味やコーヒー味を食べても大丈夫なのか?
抹茶やコーヒーにはカフェインが含まれています。
抹茶味やコーヒー味のカステラにどの程度カフェインが含まれているかは厳密にはわかりませんが、
コーヒーそのもののカフェイン量は80mg程度となっています。(種類によって異なります)
妊娠中のカフェイン摂取量は1日に
世界保健機関(WHO)では300mg(コーヒーをマグカップで約2杯)まで
英国食品基準庁では200mgまで
カナダ保健省では300mgまでと制限が設けられております。
参照:厚生労働省
日本には海外のような制限はありませんが、
医師によればコーヒーを1~2杯程度なら飲んでも良いという医師は多くおられます。
このコーヒーの種類はわかりませんが、
一般的なコーヒーだとすると1杯あたり100mg程度のカフェインが含まれていますので、
それを2杯ということですから、1日のカフェインは200mgまでは問題なく摂取できるということになります。
ですので、コーヒー味のカステラはコーヒーそのものと比べてカフェイン量は確実に少ないので、
食べても構わないのです。
ですが、カフェインが気になるようであれば、
抹茶味やコーヒー味のカステラは控えておきましょう。
つわり時期でカステラしか食べられない場合は?
つわり時期でカステラしか食べられない場合、
つわり時期の考え方としては食べられるものを食べられる時に食べられるだけ食べる
というのが基本的な考えになりますので、
カステラを食べられるときに食べて構いません。
カステラしか食べていなくお腹の赤ちゃんが心配ということもあるかもしれませんが、
お腹の赤ちゃんはママが元々蓄えている栄養をしっかりと吸収して成長しますので心配いりません。
つわりが終わり何でも食べられるようになったら
栄養やカロリーなどを意識した食生活に戻してください。
なお、食べづわりでカステラが無性に食べたくなる場合は、
あらかじめ1日に食べる量を決めておくと食べ過ぎになることはありません。
また、炭酸水(無糖)も組み合わせると胃が膨らみ満腹中枢を刺激しますので、
カロリーを多少軽減できるかと思います。
カステラについている紙を食べてしまったら?
カステラについている紙を食べてしまった場合、
基本的に問題ありません。胎児にも影響はありません。
人間は紙(セルロース)を分解する酵素を持っていませんので、
分解されずにそのまま便として排出されます。
紙ばかり食べると消化不良を起こして腹痛や下痢になることはあるかもしれませんが、
カステラについている紙は少量ですのでまず心配いらないでしょう。
まとめ
妊娠中のどの時期においてもどの種類のカステラも食べて構いません。
ただし、中にはお酒の入ったカステラもありますので、お酒の入った物は控えてください。
抹茶味やコーヒー味などカフェインが入った物は摂取しても胎児に影響が出ることはありませんが、
カフェインを控えているという場合は、食べないでおきましょう。
量としては妊娠中のおやつは200kcal以下が良いので、
1切れ程度でとどめておきましょう。
ベビーカステラの場合は、8個程度になります。