妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
湯豆腐は食べても良いのでしょうか?昆布だしは大丈夫なのでしょうか?
こちらでは妊娠中の湯豆腐について紹介致します。

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妊娠中湯豆腐は食べても良いの?

湯豆腐

結論を言うと妊娠中湯豆腐は食べても構いませんが、
雑炊にして汁まで全部食べるということを毎日繰り返すということがなければ問題ありません。

昆布だしですが、昆布だしにつけた豆腐や野菜などを食べてもヨウ素の摂りすぎにはなりません。
1日程度雑炊にして食べたとしても特に問題にはなりません。

ヨウ素の摂取量と昆布だしのヨウ素量について

妊娠中のヨウ素摂取推奨量としては、1日200μgとされています。
参照:食品安全委員会

耐容上限としては、1日2.2mgとされています。
なお、過剰摂取すると新生児に甲状腺機能低下が生じることがあり、
甲状腺機能低下をきたした乳児に関しては耐容上限を超える2.28~3.18mg/日であると推定されています。
参照:厚生労働省

次に昆布だしのヨウ素量ですが、加熱後は47.9μg/mL程度の量含まれています。
参照:日本微量栄養素学会

仮に昆布だしを200ml摂取したとすると、9.58mg程度のヨウ素を摂取することになります。

ただし、甲状腺機能低下が生じるのは1回上限を超えただけでなるのではなく、
日常的に越えていた場合に生じるとされていますので、
1日程度越えたからといって問題になることはないでしょう。

そもそも昆布だしを200mlも摂取するということはないでしょうし、
雑炊にしてもせいぜいその日に摂取する昆布だしの量は100ml程度かと思います。

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妊娠中に湯豆腐はおすすめ?

湯豆腐はメインが豆腐ですので、大豆タンパク質が摂取できますし、
寒い時期には体が温まりますので、妊娠中でなくてもおすすめと言えます。

ただし、毎日湯豆腐になるとヨウ素摂取量が気になりますので、
毎日食べるというのは控えた方が良いでしょう。

どうしても毎日食べたいということであれば、
昆布ではなく鰹節などで出汁を取って食べるとヨウ素の心配はなくなります。

また、昆布だしで頻繁に食べたいということであれば、
だしは飲まないようにしてください。

どれくらいの量食べても良いの?

豆腐の摂取上限はありませんが、大豆イソフラボンの過剰摂取は控えた方が良いと言われており、
その理由として妊娠中の体に重要な役割を果たすエストロゲンと似たような成分構造をしているため、
妊婦の体に影響を与えるのではないかと言われることがあるからです。

ですので、日常的に食べるのでしたら半丁程度で抑えて、
たまに食べる分には1丁(350~400g)食べても問題はないでしょう。

なお、豆腐1丁のカロリーはおよそ240kcal程度あります。

まとめ

妊娠中のどの時期においても湯豆腐は食べても構いません。
ただし、昆布でだしを取るのであれば、毎日食べないようにしてください。
毎日食べるのであれば、昆布ではなく鰹などで出汁を取るとヨウ素の心配はいりません。

また、たまに食べるのであれば雑炊をしても問題ありません。

豆腐の食べる量としては、たまに食べるのであれば1丁程度なら食べても構いませんが、
毎日食べるのであれば半丁程度がちょうど良い量になります。

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