授乳中で母乳育児の場合、母乳を介して赤ちゃんに栄養がいきますので、
良質な栄養を摂らなければなりません。では、どのようなものを摂取したら良いのでしょうか?こちらでは、授乳中の栄養について紹介致します。

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授乳中に摂取した方が良い栄養は?

栄養

良質な母乳を作るには昔から言われている食品としては、
玄米、根菜、青菜、大豆、小豆、海藻、魚などが良いと言われています。

もっと詳しく言うと、母乳が作られるのは血液の成分から生成されます。
ママが口にしたものが胃や腸で消化吸収され、ぶどう糖やアミノ酸などに分解されて血液となって全身に運ばれるのですが、その血液が乳腺組織に取り込まれて母乳が作られるのです。

そのために、ママは赤ちゃんのためにも自分のためにも良い食事をしなければなりません。

その栄養として挙げられるのが、
鉄分やカルシウム、葉酸などになるのですが、この3種の栄養は赤ちゃんの成長に欠かせない栄養素となっています。

もちろん、良質なタンパク質や脂質、炭水化物など三大栄養素、あるいは5大栄養素なんかも必須です。

授乳中に必要なカロリーは?

一般女性の1日に必要なカロリーは年齢や身体活動レベルによって変わりますが、18~29歳の場合1700~2300kcalが必要と言われています。
参照:Medi Palette

では、授乳中に必要なカロリーはと言うと、こちらも一般的なカロリーとなりますが、
およそ2500kcalが必要と言われています。
参照:Tengu Brand

活動レベルの低い女性と比べて、700~800kcalも多く摂取しないといけないため、
一般女性よりも1食分多く摂取する必要があることになります。

そのため、授乳中はカロリーもそうですが栄養にも気をつけないといけません。

授乳で消費するカロリーは?

栄養

授乳で消費するカロリーは350~700kcalと言われています。
この量は、早足でのウォーキングを1時間程度、プールで泳ぐなら1時間程度で消費するカロリーに相当します。

上記で2500kcal必要と言いましたが、このカロリーを大幅に下回ると、痩せていきます。
事実、私の妻は背骨が浮き出る程度に痩せていましたので、とても心配したものです。

授乳は、とてもカロリーを消費することがわかりました。
なので、通常は授乳中はとてもお腹が空きます。

ですが、好きな物だけを食べていると栄養が偏り、良質の母乳を作り出せません。
母乳の質はママの食べ物で決まります。

ですので、健康に良いものを摂る必要があるのです。

授乳中に必要な栄養素

栄養

赤ちゃんが成長していくためには、不足しがちな鉄分、カルシウム、葉酸の他に
ビタミンB群やビタミンDなど様々な栄養を摂取刷る必要があります。

ビタミンDも最近の食生活において不足しがちな栄養素であるため、
ビタミンDが豊富に含まれているいわしやしらす、キクラゲなどから補わないといけないのですが、日光に当たることによってもビタミンDは体内で生成されますので、
両手の平を15分ほど日光に当てることを心がけるだけでもだいぶ違います。

普段の食生活で様々な栄養を摂り入れないといけないため、
食事にはかなり意識する必要があります。

栄養摂取のサポートにこんなのもお勧め

栄養が不足すると良質な母乳を作れない他、ママにも影響が出てきます。

例えば、タンパク質が不足すると筋肉の衰えやお肌の質の低下、髪質の低下などが見られます。

このように、どの栄養が欠けても何かしら影響が出る物です。
それらを補うために以下のようなものを摂取することをお勧めします。



このようなサプリメントは不足しがちな栄養を摂取できるだけでなく、
ママの美容にも役立つ成分が含まれていますので、
普段の食事では補うことの難しい栄養も補うことが出来るためお勧めです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
授乳中は母乳を作るために普段よりも多くのカロリーと栄養が必要になってきます。

授乳中だけでなく、妊娠中も栄養は気にしなくてはなりません。
特に授乳中はカロリーが不足すると心配になるほど痩せていきますし、
良質な栄養も補わないといけない時期でもあるため、食事以外にもサプリメントなどで
栄養を補うのは有効な手段であると言えます。


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