妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
マグロは加熱すれば食べられるのでしょうか?
こちらでは妊娠中の加熱マグロについて紹介致します。

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妊娠中マグロは加熱すれば食べられる?

マグロ

マグロを生で食べる場合、気をつけなければいけないのは、
リステリア菌や腸炎ビブリオなどの食中毒が気になります。
また、昨今では青魚だけではなく様々な魚種にアニサキスが確認されていますので、
マグロにも存在する可能性があります。

これらの菌や寄生虫は加熱(中心部が75℃以上で1分以上)すれば
死滅しますので、マグロを加熱すると食中毒に関しては問題なくなりますので、
安心して食べることができます。

ただし、マグロの表面だけを炙ったものは、中が生ですので、
リステリア菌などの食中毒の心配が出てきます。
気になるようでしたら生ものは控えた方が良いでしょう。

水銀にも注意しなければならない!加熱するとどうなるの?

マグロには他の魚と比べて水銀含有量が多いです。
厚生労働省では、メカジキ、クロマグロ、メバチマグロは水銀含有量が多いため、
1週間あたり80g程度で抑えるように言っており、
マカジキ、ミナミマグロについては1週間あたり160g程度で抑えるように言っています。
参照:厚生労働省

マグロをたくさん食べてしまったとしても、直ちに赤ちゃんに影響があるというわけではないですが、
厚生労働省で制限がかけられている魚になりますので、
1週間に80g程度でとどめておいた方が良いでしょう。

例えば、マグロ丼などを食べるとおよそ200g程度のマグロが
入っていますので、これは食べ過ぎになります。

にぎり寿司の場合、1貫でマグロが平均で15g乗っていますので、
これを5~6貫程度なら良いですが、それ以上食べると食べ過ぎになります。

なお、加熱したからといって水銀量が減るということはありませんので、
食べる量には気をつけてください。

マグロの加熱料理は?

マグロを焼いた焼きマグロがポピュラーかと思いますが、
その他にもマグロの竜田揚げ、マグロのにんにく醤油焼き、
マグロの生姜煮、マグロの唐揚げ、マグロと里芋の煮物
など、様々な加熱する料理があります。

どれも美味しいのですが、水銀のことがありますので、
食べ過ぎないようにくれぐれも注意してください。

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ツナ缶はどうなの?

ツナ缶にはマグロが使われていますが、
ツナ缶に使用されているマグロはビンナガマグロ、キハダマグロになりますので、
水銀はあまり含まれていませんので、心配する必要はありません。

また、ツナ缶は加熱されていますので、リステリア菌などの食中毒の心配もありません。

まとめ

マグロを加熱したからといって水銀量は変わりませんので、
マグロの種類にもよりますが、1週間に80g程度で抑えてください。

マグロは加熱することによりリステリア菌や腸炎ビブリオ、アニサキスなどは
死滅しますので、食中毒の心配はなくなります。

生ものが気になる場合は、しっかりと加熱してから食べるようにしましょう。

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