妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
茶碗蒸しは食べても良いのでしょうか?また中に入っている銀杏も気になるところです。
こちらでは妊娠中の茶碗蒸しについて紹介致します。

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妊娠中茶碗蒸しは食べても良いの?

茶碗蒸し

結論から言うと、妊娠中のどの時期でも茶碗蒸しは食べても構いません。
銀杏も食べ過ぎなければ問題ありませんので、茶碗蒸しに入っている程度の量は
何の問題にもなりません。

また穴子が入っていることがありますが、多量に食べるわけではありませんので、
ビタミンA(レチノール)の摂りすぎになることもありませんので、心配いりません。

毎日茶碗蒸しは食べても良いの?

毎日食べても問題ありません。むしろ卵のタンパク質が摂取できますし、
しいたけなどのきのこにエビなど様々な具材を一気に摂取することができますので、
健康に良いでしょう。

ただし、毎日は良くても毎食になると塩分の摂り過ぎになる可能性が出てきますので、
毎食食べるというのはつわり時期以外は控えた方が良いでしょう。

茶碗蒸しの種類にもよりますが、1人前あたりに1.2gの塩分が含まれています。
厚生労働省によると成人女性の1日の塩分摂取目標量は6.5g未満とされていますので、
毎食食べると茶碗蒸しだけで3.6gもの塩分を摂取することになりますので、
食べたとしても1日1食程度にとどめておいた方が良いでしょう。

茶碗蒸しの栄養は?

茶碗蒸しの栄養は1人前(146.6g)あたり

エネルギー 142kcal
タンパク質 10.23g
脂質 7.01g
炭水化物 7.04g

ビタミンA 86.07μg
ビタミンD 1.25μg
ビタミンE 0.76mg
ビタミンK 22.84μg
ビタミンB1 0.07mg
ビタミンB2 0.26mg
ナイアシン 1.8mg
ビタミンB6 0.09mg
ビタミンB12 0.65μg
葉酸 33.42μg
パントテン酸 1.16mg
ビオチン 12.75μg
ビタミンC 3.81mg

ナトリウム 636.52mg
カリウム 252.91mg
カルシウム 31.17mg
マグネシウム 19.28mg
リン 139.92mg
鉄 1.08mg
亜鉛 0.94mg
銅 0.07mg
マンガン 0.07mg
ヨウ素 7.26μg
セレン 17.17μg
クロム 0.32μg
モリブデン 4.02μg

このようになっています。
参照:カロリーSlism

特筆すべき栄養としては、セレンとビタミンKになります。
セレンは必須微量ミネラルと呼ばれ、甲状腺ホルモンの活性化に必須であり、
抗酸化作用で組織細胞の酸化を防ぐ働きをします。

ビタミンKは骨に存在するカルシウム結合タンパク質を活性化し、カルシウムの骨への沈着を促して流出を防ぐ働きがあります。

特に妊娠中や産後に骨が脆くなり、一時的な骨粗鬆症が報告されていますので、
カルシウム及びビタミンK、そしてビタミンDは意識して摂取しておいた方が良いでしょう。
参照:ロクト整形外科クリニック

つわり時期に茶碗蒸ししか食べられない場合

つわり時期で茶碗蒸ししか食べられない場合、
つわり時期の考え方としては食べられるものを食べられる時に食べられるだけ食べる
というのが基本的な考え方になっていますので、
そのまま茶碗蒸しを食べていただいて問題ありません。

栄養の心配をされる方もいますが、
赤ちゃんはママの蓄えている栄養を吸収してしっかりと成長しますので、
赤ちゃんの心配をする必要はありません。

つわりが終わり何でも食べられるようになったら、
栄養やカロリー、塩分を意識した食生活に戻すようにしましょう。

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まとめ

妊娠中のどの時期でも茶碗蒸しは食べても良いですし、
1日1人前であれば、毎日食べても問題ありません。

タンパク質や脂質などがバランス良く含まれていますので、
1食で抑えるのであれば、塩分の摂り過ぎにもなりませんし、
身体に良いと言えます。

銀杏についても多量に食べるわけではありませんので、
身体に影響が出るということはありません。

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