ラムレーズンにはアルコールが約0.7%含まれています。
ラムレーズンのアイス、例えばハーゲンダッツにはアルコール0.7%のラムレーズンが使われています。
これらは授乳中に食べても良いのでしょうか?赤ちゃんに影響はないのでしょうか?
こちらでは授乳中のラムレーズンについて紹介致します。
授乳中ラムレーズンは食べても良いの?
結論から言うと食べても構いませんが、
多量に食べないこと、食べた後2~3時間は授乳しないことを条件に食べても構いません。
アメリカ小児学会ではアルコールを飲むと
母乳中にも少量のアルコールが移行されるのですが、
授乳時間を十分にあけると少量に限り飲むことができると言っています。
アルコール摂取後、血中アルコール濃度は30分~1時間ほどでピークに達します。
アルコールの耐性は人により異なりますが、
アルコールに弱い人が授乳中に飲酒するとアルコールを代謝しきれず血中アルコール濃度が高くなってしまい、
母乳にも多くのアルコールが移行してしまいます。
つまり、その母乳を飲んだ赤ちゃんにアルコールが移行してしまうのです。
赤ちゃんはアルコールの分解に時間がかかりますので、酔っ払った状態が長く続きます。
なお、授乳中の飲酒の少量というのは、キッズラインというサイトによると
体重50kgの女性の場合、ビールであれば350ml、もしくはグラスワイン1杯までにするように言っていますので、
ラムレーズンは多量に食べなければ少量であればほぼ問題はないと言えます。
参照:KIDS LINE
ラムレーズンアイスはどうなの?
ラムレーズンアイスにはラムレーズンが入っている物の、
少量なので授乳中に食べても問題ないと考えます。
ただし、ラムレーズンアイスを食べて酔ってしまうなど
アルコールに対して全く耐性がない場合は別です。
ラムレーズンアイスを食べて酔っ払ってしまうのであれば、
食べないようにしてください。
基本的にはハーゲンダッツ1カップ程度であれば問題はないでしょう。
食べるタイミングは?
微量とはいえ、アルコールが含まれているため
食べるタイミングとしては授乳した後すぐのタイミングで食べて、
2~3時間空けてから次の授乳をするようにすると母乳に含まれるアルコールは
微量あるいはほとんど含まれない状態で赤ちゃんに授乳することができます。
おそらくラムレーズンを少量あるいはラムレーズンアイスを1カップ程度であれば
授乳前に食べても問題ないとは思いますが、
大事を取るのであれば、授乳前には食べないようにしてください。
お菓子に含まれるラムレーズン程度であれば基本的に問題ない
アイスクリームもそうですが、パウンドケーキなどにもラムレーズンが含まれている物があります。
いずれにしても少量しか入っていないため、それほどアルコールの心配する必要はありません。
万が一お菓子に含まれているアルコールに危険性があるのでしたら、
妊娠中・授乳中の方はお控えくださいと書いてあるはずです。
このような文言が書いていなければ、一度に過剰に食べなければ
問題になることはまずありません。
気になるのであれば、授乳後すぐに食べることで少しの心配もなくなります。
まとめ
授乳中であっても少量であればアルコールは摂取しても問題ないことがわかりました。
ただし、授乳前に摂取するのではなく、授乳後すぐに摂取して
次の授乳まで2~3時間空けてください。
これで母乳にアルコールが移行することを防ぐことができます。
ましてやラムレーズンであればアルコール含有量は0.7%程度ですので、
食べ過ぎなければ問題になることはありません。
ラムレーズンアイスやマルセイバターサンド、
その他ティラミスなどアルコールが含まれているお菓子は
少量であれば問題になることはまずありません。
ラミーチョコもアルコール度数が3%程度ありますが、
授乳後すぐに1個か2個程度食べるのであれば問題になることはないでしょう。