授乳中はカフェインやアルコールなどに気をつけなければいけませんが、
マルセイバターサンドは食べても良いのでしょうか?アルコールが気になるところです。
こちらでは授乳中のマルセイバターサンドについて紹介致します。
授乳中マルセイバターサンドは食べても良いの?
結論から言うとマルセイバターサンドは食べても構いません。
マルセイバターサンドに含まれるアルコールは0.4%となっております。
これを少量食べたからと言って母乳を介して赤ちゃんに影響があるかと言われると
影響があるとは考えにくいです。
例えばマルセイバターサンドを一度に10個も20個も食べたとなると
アルコール摂取量は増えますので、過剰に食べた場合は
母乳にアルコールが混じる可能性はありますが、
1個2個程度の量であれば問題ありません。
アルコールがどうしても気になるのであれば授乳前ではなく授乳後すぐに
食べると良いでしょう。
授乳中アルコールは完全に断つ必要はない?
アメリカ小児学会ではアルコールを飲むと
母乳中にも少量のアルコールが移行されるのですが、
授乳時間を十分にあけると少量に限り飲むことができると言っています。
アルコール摂取後、血中アルコール濃度は30分~1時間ほどでピークに達します。
アルコールの耐性は人により異なりますが、
アルコールに弱い人が授乳中に飲酒するとアルコールを代謝しきれず血中アルコール濃度が高くなってしまい、
母乳にも多くのアルコールが移行してしまいます。
つまり、その母乳を飲んだ赤ちゃんにアルコールが移行してしまうのです。
赤ちゃんはアルコールの分解に時間がかかりますので、酔っ払った状態が長く続きます。
なお、授乳中の飲酒の少量というのは、キッズラインというサイトによると
体重50kgの女性の場合、ビールであれば350ml、もしくはグラスワイン1杯までにするように言っていますので、
ラムレーズンは多量に食べなければ少量であればほぼ問題はないと言えます。
参照:KIDS LINE
このことから授乳前ではなく授乳後であれば多少のアルコールも問題ないことがわかります。
ただし、次の授乳は3時間程度あけてください。
どれくらい食べても良いの?
一度に過剰でなければそれほど気にする必要はありません。
参考までに授乳でどれくらいのカロリーを消費するのか書くと
一般的に母乳だけで育つ赤ちゃんは1ヶ月の頃には1日700ml程度、
3~4ヶ月の頃には1日1000ml程度飲むとされています。
母乳100mlあたり60~70kcalほど消費するので、1000ml飲むと
母乳だけで600~700kcal消費することになります。
授乳中の1日の摂取エネルギーは一般成人女性の摂取エネルギーに
プラスして350kcalで十分とされていますが、
母乳をよく飲む赤ちゃんの場合は、それだけカロリーを消費するため
多くの食べ物を摂取する必要があります。
ですので、本来は食事からエネルギーを摂取した方が
栄養が摂れるのですが、おやつも多少多めにとっても過剰でなければ
差し支えはないと考えます。
参照:マイナビ子育て
まとめ
授乳中にマルセイバターサンドは一度に過剰に食べるのでなければ
食べても構いません。
それによる赤ちゃんへの影響はほぼないと言っても良いでしょう。
どうしてもアルコールが気になる場合は、
授乳後すぐに食べると次の授乳にはアルコールの大半が母乳から抜けますので、
授乳前ではなく授乳後に食べると良いでしょう。