妊娠してからコーヒーが飲めなくなったという方は少なくありませんが、
これは生まれてくる赤ちゃんの性別に関係があるのでしょうか?
こちらでは妊娠中にコーヒーが飲めなくなったことについて紹介致します。
妊娠中コーヒーが飲めなくなった!これって性別に関係あるの?
結論から言うと、妊娠してからコーヒーが飲めなくなったことと
生まれてくる赤ちゃんの性別に関係はありません。
医学的にも根拠がありません。
ジンクスを探してみても見当たらず、どちらの性別が生まれるのかはわかりませんでした。
ただ、妊娠超初期やつわり時に大好きだったコーヒーが飲めなくなるという方はおられます。
ネット上の結果は?
ネット上の結果を見てみると、
- 飲めなかったコーヒーが飲めるようになりました⇒女の子
- 妊娠すると 大好きだったコーヒー飲めなくなりました⇒女の子
- 私も好きだったコーヒーの匂いがダメになりました⇒男の子
- 下の子の時は悪阻でコーヒーだめでした!⇒女の子
- 悪阻で飲めなくなったけど今はまた飲めるようになりました⇒女の子
このような結果になっています。
ジンクスが見当たらないためかコーヒーが飲めなくなった方の情報はたくさん出てくるのですが、
飲めなくなったらどちらの性別の子が生まれたというような情報はあまり見当たりませんでした。
結果上ではどちらかというと女の子が多いですね。
なぜコーヒーが飲めなくなってしまうのか?
なぜ、コーヒーが飲めなくなるのかというと、
妊娠中は体内のホルモンバランスが大きく変化して、
プロゲステロンという女性ホルモンが多くなります。
このホルモンバランスの変化によって食の好みにも影響し、
妊娠中にコーヒーが飲めなくなったという方は少なくありません。
食の変化としては、油っこい物が食べたくなったり、塩っぱい物が食べたくなったり、アイスがたべたくなったりと、
食の変化は様々です。
飲み物に関してはコーラがすっきりする、グレープフルーツジュースがすっきりとするというように
つわり中の飲み物にも変化が起きています。
その中にコーヒーが飲めなくなるという食の変化があるという感じになります。
そもそもカフェインは摂取しても良いのか?
コーヒーが飲めなくなったのであれば、コーヒーに関するカフェインの心配は
する必要はありませんが、カフェインは他にもエナジードリンクや
コーラ、ココア、チョコレート、紅茶、緑茶などに含まれていますので、
カフェインを心配する方もおられるでしょう。
妊娠中に1日に摂取しても良いカフェイン量を見ていくと、
世界保健機関(WHO)によると1日に摂取しても良いカフェイン量は300mg/日(コーヒーをマグカップで約2杯)としています。
英国食品基準庁(FSA)では、1日あたりのカフェイン摂取量を200mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)に制限するように求めています。
カナダ保健省(HC)では、1日のカフェイン摂取量を300mg(コーヒーをマグカップで約2杯)に制限するようにいっています。
参照:厚生労働省
というように、海外ではカフェイン摂取許容量が決まっており、
制限の厳しいFSAでも1日に200mgまでならカフェインを摂取して良いことになっています。
日本には海外のような制限はありませんが、
産婦人科医の多くはコーヒーなら1~2杯なら飲んでも良いと言っています。
参照:ママ、あのね。
このコーヒーの種類が何の種類かわかりませんが、
コンビニのコーヒーで行くと、1杯あたり100mg程度のカフェインが含まれていますので、
それが2杯ということなので、大体200mgのカフェインは摂取しても良いことになります。
コーヒーのカフェインが1~2杯程度なら大丈夫と言われていますので、
緑茶や紅茶、コーラなどに含まれるカフェインだと、コーヒーよりもカフェイン含有量は少ないため、
過剰に飲まなければ特に問題はありません。
まとめ
妊娠中にコーヒーが飲めなくなったからといって医学的には生まれてくる赤ちゃんの性別に関係はありません。
ジンクス的なものも調べて見ましたが、情報が出てきませんでしたが、
気になっている方はおられるようでした。
ネット上の結果としては、コーヒーが飲めなくなった人からは女の子が生まれている確率が若干多いように感じましたが、
もっと膨大な統計を取ると半々程度で落ち着きそうな感じがします。
ただ、このようにジンクスについて考えている間は、
性別はどっちかな?と考えますので、
その時間は有意義なものになっていると思います。