妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
ワイン煮込みは食べても問題ないのでしょうか?
ワインが入っているため、気になる方も多いかと思います。
こちらでは妊娠中のワイン煮込みについて紹介致します。

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妊娠中ワイン煮込みは食べても大丈夫?

ワイン煮込み

牛肉の赤ワイン煮込みやスパゲティソースのボロネーゼにも赤ワインが含まれていますし、
ボンゴレビアンコは白ワインで貝を煮込んでいますが、
このようにアルコールの含まれているワインを使った料理は食べるのに不安になるかと思います。

ですが、このような料理は調理の過程でじっくりと加熱を行ないアルコールを完全に飛ばしていますので、妊娠中に食べても何の問題もありません。

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調理中の蒸気となったアルコールは吸っても問題ない?

調理中にワインを加熱することでアルコールが飛ぶ過程で
蒸気となりアルコールを吸ってしまうかも知れません。

妊娠中のアルコール摂取(飲酒)は量にもよりますが
早産や流産の可能性を高めてしまいます。
参照:ヒロクリニック

しかし、週に1~149gのアルコールの摂取だと
早産のリスクは低下傾向が見られるため、多量に摂取するのでなければ、
言い換えるとアルコールを飛ばす過程に出る蒸気を吸った程度では
何の問題もないことがわかります。
参照:大阪ユニットセンター

※飲酒を勧めているわけではありません。

人によっては蒸気を吸った程度でも酔ってしまう人もいると思いますが、
胎児に影響を及ぼすほどの量ではないため、特に問題はありません。

料理に使うアルコールは基本問題ない

ワイン煮込みだけでなく、肉じゃがなどを作るときもみりんや日本酒を使用しますが、
やはり加熱する過程でアルコールは飛んでいきますので、
いくら食べようがアルコールを摂取したことにはなりませんので、
気にする必要はありません。

蒸気を吸ったとしても先ほども書きましたがアルコールの量が知れていますので、
吸ってしまったとしても胎児には影響はありませんので、心配する必要はありません。

料理によってはそんなに煮込まない料理もあるかもしれません。
そういった料理はアルコールが飛ぶ前に料理が完成している可能性があります。
その場合は料理にアルコールが残っていますので、そういった料理は避けるようにして下さい。

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どれくらい加熱すればアルコールは飛ぶのか?

水は100℃で沸騰しますが、アルコールは78℃で気体になり飛んでいきます。
通常の料理酒程度の量であれば、沸騰してから3分ほど加熱すればアルコールは飛んでいきます。

しかし、ワイン煮込みの場合はワインだけで煮込みますので、アルコールを完全に飛ばそうと思うと30分程度は煮込まないといけないでしょう。

一般的なビールをノンアルコールにするには30分加熱しないといけませんので、
ワインの場合も30分以上は加熱しないとアルコールは完全には飛びません。

参考になるかわかりませんが、フライパンでワインを摂氏85度で10分間煮た場合、
残っているアルコールは10%程度になったそうです。
しかし、一般的に加熱する場合、85℃ではなく、100℃付近で煮込みますので、
この実験から見るとワインだけを使って煮込んだとしても10分程度でアルコールは
完全にではないでしょうが、母体胎児ともに影響が出ないまでアルコールは飛ぶでしょう。
参照:logmiBiz

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まとめ

妊娠中にワイン煮込みは食べても良いかどうかについては
煮込む時間も長いため、アルコールはほぼ飛んでいますので、
食べても問題ありません。

他にワインだけではなく、様々な料理に日本酒(料理酒)などを使ったりしますが、
こちらも多量に使うわけではありませんし、じっくりと煮込みますので、
アルコールの心配をする必要はありません。

ただし、ホットワインだと
アルコールは残っていますので、ホットワインは飲まないようにしてください。

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