妊娠中にリポビタンDは飲んでもいいの？どれくらいならいいの？

妊娠中にも疲れたときや栄養補給のためなどにリポビタンDが飲みたくなるときがあるかと思います。
その場合、飲んでも良いのでしょうか？またどれくらいの量飲んでも良いのでしょうか？
こちらでは、妊娠中にリポビタンDを飲んでもいいのか？について紹介致します。

妊娠中にリポビタンDを飲んでもいいの？

結論から言うと、量にさえ注意すれば、妊娠中に飲んでも問題ありません。
リポビタンDには1本中50mgのカフェインが含まれていますので、
1日に何本も何本も飲むとカフェインの摂りすぎになってしまうので、
注意しましょう。

カナダ保健省（HC)では妊婦、授乳中、あるいは妊娠を予定している女性は最大300mg/日のカフェインまでと定めており、
英国食品基準町（FSA)では1日あたりのカフェインの量を200mgに制限するよう求めています。
世界保健機関（WHO)では妊婦はコーヒーを1日3～4杯にすべきとされています。
参照：厚生労働省

産婦人科医である竹内正人先生によると、コーヒーや紅茶は1日1～2杯程度ならOKと言われています。
参照：ママ、あのね。

このコーヒーがインスタントコーヒーだとすると、
インスタントコーヒーには1杯でおよそ80mgのカフェインが含まれていますので、
合計160mgのカフェインを1日に摂取しても問題ないということになります。

先ほど、リポビタンDには50mgのカフェインが含まれていると書きましたが、
これに当てはめると、カフェイン的には1日3本までなら問題ないと言うことになります。

ただし、これはカフェインの量だけで考えた物であって、
リポビタンDの中には砂糖も含まれていますので、こちらの方も気をつけなければいけません。

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どれくらいの量飲んでもいいの？

では、どれくらい飲んでもいいのか？についてですが
カフェイン的に言えばリポビタンDを1日に3本飲んだとしても
カフェインは150mgとなりますので、問題はないのですが、
砂糖が多く含まれているので、こちらを注意しなければいけません。

リポビタンD1本中に砂糖は18g含まれています。

WHO（世界保健機関）では成人の1日あたりの砂糖摂取量は25g程度が望ましいと発表していますので、
これに当てはめると、リポビタンD1本で18g摂取してしまうというのは、
ちょっと摂りすぎにあたると考えられます。
というのも、1日の中で料理で砂糖を摂取しますし、おやつ（間食）で砂糖を摂取するため、
そういったところを考えていくと、WHOの提言する1日に25g程度というのを
余裕で越えてくるからです。

ちなみに日本人の1日の砂糖摂取量の平均は69gと言われています。
参照：NATIONAL GEOGRAPHIC

これに当てはめると、1日にリポビタンDを1本飲んでもさほど問題はないと思います。
ただし、リポビタンDを1日に2本摂取するのは、飲み物だけで砂糖を36gも摂取してしまうと
考えると、摂りすぎに当たると思われます。

ですので、1日に摂取していいリポビタンDは1本というところが妥当でしょう。