授乳中は母乳を介して赤ちゃんに移行するため、
食べ物や飲み物に気をつけなければいけませんが、
チリンドリンクは飲んでも良いのでしょうか？
こちらでは授乳中のチリンドリンクについて紹介致します。
授乳中チリンドリンクは飲んでも良いの？
結論から言うとチリンには母乳を介して赤ちゃんに移行しても問題のない成分で
出来ているため、授乳中であってもどの種類でも飲んで構いません。
気になる成分としては、
GABAとテアニンが挙げられます。
GABAはアミノ酸の一種で人間の脳内にも存在する成分で、
緊張やストレスなどを和らげて、脳の興奮を鎮める働きがあると言われているそうです。
参照：伊藤園
テアニンはお茶に含まれるアミノ酸の一種のことで、摂取することにより
脳がリラックス状態にあるときに出るα派が増加し、興奮を鎮めて緊張を和らげる働きや
心身をリラックスさせる効果があると言われています。
ですので、これらの成分は誰が摂取しても問題はありません。
むしろ、リラックス効果が期待できるので、
お勧めと言っても良いかもしれません。
飲み過ぎには注意が必要
飲み過ぎには注意が必要です。
チリンドリンク（ピーチ＆ベリー）には1本中31.3gもの砂糖が含まれています。
チリン（白ぶどう＆ライチ）には1本中20.5gの砂糖が含まれています。
チリン（レモン＆グレフル（には1本中15.3gの砂糖が含まれています。
1日に砂糖をどのくらい摂取しても良いのか見ていくと、
世界保健機関（WHO）はこう述べています。
成人及び児童の1日当たり遊離糖類摂取量を、エネルギー総摂取量の10%未満に減らすよう勧めている。また5%まで減らして、1日25g(ティースプーン6杯分）程度に抑えるなら、更に健康効果は増大する
引用：食品安全委員会
WHOの推奨する量は1日に遊離糖類を50g未満に抑えることを推奨していますので、
チリンは1日に1本飲んでも良い計算になります。
これが1日2本以上になると砂糖の摂り過ぎになってしまい、
このような生活を続けていると肥満などの原因になってしまいます。
1日1本飲んでも良いからといっても、おやつを食べる場合はおやつの量に注意が必要です。
おやつに含まれる砂糖の量を一部ですが、見ていくと
ショートケーキ（100g）に砂糖32g程度
あんぱん（80g)に砂糖26g程度
大福（70g）に砂糖12g程度
シュークリーム（70g）に砂糖9.2g程度
プリン1個に砂糖16g程度
アイスキャンディー1本に砂糖16g程度
含まれています。
参照：いずみ中央歯科医院
このようになっています。
ですので、チリンを飲む日はプリンやアイスを食べても
50g未満に抑えられますので、問題ないと言うことになりますが、
コンビニのスイーツやケーキなどを食べてしまうとWHOの推奨する量をオーバーしてしまいます。
チリン（レモン＆グレフル）については、ケーキを食べてもオーバーしません。
砂糖を摂り過ぎるとどうなるの？
1週間に1度など間隔をあけて砂糖を過剰摂取したとしても
あまり問題はないのですが、毎日砂糖を過剰摂取していると、
ママの肥満のリスクや糖尿病のリスクなどの生活習慣病のリスクが増加しますし、
心臓病のリスクも増加します。
参照：アスゲン製薬株式会社
まとめ
授乳中であってもチリンドリンクのどの種類を飲んでも赤ちゃんに影響はありません。
リラクゼーションを目的として作られているため、
睡眠が不規則な授乳期においては、
お勧めの飲み物かも知れません。
ただし、1日1本にとどめておく方が無難です。
2本以上飲むと砂糖の摂り過ぎになり、そのような生活を送っていると、
ママの肥満の原因や糖尿病の原因になりますので、
砂糖の摂り過ぎには注意しましょう。
