妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
キャラメルは食べても良いのでしょうか?また、キャラメルフラペーチのは飲んでも良いのでしょうか?
こちらでは妊娠中のキャラメルについて紹介致します。
妊娠中キャラメルは食べても良いの?
結論から言うと妊娠中のどの時期でもキャラメルは食べても構いません。
ただし、1日に多量に食べるとカロリー過多になる可能性がありますので、
つわり時期以外はほどほどにしておいてください。
どれくらい食べても良いの?
妊娠中の1日のおやつの摂取量は厚生労働省の食事バランスガイドによると
200kcal以下とされています。
キャラメルのカロリーを見てみると、
1粒あたり21kcal程度になります。
ですので、キャラメルだけをおやつとするのであれば、
1日に9個程度は食べても良い計算になります。
ジュースなどを飲まれる場合は、ジュースは100mlあたり40~50kcal程度ありますので、
200ml飲んだとしたら、キャラメルは4個程度に抑えておいた方が良いでしょう。
食べすぎるとどうなるの?
1日程度食べ過ぎたからといって特に問題はないのですが、
日常的に食べすぎている場合、カロリー過多が続くことになり
肥満の原因になります。
肥満になると妊娠糖尿病や妊娠高血圧症のリスクが高まりますので、注意が必要です。
つわり時期でキャラメルを食べているとつわりが軽減する場合は?
つわり時期でキャラメルや飴などを常に食べていないと気持ち悪くなるという方も少なくありません。
つわり時期の考え方としては食べられるものを食べられる時に食べられるだけ食べる
というのが基本的な考え方なのですが、これは特定のものしか食べられない場合やカロリーが足りていないときの考え方ですので、
何でも食べられるけどキャラメルなどを食べておかないと気持ち悪くなるという場合、
できれば量を減らした方が良いのですが、難しい場合はつわり時期だけですので
あまり量のことは気にせず食べて良いかと思います。
ただし、総摂取カロリーは減らした方が良いので、
キャラメルの代わりに炭酸水(無糖)のものを飲むことや
1日の食事の量やキャラメルを食べる量を決めておくということをすると総摂取カロリーは軽減されます。
キャラメルフラペチーノは飲んでも良いの?
結論を言うと飲んでも構いません。
カフェインが1杯あたり86mg含まれていますが、1杯程度なら飲んでも問題ありません。
カフェインは摂取してはいけないものではなく
コーヒー2杯程度なら飲んでも良いとWHOなどでは設定されています。
カフェイン量で言うと200~300mgまでなら良いとされており、
日本ではこのような制限は設けられておりませんが、産科医の多くは
コーヒーなら1~2杯(カフェイン200mg程度)なら摂取しても良いと言っています。
問題となるのは、カフェインではなくカロリーの方でしょう。
Tallサイズで302kcalありますので、
これを毎日飲むとなるとカロリーの摂り過ぎが続くことになりますので、
飲んだとしてもたまに飲む程度で抑えておいてください。
なお、飲んだ日はおやつは食べないでください。
まとめ
妊娠中のどの時期においてもキャラメルは食べても構いませんが、
食べづわりなどで食べ続けていないといけない場合は、摂取カロリーが心配になってきます。
この場合は、1日に食べる量を決めておく、炭酸水(無糖)で紛らわせるなどすると
総摂取カロリーは軽減できますので、工夫してみてください。
キャラメルフラペチーノについてはカフェインが入っているものの
胎児や母体に影響が出るような量ではありませんので、1杯程度なら
飲んでも問題ありませんが、
カロリーが高いため毎日飲むということは避けてください。