妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
ピータンは食べても良いのでしょうか?サルモネラ菌などが気になります。
こちらでは妊娠中のピータンについて紹介致します。

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妊娠中ピータンは食べても良いの?

ピータン

結論から言うと妊娠中のどの時期においてもつわり時期でもピータンは食べても構いません。
賞味期限がかなり過ぎているなどでない限り食中毒になる確率は極めて低いです。

サルモネラ菌は大丈夫なのか?

ピータンはpHがサルモネラの増殖範囲外にあるため、
例え汚染卵が使用されていたとしても菌は増殖しませんので、
基本的にサルモネラ菌による食中毒は起こりません。
参照:アサマ化成

調べたところサルモネラ菌による食中毒の事例も見つかりませんでしたので、
基本的に安全なものだと思ってもらってかまいません。

ピータンはなぜ固まっているの?

ピータンはアルカリ変性といって卵に熱を加えるとタンパク質が変性するように
アルカリが卵殻の気孔から強アルカリが染みこんでタンパク質が変性し、
アミノ酸などが卵白中にある微量な糖分と反応することで褐変化して、ゲル化するため
固まります。
参照:昔の味たまご

どれくらいの量食べても良いの?

1日の制限はありませんが、全国鶏卵消費促進協議会では1日2個の卵を食べることを勧めていますので、
ピータンも2個程度食べると良いと言いたいところですが、
1個あたりに塩分が1.1g含まれていますので、
食べたとしても1個でとどめておいた方が良いでしょう。

ピータンの栄養は?

ピータン1個(55g)あたりの栄養を見てみると、

エネルギー 104kcal
タンパク質 7.54g
脂質 9.08g
炭水化物 0g

ビタミンA 121μg
ビタミンD 3.41μg
ビタミンE 1.05mg
ビタミンK 14.3μg
ビタミンB2 0.15mg
ナイアシン 0.06mg
ビタミンB6 0.01mg
ビタミンB12 0.61μg
葉酸 34.65μg
パントテン酸 0.52mg
ビオチン 8.8μg

ナトリウム 429mg
カリウム 35.75mg
カルシウム 49.5mg
マグネシウム 3.3mg
リン 126.5mg
鉄 1.65mg
亜鉛 0.72mg
銅 0.06mg
マンガン 0.02mg
ヨウ素 18.7μg
セレン 15.95μg
モリブデン 2.75μg

食塩相当量 1.1g

このようになっています。
参照:カロリーSlism

この中で多い成分はビタミンD、ビタミンK、ビタミンB12、鉄分、セレンになっております。
卵ですので、タンパク質も多く含まれていますので、
ピータンでタンパク質やビタミン類、鉄分を補うのは健康に良いでしょう。

ただし、塩分も多く含まれていますので、
食べたとしても1日1個で抑えておきましょう。

ピータンを美味しく食べれるレシピ

ピータンは殻を剥いてカットし、しばらく置くことでアンモニア臭が軽減されます。
臭いの取れたピータンに白髪ネギを乗せて醤油を垂らして食べるだけでも美味しいのですが、
他にも様々な食べ方があります。

豆腐の上に切ったピータンを乗せるピータン豆腐に
中華粥にピータンを乗せるだけで本格的な中華粥ができます。

ピータンに新生姜の甘酢漬け、ネギを乗せる生姜の甘酢漬け添えというのも美味しい食べ方になります。

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まとめ

妊娠中のどの時期においてもつわり時期でもピータンは食べて構いません。
サルモネラ菌もpHが増殖範囲外ですので、菌は増殖できませんので、
サルモネラ菌による食中毒の心配はまずないでしょう。

ただし、賞味期限を大幅に過ぎたピータンは他の食中毒の危険性がありますので、
賞味期限内に食べるようにすることと、殻を剥いたピータンはできるだけ早めに食べるようにしましょう。
翌日に持ち越す場合は冷蔵保存するようにしてください。

ピータンはタンパク質の他にビタミン類、葉酸なども摂取できる他、
鉄分も補うことが出来るため妊娠中におすすめの食材と言えますが、
食べ過ぎると塩分の摂り過ぎになる可能性がありますので、
食べたとしても1日1個で抑えておきましょう。

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