妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
韓国海苔は食べても良いのでしょうか?塩分量などが気になります。
こちらでは妊娠中の韓国海苔について紹介致します。

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妊娠中韓国海苔は食べても良いの?

韓国海苔

結論を言うと妊娠中のどの時期においても韓国海苔は食べても構いません。
ただし、食べ過ぎると塩分の摂り過ぎになる可能性がありますので、食べ過ぎには注意してください。

どれくらいの量食べても良いの?

気になる成分としては塩分になります。
韓国海苔の塩分量を見てみると、8切8枚で1袋のものだと1袋で0.14gとなっています。
参照:KOZEN

ただ、カロリーSlismを見てみると、韓国海苔6g(焼き海苔1枚)で1.03gも塩分が含まれており、カロリーも近しいものなので量は同程度と考えると
メーカーによって塩分量が大きく違いがあるようです。
参照:カロリーSlism

厚生労働省を見てみると1日の塩分摂取目標量は18歳以上の女性で6.5g未満となっています。
これを1食に置き換えると2.1g程度で抑えないといけない計算になります。

例えばカップ麺を汁まで全部飲むとすると1杯で4~6g程度の塩分を摂取してしまうことになりますので、
1食で2.1gで抑えるのはなかなか難しいことがわかるかと思います。

それを踏まえて、1食で韓国海苔をどれくらい食べても良いのか考えてみると、
全体の食事が薄味であれば、1食に1~2袋は食べても問題ないでしょう。
塩分を気にされる方は1食につき1袋(8枚)でとどめておいた方が無難ですし、
もっと気をつけるのであれば1日に1袋で抑えても良いかも知れません。

塩分が多い韓国海苔の場合は、焼き海苔1/2枚程度(約3g)で抑えておいた方が良いでしょう。

塩分を摂り過ぎるとどうなるの?

塩

1日程度塩分を摂り過ぎたからといって特に問題になることはないのですが、
日常的に塩分を摂り過ぎていると
妊娠中はむくみやすいのですが、そのむくみがさらにひどくなったり、
高血圧のリスクを高めたり、
赤ちゃんを育てるための体内のバランスがくずれやすくなります。
参照:エレビット

妊娠高血圧症候群になると胎盤に送られる血液量が減少して、赤ちゃんに酸素や栄養がうまく行き渡らなくなる可能性を高め、
その結果、赤ちゃんの発育不全や機能不全を引き起こす可能性が高まったりします。
参照:HOW TO MARRY

塩分を摂り過ぎている場合の対処法は?

人参

食生活を見直すことが前提となるのですが、
カリウムを摂取することで、摂取した塩分を排出する作用があるため、
カリウムを摂取することをお勧めします。

カリウムが多く含まれる食材として100gあたりで挙げると
切り干し大根 3500mg
ドライトマト 3200mg
アボカド(生) 720mg
ほうれん草(生) 690mg
人参(生) 630mg

ドライマンゴー 1100mg
ドライバナナ 1300mg
干し柿 670mg
バナナ(生) 360mg

干しひじき(乾燥) 6400mg
乾燥わかめ 5200mg
あおさ(素干し) 3200mg
焼き海苔 2400mg
わかめ(生) 730mg

このようにカリウムを多く含む食材はたくさんあります。
塩分を摂り過ぎている場合は、カリウムの多い食材を積極的に摂り入れましょう。
なお、カリウムには摂取上限はありませんので、心配する必要はありません。

ヨウ素は大丈夫なのか?

韓国海苔6g(焼き海苔1枚分)あたりのヨウ素量は63.01μgとなっています。

まず1日に摂取すべきヨウ素量を見てみると、
推定平均必要量は1日0.095mg、推奨量が1日0.13mgとされています。
参照:環境省

1日の摂取上限量としては非妊娠時および妊娠時は2.2mgになります。
参照:厚生労働省

1日の摂取上限が2.2mgなので、韓国海苔をたくさん食べたとしても
ヨウ素の摂りすぎにならないことがわかります。
焼き海苔1枚分食べたとしても0.063mgなので、推奨量にも満たない量です。

ですので、ヨウ素の心配はする必要はありません。

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韓国海苔の栄養は?

1食6gあたりの栄養を見てみると、

エネルギー 27kcal
タンパク質 1.24g
脂質 2.11g
炭水化物 1.33g

ビタミンA 69μg
ビタミンE 0.15mg
ビタミンK 11.8μg
ビタミンB1 0.02mg
ビタミンB2 0.07mg
ナイアシン 0.36mg
ビタミンB6 0.02mg
ビタミンB12 1.7μg
葉酸 57μg
パントテン酸 0.04mg
ビオチン 1.41μg
ビタミンC 6.3mg

ナトリウム 405.9mg
カリウム 73mg
カルシウム 8.64mg
マグネシウム 9.18mg
リン 21.02mg
鉄 0.33mg
亜鉛 0.11mg
銅 0.02mg
マンガン 0.11mg
ヨウ素 63.01μg
セレン 0.3μg
クロム 0.2μg
モリブデン 6.6μg

食物繊維 総量 1.08g
食塩相当量 1.03g

このようになっています。
参照:カロリーSlism

この中で多く含まれている成分としては、
ビタミンK、ビタミンB12、葉酸、ヨウ素、モリブデン、食塩となります。

ビタミンKは骨に存在するカルシウム結合タンパク質を活性化し、
カルシウムの骨への沈着を促して流出を防ぐ働きがあります。

ビタミンB12は赤いビタミンとも呼ばれており、血液を作る造血作用があるのが特徴で、
眼精疲労や肩こり、神経痛の改善も期待できます。

葉酸は妊娠中、特に妊娠初期には欠かせない成分で、
厚生労働省でも普段の食事に加えてサプリメントなど補助食品からの摂取も推奨しています。

ヨウ素は、甲状腺の正常な機能に不可欠な栄養素で、この成分が不足すると
甲状腺機能低下症などの異常を来すことがあります。

モリブデンは、血液内で鉄が不足してしまうと、肝臓に蓄えられている鉄の運搬を助け、血液をつく る働きを促進します。 そのため、鉄欠乏性貧血の予防も期待されています。

また、鉄分も意外と豊富に含まれていますので、
塩分が割と多いため量は食べることは出来ませんが、
鉄の補給の足しにはなります。
特に、妊娠中期後期にかけては鉄分を多く摂取しないといけない時期で、
摂取しないと不足してしまい貧血や氷が無性に食べたくなる「氷食症」などの症状が現れる場合があります。

つわり時期で韓国海苔しか食べられない場合は?

つわり時期で韓国海苔しか食べられない場合、
つわり時期の考え方としては食べられるものを食べられる時に食べられるだけ食べる
というのが基本的な考えなので、食べられる時に食べれば良いのですが、
塩分のことがありますので、塩分を気にするのであれば、
1日にどれくらい食べても良いかというと、焼き海苔6枚分程度は食べても良い計算になります。

韓国海苔はメーカーによって塩分量が大きく違いがあるようなので、
塩分量を確認して塩分が6.5g未満になるように食べると良いでしょう。

とはいえ、つわりはずっと続くものではありませんので、
厳密な量を意識しなくても問題はありません。

ただし、つわりが終わって何でも食べられるようになったら
カロリーや栄養、塩分のことを意識した食生活に戻してください。

まとめ

妊娠中のどの時期においても韓国海苔は食べても構いませんが、
多量に食べると塩分の摂り過ぎになる可能性がありますので、
食べる量には注意してください。

メーカーによって塩分量に違いがありますので、
たくさん食べたい場合は塩分ひかえめの韓国海苔を購入することをお勧めします。

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