妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
この食べ物が無性に食べたいという食の嗜好の変化が見られます。
バナナもそのうちの一つでバナナばかり食べていると言う方もおられるでしょう。
では、バナナを食べ過ぎるとどうなるのでしょうか?また、食べ過ぎとはどのくらいの量のことでしょうか?
こちらでは妊娠中のバナナについて紹介致します。

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妊娠中バナナを食べ過ぎるとどうなるの?

バナナ

妊娠中にバナナを食べすぎた場合考えられる影響として
バナナは糖分が多いため、日常的にバナナを食べ過ぎていると太る可能性があります。

バナナを食べ過ぎているせいで他の食事が入らないということになれば、
栄養の偏りも気になります。

また、バナナにはカリウムが豊富に含まれていますので、
トイレが近くなります。

バナナにはシュウ酸が多く含まれていますので、日常的に食べ過ぎていると
尿管結石症になるリスクを高めてしまいます。

ちなみに、バナナ可食部100gあたりのカロリーは93kcalとなっており、
1本あたりのカロリーは皮を剥くとちょうど100gあたりになるため、
1本のカロリーは約93kcalになります。

例えば、これを毎日3本以上など他の食事とは別に食べたとするなら、
バナナだけで約300kcal余分に摂取することになるため、
量が増えれば増えるほど総摂取カロリーは増えますので、
日常的に食べ過ぎていると太ることは目に見えています。

妊娠中に肥満になると、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症のリスクが高くなりますので、
太らないように注意してください。

どれくらいの量から食べ過ぎになるの?

はてな

厚生労働省や農林水産省によると、1日の果物の摂取量として約200gが推奨されています。
バナナは1本で100g程度ありますので、推奨量で行くと
1日1~2本程度が望ましいことになります。

これ以上食べると食べ過ぎになる可能性が出てくると言えるのですが、
おそらく厚生労働省や農林水産省が言うのは、果物をメインの食事とせずに
栄養バランスを考えて、推奨量を算出していると思われます。

ですので、バナナだけを朝食とした場合、
カロリーだけを考えると5~6本程度は食べても良い計算になります。
カリウムの作用でトイレは近くなりますが、トイレが近いことは害ではありません。

ですが、バナナにはシュウ酸が多く含まれていますので、
バナナだけをたくさん食べ続けると尿管結石症のリスクを高めてしまいますので、
食べるのであれば、ヨーグルトや牛乳と一緒に食べることをおすすめします。

バナナにヨーグルトをかけて食べるも良し、牛乳と一緒にミキサーにかけて
バナナジュースとして飲むのも良いでしょう。

栄養バランスを考えてバナナを摂取するとしたら1~2本ですので、
3本以上食べると食べ過ぎになりますが、
メインの食事として捉えた場合、ヨーグルトや牛乳のことも計算に入れると3~4本程度
食べても問題ないと考えます。
この場合、5本以上食べると食べ過ぎに当たると考えます。

つわり時でバナナしか食べられない場合は?

つわり時でバナナしか食べられないという場合、
つわり時期の考え方としては食べられる物を食べられる時に食べられるだけ食べる
というのが基本的な考え方になっていますので、
栄養やカロリーのことは気にせずに食べられるものを食べてください。

仮にバナナしか食べていなかったとしても赤ちゃんに影響はありません。
ママが蓄えている栄養をしっかりと吸収して成長していきますので安心してください。

なぜバナナを食べたくなるのか?

妊娠中は体内のホルモンバランスが大きく変化して、
プロゲステロンという女性ホルモンが多くなります。
このホルモンバランスの変化によって食の好みにも影響し、
妊娠中にバナナが食べたくなったという方は少なくありません。

他にも、酸っぱい物が食べたくなったり、アイスがたべたくなったりと、
食の変化は様々です。

その中にバナナが食べたくなるという食の変化があるという感じになります。

バナナが食べたくなるのは赤ちゃんの性別に関係するの?

バナナなど特定の食べ物を食べたくなるからと言って、性別が決まるわけではありません。
ジンクスと呼ばれる物はありますが、医学的根拠がありませんし、統計を取ってみても
男の子女の子半々程度の確率になってきます。

しかし、ジンクスを考えるのは面白いものですので、少し見ていきましょう。
バナナばかりを食べているとジンクス的には女の子が生まれると言われています。

これは食べる物がアルカリ性なのか酸性なのかによって体内の性質が変わり
産み分けるという考えから来ているようです。
ですが、食べ物を変えたところで産み分け出来る物ではないので、
ジンクスとして捉えておきましょう。

まとめ

妊娠中にバナナを食べすぎた場合、起こりうる影響としては

  • カロリーの摂り過ぎになる可能性
  • 栄養バランスが偏る可能性
  • トイレが近くなる
  • 尿管結石症のリスクを高める

ということが挙げられます。

牛乳やヨーグルトなどのようにカルシウムを多く含むものと一緒にバナナを食べると
カルシウムはシュウ酸を体外に排出する作用がありますので、
カルシウムと一緒にバナナを食べるとリスクは軽減できるでしょう。

つわり時でバナナしか食べられないと言う場合は、
食べられるものを中心に食べていくというのが基本的な考え方ですので、
栄養やカロリーのことはあまり考えずに食べても問題ありません。

バナナしか食べていなくても赤ちゃんはママの蓄えている栄養をしっかりと吸収しますので、
赤ちゃんに影響が出るということはありません。

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