妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
アセロラジュースは飲んでも良いのでしょうか?何か注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のアセロラジュースについて紹介致します。
妊娠中アセロラジュースは飲んでも良いの?
結論から言うと妊娠中のどの時期においてもアセロラジュースは飲んでも構いません。
清涼飲料を飲むよりもよほど健康的なので積極的に飲んでも良いです。
ただし、1日に2Lなど飲み過ぎは遊離糖類の摂りすぎにあたる可能性が出てくるため、
過剰に飲むということは控えた方が良いかも知れません。
アセロラジュースの栄養は?
アセロラジュースの栄養を見てみると、100mlあたり
エネルギー 40kcal
タンパク質 0.1g
脂質 0g
炭水化物 10.5g
ビタミンA 3μg
ビタミンE 0.1mg
パントテン酸 0.03mg
ビタミンC 120mg
ナトリウム 1mg
カリウム 13mg
カルシウム 1mg
マグネシウム 1mg
リン 2mg
鉄 0.1mg
亜鉛 0.1mg
銅 0.04mg
このようになっています。
参照:カロリーSlism
この中で特筆すべき栄養はビタミンCになります。
実はビタミンC含有量はレモンの8倍以上とも言われており、
かなり優れた飲み物となります。
ビタミンCの効果としては骨や腱などの結合タンパク質であるコラーゲンの生成に必須の化合物で
細血管・歯・軟骨などを正常に保つ働きがあるほか、皮膚のメラニン色素の生成を抑え、日焼けを防ぐ作用や、ストレスやかぜなどの病気に対する抵抗力を強める働きがあります。
また、ポリフェノールも含まれているため妊娠中にはおすすめの飲み物と言えます。
どれくらいの量飲んでも良いの?
アセロラジュースをおやつとするのであれば、
妊娠中の1日のおやつの摂取量は厚生労働省の食事バランスガイドによると
200kcal以下が望ましいとされていますので、
アセロラジュースだけがおやつの場合は、1日に500ml飲んでも良い計算になります。
アセロラジュースを500ml飲んでおやつも他に食べるとなると
総摂取カロリーが多くなり、それを毎日続けていると肥満になる可能性が高まります。
肥満になると妊娠糖尿病や妊娠高血圧症のリスクも高くなりますので注意が必要です。
おやつも食べると言う場合は、アセロラジュースは200ml程度に抑えておいた方が良いでしょう。
検査の前に飲むとひっかかる?
検査の前にアセロラジュースを飲むと遊離糖類が多いため、
糖の摂りすぎとなり検査にひっかかることがあります。
ですので、検査前には飲まない方が良いでしょう。
つわり時期でアセロラジュースしか飲めない場合は?
つわり時期でアセロラジュースしか飲めない場合、
つわり時期の考え方としては食べられるもの飲めるものを食べられる時に飲める時に食べられるだけ飲めるだけ食べる飲む
というのが基本的な考え方ですので、この時期は飲めるものを飲んで良いです。
アセロラジュースしか飲んでいなくてお腹の赤ちゃんが心配という方もおられると思いますが、
お腹の赤ちゃんはママがもともと蓄えている栄養をしっかりと吸収して成長しますので心配はいりません。
ただし、摂取するのが炭水化物だけになってしまいますので、
ちょっとずつで良いので、タンパク質や脂質で摂取できる食べ物や飲み物を探すと良いでしょう。
つわりが終わり何でも食べられるようになったら
栄養やカロリーなどを意識した食生活に戻すようにしてください。
まとめ
妊娠中のどの時期においてもアセロラジュースは飲んでも構いません。
ただし、つわり時期でもないのに1日に2Lなど飲んでいるとカロリーの摂りすぎになり
太る可能性が出てきますので、飲むとしてもほどほどの量にしておいてください。
1日に飲む量としてはおやつを食べない前提で行くと500mlは飲んでも構いませんが、
おやつを食べるということであれば、アセロラジュースは1日に200ml程度で抑えておいた方が良いでしょう。