妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
ピクルスは食べても良いのでしょうか?リステリア菌が心配なところです。
こちらでは妊娠中のピクルスについて紹介致します。

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妊娠中ピクルスは食べても良いの?

ピクルス

結論から言うと日本で販売されているピクルスであれば問題なく食べることができます。
海外では不衛生であることがあるためリステリア菌が存在する可能性が否定できませんが、
日本で販売される物は日本の食品衛生法に則って衛生管理がされていますので、
外国産のピクルスであっても日本で販売されていれば、その法律を厳守していますので、
リステリア菌が存在することはありません。

海外のコールスローサラダは不衛生に作られたため、1980年代にリステリア症の集団感染が相次いだ事例がありますので、
海外でピクルスを購入する際はリステリア菌が存在する可能性が否定できませんので、注意してください。

妊娠中コールスローサラダは食べてもいいの?リステリア菌は大丈夫?

どれくらいの量食べても良いの?

ピクルスの原料で気になる成分は塩分となります。
ピクルス100gの塩分量はスイートピクルスで1.1g、
サワーピクルスで2.5gとなります。

妊娠中の1日の塩分摂取目標量は厚生労働省によると6.5g未満とされています。
ですので、サワーピクルスの場合100gも食べてしまうと、
ピクルスだけで塩分を2.5gも摂取してしまうことになるため、
食事からの塩分摂取を考えると摂り過ぎになる可能性があります。

ピクルス100gというと小さいきゅうりのピクルス15本程度。
中程度の大きさのピクルスだと5本程度。
大きいピクルスだと2本程度となります。

どの大きさのピクルスを食べるかによって本数は変わってきますが、
100gで2.5gの塩分量と考えると、1日にピクルスは25g程度で抑えておいた方が良いかも知れません。

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塩分を摂り過ぎるとどうなるの?

1日程度塩分を多く摂取したとしても問題にはならないのですが、
日常的に塩分を摂り過ぎていると、むくみがひどくなったり、
高血圧のリスクを高めたり、
赤ちゃんを育てるための体内のバランスがくずれやすくなります。
参照:エレビット

妊娠高血圧症候群になると胎盤に送られる血液量が減少して、赤ちゃんに酸素や栄養がうまく行き渡らなくなる可能性を高め、
その結果、赤ちゃんの発育不全や機能不全を引き起こす可能性が高まったりします。
参照:HOW TO MARRY

塩分を摂り過ぎている場合の対処法は?

食生活を見直すことが前提となるのですが、
カリウムを摂取することで、摂取した塩分を排出する作用があるため、
カリウムを摂取することをお勧めします。

カリウムが多く含まれる食材として100gあたりで挙げると
切り干し大根 3500mg
ドライトマト 3200mg
アボカド(生) 720mg
ほうれん草(生) 690mg
人参(生) 630mg

ドライマンゴー 1100mg
ドライバナナ 1300mg
干し柿 670mg
バナナ(生) 360mg

干しひじき(乾燥) 6400mg
乾燥わかめ 5200mg
あおさ(素干し) 3200mg
焼き海苔 2400mg
わかめ(生) 730mg

このようにカリウムを多く含む食材はたくさんあります。
塩分を摂り過ぎている場合は、カリウムの多い食材を積極的に摂り入れましょう。
なお、カリウムには摂取上限はありませんので、心配する必要はありません。

つわりでピクルスしか食べられない場合は?

つわり時期でピクルスしか食べられない場合、
つわり時期の考え方としては食べられる物を食べられる時に食べられるだけ食べる
というのが基本的な考え方ですので、食べられるものを食べるようにしましょう。

ピクルスしか食べていなくて赤ちゃんのことが心配になる方もおられると思いますが、
赤ちゃんはママが元々蓄えている栄養をしっかりと吸収して成長していきますので心配する必要はありません。

ただし、つわりが終わって何でも食べられるようになったら
栄養やカロリー、塩分のことを意識した食生活に戻すようにしましょう。

まとめ

妊娠中のどの時期においても日本で販売されているピクルスは食べても問題ありません。
外国産のピクルスであっても日本で販売されているなら日本の食品衛生法に従って、衛生管理はされていますので
安心して食べることができます。

海外で販売されているピクルスだとどのような衛生管理がなされているかわからないため、
リステリア菌が存在する可能性もありますので、海外で販売されているピクルスは食べないようにしましょう。

ピクルスはカロリーよりも塩分の方が成分としては気になりますので、
食べ過ぎると塩分過多になる可能性がありますので注意してください。

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