妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
サンドイッチは食べても良いのでしょうか?注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のサンドイッチについて紹介致します。
妊娠中サンドイッチは食べても良いの?
妊娠中のどの時期においてもサンドイッチは食べても構いません。
ツナやハム、チーズなど様々な種類がありますが、
日本で販売されるサンドイッチならどの種類のサンドイッチでも安心して食べることができます。
ただし、生ハムの入ったサンドイッチはトキソプラズマに感染する可能性があるため、
控えるようにしましょう。
注意点はあるの?
注意点としては、生ハムやスモークサーモンを使用しているサンドイッチは控えるようにしましょう。
ツナはマグロから出来ており、水銀を気にされる方がいると思いますが、
ツナに使用されているマグロの種類は水銀量の少ないビンナガマグロ、キハダマグロなどですので、水銀の心配をする必要はありません。
ハムについても生ハムでない限り、加熱殺菌されておりますので、
そのまま食べることができます。
チーズはプロセスチーズといって加熱して一度溶かしたものを使用していますので、
こちらもリステリア菌などの心配をする必要はありません。
また、種類によってはナチュラルチーズを使用しているものもあるかもしれませんが、
日本で販売されているチーズについては乳の段階で加熱殺菌されたもので作られていますので、こちらについても心配する必要ありません。
海外で販売されているサンドイッチはチーズが未殺菌乳を使用して作られている可能性がありますので、
チーズが入ったサンドイッチは控えるようにしてください。
次に、卵についてですがこちらも加熱されていますので、
特に問題なく食べることができます。
仮に半熟卵が入っていたとしても日本の場合はあまり問題にはなりません。
そして、レタスですが日本の場合だとちゃんと洗われたものが使われていますので、
リステリア菌の心配はありません。
サンドイッチばかり食べても良いの?
毎日サンドイッチを食べる、毎食サンドイッチを食べるというのは、
様々な種類のサンドイッチを食べていれば、あまり問題にはなりませんが、
できれば、サンドイッチだけではなく、様々なものを食べるようにした方が良いでしょう。
では、サンドイッチばかり食べてもなぜあまり問題にならないのか、
栄養素を見ていきましょう。
サンドイッチ1人前の成分としては、種類によって全く異なるところではありますが、
糖質 16.99g
食物繊維 0.85g
タンパク質 12.2g
炭水化物 17.84g
ビタミンA 77.67μg
ビタミンD 0.8μg
ビタミンE 2.14mg
ビタミンK 17.01μg
ビタミンB1 0.23mg
ビタミンB2 0.19mg
ナイアシン 2.44mg
ビタミンB6 0.1mg
ビタミンB12 0.41μg
葉酸 25.36μg
ビタミンC 15.15mg
食塩相当量 2.14g
カリウム 158.14mg
カルシウム 30.88mg
マグネシウム 16.82mg
リン 190.51mg
鉄 0.95mg
亜鉛 1.05mg
このようになっています。
参照:カロリーSlism
このデータは一部のサンドイッチのデータですので、
例えば、魚のフライが入ったサンドイッチの場合ですと、
タンパク質やDHAなどが豊富に含まれることになりますし、
とんかつが入ったものですと、ビタミンB群やタンパク質が豊富に含まれることになります。
ですので、サンドイッチばかり食べる場合は、様々な種類のサンドイッチを
食べるようにすると、あまり問題にはならないと判断します。
同じ種類のサンドイッチばかり食べていると栄養バランスに偏りが見られるため、
できれば、同じ種類のサンドイッチばかり食べるというのは避けてください。
つわり時期で同じサンドイッチしか食べることが出来ない場合、
食べられる時に食べられるだけ食べるというのが基本的な考え方ですので、
あまり栄養などのことは考えずに食べてもらって構いません。
先にも書きましたがサンドイッチばかりを食べるのではなく
様々な料理を食べることを推奨します。
まとめ
妊娠中のどの時期においてもどの種類のサンドイッチでも食べることができます。
ただし、生ハムの入ったサンドイッチは念のため避けるようにしておけば安心でしょう。
サンドイッチばかり食べる生活についても様々な種類のサンドイッチを
食べているなら大して問題にはなりません。
つわり時期で1種類のサンドイッチしか食べられないと言う場合は、
食べられる時に食べられるだけ食べるというのが基本的な考え方ですので、
栄養などのことは気にせず食べてもらって構いません。