妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
玉ねぎは妊婦さんにとっておすすめなのでしょうか?生の場合は食べても良いのでしょうか?
こちらでは妊娠中の玉ねぎについて紹介致します。

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妊娠中玉ねぎはおすすめ?

玉ねぎ

玉ねぎの栄養を見てみると、
可食部100gあたり

エネルギー 37kcal
水分 89.7g
タンパク質 1.0g
脂質 0.1g
炭水化物 8.8g
飽和脂肪酸 0.01g
不飽和脂肪酸 0.03g
食物繊維 1.6g

βカロテン 0μg
ビタミンE 0.1mg
ビタミンK Tr
ビタミンB1 0.03mg
ビタミンB2 0.01mg
ナイアシン 0.1mg
ビタミンB6 0.16mg
葉酸 16μg
パントテン酸 0.19mg
ビタミンC 8mg

ナトリウム 2mg
カリウム 150mg
カルシウム 21mg
マグネシウム 9mg
リン 33mg
鉄 0.2mg

このようになっています。
参照:foodslink

この他に硫化アリル、ケルセチンという成分が含まれており、
血液をサラサラにしてくれる効果があったり、疲労回復効果、免疫力アップ、動脈硬化予防などが挙げられます。
その他、カリウムという成分は体内の塩分を体外に排出してくれる働きがありますので、
むくみ解消に役立ちます。

むくみ解消に役立つカリウムは結構いろんなものに含まれていますので、
わざわざ玉ねぎから摂取する必要はないのですが、
硫化アリルについては、ネギ類、ニラ、にんにくにしか含まれていませんので、
玉ねぎから摂取する理由は大いにあります。

ただし、硫化アリル(アリシン)は熱に弱いため
加熱しすぎると壊れてしまいますので、生で食べるかさっと炒めるかでとどめて
食べる必要があります。

他に比較的多く含まれている成分としては
ビタミンB1、ビタミンB2でしょうか。

栄養面を見てみると妊婦さんに絶対におすすめというわけでもありませんが、
栄養は様々なものから摂取した方が良いので、玉ねぎもその一部として
活用すると良いでしょう。

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たまねぎは生で食べても大丈夫?

結論をいうとしっかり洗っていれば生で食べても良いです。
水にさらさないと辛いかも知れませんが、
辛み成分こそが硫化アリル(アリシン)の特徴なので、
できれば水にさらさず食べた方が栄養は摂取できます。

なお、玉ねぎ程度の辛さであれば妊娠中に食べても問題ありません。

おすすめ

玉ねぎは様々な料理に使える重宝する野菜

玉ねぎは炒め物や煮物、サラダなど様々な料理に使えますので、
重宝する野菜です。

カレーには必須ですし、肉じゃがや野菜炒め、
炒めれば炒めるほど甘味が強くなりますので、
ソース作りなどにも重宝します。

簡単なレシピとしては、玉ねぎをスライスして
水にさらして玉ねぎサラダにするというのは非常に簡単に一品できます。
ポン酢をかけたりマヨネーズで和えたりすると美味しいですね。

どれくらいの量食べても良いの?

特に決まった量というものがありませんので、常識範囲内であれば
特に量を気にせず食べても構いません。

ただ、生のたまねぎに関しては1日の適量が50gとされています。
ですので、生で食べる場合は上記の量程度でとどめておきましょう。

アリシンを摂りすぎると腹痛や下痢、便秘などを引き起こす可能性がありますので、
たくさん食べたいならしっかりと加熱してから食べると良いでしょう。

まとめ

妊娠中に玉ねぎは絶対におすすめというわけではありませんが、
食物繊維やカリウム、ビタミンB1、ビタミンB2などが摂取できますし、
様々な料理に使われる野菜であるため、
料理をするときにかなり重宝します。

生で食べればアリシン(硫化アリル)を摂取できるため、
健康にも良いですし、炒めれば炒めるほど甘味が強くなるのも特徴で、
その甘味を活かした料理はオニオンスープやソースなど多く存在します。

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