授乳時期は大切な時期ですので、妊娠中以上に食生活に気をつけなければいけなかったりします。
授乳中にヤクルト1000は飲んでも大丈夫なのでしょうか?
また、飲めるとしたらどのくらいの量飲んでも良いのでしょうか?
こちらでは授乳時期におけるヤクルト1000について紹介致します。
授乳中ヤクルト1000は飲んでもいいの?
ヤクルト1000とハムスター pic.twitter.com/ET4KclbKPD
— にごう (@nigou_34) May 28, 2022
公式サイトを見てみると
ヤクルトの乳製品は、子ども(赤ちゃん、幼児等)もお飲みいただけます。また、妊婦や授乳期の女性がお飲みになっても基本的には問題ありません。
しかし、妊娠中は、身体の状態が通常とは異なるため、何か気になることがあれば、念のためお医者さまへのご相談をお願いします。
なお、「ヤクルト400W」、「Yakult(ヤクルト)1000」、「Y1000」、「BF-1」は、機能性表示食品であり、「本品は、疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を対象に開発された食品ではありません。」とパッケージ等にも記載してあるとおり、未成年者や妊産婦、病気の方を対象としていない商品です。
食品としてお飲みいただくことに安全上の問題はありません。
引用:Yakult
と言っていますので、基本的に飲んでも問題ありません。
効果のほどはわかりませんが、一般的な効果としては整腸作用に加えて、
ストレスを緩和する、睡眠の質をあげるということが謳われています。
ただし、ヤクルト1000は多量の糖類が含まれていますので、
飲み過ぎには注意が必要でしょう。
どのくらいの量飲んでもいいの?
公式サイトが推奨する量としては、1日1本となっています。
ヤクルト10001本(100ml)あたりにどのくらいの糖類が含まれているかというと、
14.1gの糖類が含まれています。
授乳中に1日にどのくらいの量の糖類を摂取していいのか見てみると、
世界保健機関(WHO)では、次のように述べています。
成人及び児童の1日当たり遊離糖類摂取量を、エネルギー総摂取量の10%未満に減らすよう勧めている。また5%まで減らして、1日25g(ティースプーン6杯分)程度に抑えるなら、更に健康効果は増大する
引用:食品安全委員会
健康の増大を図るのであれば、1日の遊離糖類は25g以下に抑えなければいけないのですが、
これを実践しようとすると相当意識していないと実現できない数値なので、
こちらではWHOが推奨するエネルギー総摂取量の10%未満で考えていきます。
となると、1日の遊離糖類摂取量は50g未満まで摂取しても良いということになります。
なお、遊離糖類というのは、砂糖をはじめ、ショ糖、果糖、ぶどう糖、果汁、蜂蜜、シロップなどのことを指します。
ヤクルト1000には14.1gの遊離糖類が含まれているので、
ヤクルト1000だけで遊離糖類を摂取するのであれば、
ヤクルト1000は1日に3本まで飲めるということになります。
ですが、果物を食べたりおやつを食べたりする場合は、3本も飲んでしまうと
糖類の過剰摂取になる可能性があります。
おやつに含まれる砂糖の量を一部ですが見てみると、
ショートケーキ(100g)に砂糖32g程度
あんぱん(80g)に砂糖26g程度
大福(70g)に砂糖12g程度
シュークリーム(70g)に砂糖9.2g程度
プリン1個に砂糖16g程度
アイスキャンディー1本に砂糖16g程度
含まれています。
参照:いずみ中央歯科医院
プリンやアイスを食べただけで16gもの砂糖を摂取することになるので、
いずれか1つ食べたとしたら、ヤクルト1000は2本まで飲める計算になります。
ちなみにコンビニで販売されている主に洋菓子系のスイーツの多くは
30g以上の砂糖が含まれていますので、
ケーキ同様コンビニスイーツを食べたとしたら、
ヤクルト1000は1日に1本飲めるという計算になります。
つまりは、おやつの量に合わせてヤクルト1000の量を決めることになりますが、
推奨としては1日1本なので、1本でとどめておいた方が良いかもしれません。
砂糖の摂りすぎはどうなるの?
たまに砂糖を過剰摂取したとしても特に問題はないのですが、
日常的に過剰摂取しているとママの肥満のリスクや高血圧のリスク、糖尿病のリスクなど生活習慣病のリスクが増大します。
それだけでなく、ママの心臓病のリスクも増大するようです。
参照:アスゲン製薬株式会社
なお、菓子パンにも多量の砂糖が含まれていますので、
日常的に食べることは控えた方が良いでしょう。
赤ちゃんへの影響、効果は?
ママがヤクルト1000を飲んだからといって、母乳を介して乳酸菌が赤ちゃんに移行するなんてことはありません。
ですので、赤ちゃん自身には直接的に何の効果もありません。
効果が期待できるのは、ヤクルト1000を飲んだママ自身となります。
仮に飲みすぎたからと言って、赤ちゃんに何か影響があるかというと、
影響はありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
授乳中にヤクルト1000は飲んでも問題ありません。
ですが、1本当たりに14.1gもの糖類が含まれていますので、
1日に2本や3本飲んで、その上おやつや果物を食べるなんて生活を送っていると、
ママの肥満などの原因になりますので、ヤクルトが推奨する1日1本を守った方が良いでしょう。