妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
デコポンは食べても良いのでしょうか?何か注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のデコポンについて紹介致します。
妊娠中デコポンは食べても良いの?
結論から言うと妊娠中のどの時期においてもつわり時期でも
デコポンは食べても構いません。
ただし、食べ過ぎると糖の摂りすぎになり
妊娠糖尿病のリスクを上げてしまいますので、
食べ過ぎには注意してください。
どれくらいの量食べても良いの?
厚生労働省の「妊産婦のための食事バランスガイド」では主食や主菜、副菜(野菜類)プラスして
1日の果物を摂る目安として下記のように推奨しています。
- 妊娠初期・・・約200g
- 妊娠中期、後期・・・約300g
デコポン1つの可食部の量を見てみると、
約275g程度になります。
ですので、妊娠初期の場合2/3程度、
妊娠中期から後期の場合、1つ食べるとちょうど良い量になります。
ただし、厚生労働省の量は目安ですので、
多少オーバーしても特に問題はありません。
ですので、妊娠初期であってもデコポンを1つ食べても良いでしょう。
デコポンを食べるメリットは?
デコポンを食べるメリットとしてはビタミン類が摂取できること、
食物繊維が摂取出来ることでしょう。
また、カリウムも豊富に含まれており、
カリウムは体内の塩分を体外に排出する働きがあるため、
妊娠中は特に嬉しい成分となっています。
おやつとしてデコポンを食べる場合
妊娠中のおやつの量は厚生労働省の食事バランスガイドによると
1日200kcal以下が望ましいとされています。
デコポン1個のカロリーを見てみると、
約80kcalとなっていますので、
おやつとして食べる場合はデコポンだけがおやつであるなら
2個は食べても良い計算になります。
スナック菓子などを食べるよりもよっぽど健康的ですので、
おやつとしてデコポンを食べることは良いことだと考えます。
つわり時期でデコポンしか食べられない場合は?
つわり時期の考え方としては食べられる物を食べられる時に食べられるだけ食べる
というのが基本的な考え方ですので、食べられる時にデコポンを食べるようにしましょう。
デコポンしか食べていなくてお腹の赤ちゃんが心配になるかもしれませんが、
お腹の赤ちゃんはママが元々蓄えている栄養をしっかりと吸収して成長しますので、
心配する必要はありません。
ただし、つわりが終わり何でも食べられるようになったら
栄養やカロリーのことを意識した食生活に戻すようにしてください。
まとめ
デコポンは妊娠中のどの時期においても食べることができます。
食べる量としては妊娠初期で果物を200g、
妊娠中期から後期だと300gを目安に食べるようにしましょう。
おやつとしてデコポンを食べる場合は
おやつのカロリーは200kcal以下が望ましいとされていますので、
デコポンだけがおやつとするなら2個は食べても良いです。