妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
桜餅は食べても良いのでしょうか?何か注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中の桜餅について紹介致します。
妊娠中桜餅は食べても良いの?
結論から言うと妊娠中のどの時期においても桜餅は食べても構いません。
桜餅に巻かれている葉っぱは桜の葉を塩漬けしたもので、
食べても問題ありません。
ただし、桜餅を食べ過ぎるとカロリーの摂りすぎになる可能性がありますので、
食べ過ぎには注意してください。
どのくらいの量食べても良いの?
妊娠中の1日のおやつの量は厚生労働省の食事バランスガイドによると
200kcal以下と定められています。
桜餅のカロリーは1個(40g)あたり94kcalとなっていますので、
桜餅だけをおやつとするのであれば、2個食べても良い計算になります。
飲み物はお茶などの糖分の含まれないものを飲むようにすると
おやつとしてのカロリーはオーバーしません。
食事として考えるのであれば、
白ご飯の代わりとした場合、白ご飯茶碗1杯のカロリーは約160kcalですので、
食べたとしても桜餅は2個にとどめておきましょう。
仮に桜餅だけを食事とするのであれば、
5個程度は食べても良いです。
ただし、これは1日程度の話で連日桜餅だけを食べ続けるというのは
つわり時期以外は控えてください。
桜餅の栄養は?
桜餅1個(40g)の栄養を見てみると、
エネルギー 94kcal
タンパク質 1.8g
脂質 0.16g
炭水化物 21.68g
ビタミンK 0.8μg
ビタミンB1 0.01mg
ビタミンB2 0.01mg
ナイアシン 0.04mg
葉酸 0.8μg
パントテン酸 0.04mg
ビオチン 0.4μg
ナトリウム 18mg
カリウム 14.8mg
カルシウム 10.4mg
マグネシウム 4.4mg
リン 14.8mg
鉄 0.4mg
亜鉛 0.16mg
銅 0.04mg
マンガン 0.12mg
セレン 0.4μg
クロム 0.4μg
モリブデン 8.8μg
食物繊維総量 1.04g
食塩相当量 0.04g
このようになっています。
参照:カロリーSlism
この中で多い成分としては
モリブデンと銅になります。若干鉄分が多いという感じになります。
栄養的には優秀ではないので、季節を楽しむという意味合いが強いかと思います。
3個食べるとそれだけで鉄分が1g以上摂取できるのはありがたいところです。
桜の葉の塩漬けは塩味が強く感じられますが、
食塩相当量は0.04gとかなり少ないので、塩分を気にする必要はなさそうです。
つわり時期で桜餅しか食べられない場合は?
つわり時期で桜餅しか食べられないと言う場合は、
つわり時期の考え方としては食べられる物を食べられる時に食べられるだけ食べる
というのが基本的な考え方ですので、桜餅を食べられる時に食べると良いでしょう。
この時期は、栄養摂取が桜餅だけになってしまうため、
カロリーや栄養、塩分のことは気にしなくても良いです。
桜餅しか食べていなくてお腹の赤ちゃんが心配になるかもしれませんが、
赤ちゃんはママが元々蓄えている栄養をしっかりと吸収して成長しますので、
心配する必要はありません。
つわりが終わり何でも食べられるようになったら、
栄養やカロリーを意識した食生活に戻すようにしてください。
まとめ
妊娠中のどの時期においても桜餅は食べても構いません。
おそらくおやつとして食べる方が多いと思いますので、
食べたとしても2個までにとどめておくことをおすすめします。
外側の葉は桜の葉の塩漬けですので、
葉ごと食べて問題ありません。
塩分も比較的少ないため、塩分を気にする必要もありません。