妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
アルフォートはどれくらい食べても良いのでしょうか?
チョコレートのカフェイン量やカロリーは気になりますよね。
こちらでは妊娠中のアルフォートについて紹介致します。

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妊娠中アルフォートはどれくらい食べてもいいの?


どれくらい食べても良いのかについては
大きく関わってくるのがカロリーになります。
まず妊娠中間食としてどれくらい食べても良いのかについて知る必要があります。

厚生労働省の食時バランスガイドによると1日200kcal以下を目安に食べると良いとされています。

それを踏まえて、アルフォートのカロリーを見ていくと
1枚あたり52kcalあります。
ですので、200kcal以下に抑えようと思うと1日に3枚で抑えなければなりません。
1日に3枚食べると他のおやつは食べない方が良いです。
また、清涼飲料や乳酸菌飲料も糖類が多く含まれている分、
カロリーも結構ありますので、おやつを食べるのでしたら
飲み物からのカロリー摂取は控えた方が良いでしょう。

たまに間食のカロリーがオーバーする分には問題はないのですが、
日常的にオーバーしているとカロリーの摂りすぎになる可能性があります。

妊娠中チョコレートはちょっと待って!ポリフェノールに注意が必要?

カロリーを摂りすぎるとどうなるの?

カロリーを日常的に摂りすぎていると肥満や高血圧など生活習慣病になる可能性が高くなります。
妊娠中に肥満になると、肥満度にもよりますが、
難産になる可能性が高くなるだけでなく、帝王切開をしなければいけなくなる可能性も高まります。

カロリーだけでなく糖類にも注意しなければなりません。
糖類を過剰摂取すると急激に血糖値が上がり、お腹の赤ちゃんの健康によくありません。
参照:いそいち産婦人科医院

妊娠糖尿病になる可能性も高くなります。
妊娠糖尿病になると難産になったり、赤ちゃんの巨大児や先天異常、子宮内胎児死亡、
新生児低血糖など胎児にも影響が出る可能性があります。

なお、アルフォート1枚あたりの糖類は5.8gとなります。

妊娠中だけではありませんが、
1日に摂取しても良い遊離糖類量は、WHOによると

成人及び児童の1日当たり遊離糖類摂取量を、エネルギー総摂取量の10%未満に減らすよう勧めている。また5%まで減らして、1日25g(ティースプーン6杯分)程度に抑えるなら、更に健康効果は増大するという。

引用:食品安全委員会

遊離糖類とは、単糖類(ブドウ糖・果糖等)及び二糖類(しょ糖・食卓砂糖等)のことで、人が食品・飲料に添加する糖類のほか、蜂蜜・シロップ・果汁・濃縮果汁中に天然に存在しているものを言います。

WHOの推奨するエネルギー総摂取量の10%未満を遊離糖類量に表すと50g未満となります。
ですので、糖類の点で見ていくとアルフォートを8枚食べると糖類の摂りすぎに当たります。
この時点でカロリーの摂りすぎに当たるため、糖類を気にするよりもカロリーを気にしなければなりません。

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アルフォートのカフェインは大丈夫?

チョコレートのカフェインはコーヒーの1/6程度の量なので、
カフェインの点だけで見ていくと、仮に10枚のアルフォートを食べたとしても
問題になりません。

妊娠中に1日に摂取しても良いカフェイン量は
世界保健機関(WHO)によると1日に摂取しても良いカフェイン量は300mg/日(コーヒーをマグカップで約2杯)としています。
英国食品基準庁(FSA)では、1日あたりのカフェイン摂取量を200mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)に制限するように求めています。
カナダ保健省(HC)では、1日のカフェイン摂取量を300mg(コーヒーをマグカップで約2杯)に制限するようにいっています。
参照:厚生労働省

と、海外ではカフェイン許容量が決まっています。
日本にはカフェイン摂取許容量が決まっていませんが、
産婦人科医はコーヒーなら1~2杯程度はOKとしている医師も多くおられます。
参照:ママ、あのね。

わかりやすく説明すると板チョコ(50g)1枚食べたとしても14mgのカフェインしか摂取しませんので、アルフォートのチョコの量程度は気にしなくても良いことがわかります。

チョコレートのポリフェノールには注意が必要

こちらもアルフォートのチョコレートの量程度でしたら特に問題はないのですが、
過剰に食べた場合(毎日)にポリフェノールの摂取量に注意しなければいけなくなります。

妊娠中に毎日ポリフェノールを500~1000mg摂取していると胎児動脈管早期収縮になる確率を高めてしまいます。
胎児動脈管早期収縮についてはこちらの関連記事を参照してください。

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ちなみに通常の板チョコ(50g)1枚に266.5mgのポリフェノールが含まれています。
ですので、ビスケット部分が半分を占めているアルフォートを数枚食べた程度ではポリフェノールについては特に気にする必要はありません。

ただし、ルイボスティーなど他からのポリフェノール摂取には気をつけてください。

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まとめ

妊娠中のどの時期においてもアルフォートは食べても構いませんが、
妊娠中の間食のカロリーは1日200kcal以下に抑えた方が良いので、
食べ過ぎには注意してください。
このカロリー量はアルフォート4枚弱程度の量となりますので、
カロリーを基準に考えていると糖類やポリフェノールについては
気にしなくても良いでしょう。

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