妊娠中は何かと気を遣わなければいけません。
抵抗力も落ちますので、リステリア菌にも注意を払わなければいけませんが、
ぬか漬けは食べても大丈夫なのでしょうか?
こちらでは妊娠中のぬか漬けについて紹介致します。

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妊娠中はぬか漬けを食べてもいいの?

ぬか漬け

結論からいうと妊娠中はどんなものでも火を通して食べた方が良いです。
リステリア菌は生野菜からも検出され、
ぬか漬けの塩分濃度にも耐えます。
リステリア菌は塩分濃度10%の環境でも増殖を続け、
ぬか漬けの塩分濃度は通常5%程度ですので、
さらに常温でつけ込むためリステリア菌は増殖します。
なお、リステリア菌は0~4℃の環境でも増殖可能です。
参照:千葉県衛研年俸第64号2015年

ぬか漬けにアルコールが入っていたり、出荷前に加熱してから
市場に出回るぬか漬けもありますので、そういうものはリステリア菌の心配はする必要はありませんが、
自家製のぬか漬けはちょっと注意が必要でしょう。

ぬか漬けからリステリア菌が検出される、あるいは食中毒になったという報告は極めて少ないですが、

東京都健康安全研究センターが00~03年に市販食品を調べると、ソーセージや一夜干しのあたりめ、ぬか漬けきゅうりからも見つかった。

引用:ゴエモンのつぶやき

とあるように、市販食品のぬか漬けからもリステリア菌が検出されている事例がある以上、
リステリア菌の感染率は低いとはいえ、妊娠中はあまり食べない方が良いと言わざるを得ません。

また、こちらは漬け物になりますがリステリア菌汚染率は漬け物1%とかかれているため、
可能性は低いながらも汚染される可能性はあることを指しています。
参照:森川こどもクリニック

市販品でさえ、リステリア菌に汚染されているものが数は少ないながらも出ているので、
自家製のぬか漬けの場合、より汚染率は高くなるため自家製のぬか漬けは食べない方が良いと考えます。

リステリア菌に感染するとどうなるの?

リステリア菌に感染すると胎盤を通して胎児にも感染する可能性があり
その場合、20%程度の確立で流産もしくは子宮内胎児死亡があったという研究データがあります。
また、生存し分娩に至った児のうち68%に新生児リステリア感染症が認められ、
肺炎、敗血症、髄膜炎が主な症状であり、治療しても24%が死亡、12%に神経学的後遺症を認めたとあります。
参照:佐野産婦人科

というように胎児に影響を及ぼす可能性があり、重篤になる可能性もありますので、
リステリア菌には十分に注意しなければいけません。

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それでもぬか漬けが食べたい人は?

これは確率の問題ですので、その程度の確率ならば
食べても良いと感じる方は自己責任で食べても良いでしょう。
市販品でも数年に1度検出されるかどうかの世界ですので、
ほとんど気にする必要はないのかもしれません。

ただし、この記事を書く以上確率的に相当低いとしても
そのせいでリステリア菌に感染したら、感染した人にとっては
100%になりますので、心配な方は食べないでください。

食べる場合は加熱してから食べるか、ぬか漬けをしっかりと洗ってから食べるようにしてください。※ぬかに漬ける際も野菜はしっかりと洗うこと

食べるにあたってどの程度の量食べてもいいのか?

食べることを前提に話すと1日にどのくらいの量食べても良いのかについてですが、
妊娠中の1日の塩分摂取量は厚生労働省によると6.5g未満とされています。
ぬか漬けに含まれる塩分量ですが、きゅうり100gあたり塩分は5.3g含まれています。
これではよくわかりませんので、
きゅうり1本(85g)を0.5cm切りにした場合、
3切れあたり塩分は0.8g程度となります。
参照:TOCOTO

ぬか漬けだけで摂取しても良い塩分量を1gとすると
1日に3~4切れ程度に抑えておいた方が良いでしょう。

ちなみにみそ汁1杯あたりに塩分は1.2g程度含まれています。
というように他の料理にも結構塩分は含まれていますので、
注意しないと簡単に厚労省の言う6.5g未満という数値を超えてしまいます。

塩分を摂り過ぎるとどうなるの?

たまに塩分を摂り過ぎたとしても特に問題はないのですが、
日常的に塩分を摂り過ぎていると、
さらにむくみがひどくなったり、高血圧のリスクを高めたり、
赤ちゃんを育てるための体内のバランスがくずれやすくなります。
参照:エレビット

妊娠高血圧症候群になると胎盤に送られる血液量が減少して、赤ちゃんに酸素や栄養がうまく行き渡らなくなる可能性を高め、
その結果、赤ちゃんの発育不全や機能不全を引き起こす可能性が高まったりします。
参照:HOW TO MARRY

ですので、塩分の摂り過ぎには十分に注意してください。

どんなものに塩分は多く含まれているの?

ぬか漬けもそうですが、他にもインスタントラーメンなどにも多く含まれており、
種類によって塩分量は異なる物の1杯あたり3~6g程度の塩分が含まれています。
また、カレーやシチューなどにも多くの塩分が含まれています。
五訂増補日本食品標準成分表を見てみるとカレーは1食あたり2.3gの塩分が含まれています。
クリームシチューは1.7gの塩分が含まれています。
お味噌汁は1杯あたり約1.2gの塩分が含まれています。

また、加工された食品には塩分が多く含まれている傾向にありますし、
外食などをすると塩分を多く摂取することになる可能性が高まります。

というように、身近なメニューにおいても塩分は結構含まれています。

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塩分を摂り過ぎている場合は?

塩分を摂り過ぎている場合は、塩分摂取量に気をつける他に、
カリウムを摂取することで、摂取した塩分を排出する作用があるため、
カリウムを摂取することをお勧めします。

カリウムが多く含まれる食材として100gあたりで挙げると
切り干し大根 3500mg
ドライトマト 3200mg
アボカド(生) 720mg
ほうれん草(生) 690mg
人参(生) 630mg

ドライマンゴー 1100mg
ドライバナナ 1300mg
干し柿 670mg
バナナ(生) 360mg

干しひじき(乾燥) 6400mg
乾燥わかめ 5200mg
あおさ(素干し) 3200mg
焼き海苔 2400mg
わかめ(生) 730mg

このようにカリウムを多く含む食材はたくさんあります。
塩分を摂り過ぎている場合は、カリウムの多い食材を積極的に摂り入れましょう。
なお、カリウムには摂取上限はありませんので、心配する必要はありません。

まとめ

妊娠中にぬか漬けを食べても良いかについては
リステリア菌が心配な方は食べない方が良いということになります。
特に市販品よりも自家製の方が衛生的に菌は繁殖しやすい環境になりますので、
自家製のぬか漬けは特に注意が必要でしょう。

可能性的には相当低いので問題視することも、あまりないのかもしれませんが、
生野菜を使っている時点でリステリア菌に汚染される確率は0%ではないので、
できれば加熱してから食べた方が安全です。

リステリア菌汚染の確率が低いから気にしないと言う場合は、
塩分が結構含まれていますので、食べ過ぎには注意してください。

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