妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
えびアボカドは食べても良いのでしょうか？何か注意点はあるのでしょうか？
こちらでは妊娠中のえびアボカドについて紹介致します。
妊娠中えびアボカドは食べても良いの？
エビに火が通っていれば妊娠中のどの時期においても食べて構いません。
エビが生の場合は、リステリア菌の心配がありますが、
火が通っていればリステリア菌は死滅しますので安心して召し上がれます。
アボカドは生だけど大丈夫なの？
アボカドは生の状態ですが皮を流水で洗っていれば
リステリア菌の心配はありません。
アメリカなどから輸入されたアボカドからリステリア菌が18％の割合で検出された
という事例があります。
参照：スマート脳ドック
これはアボカドの表面にリステリア菌が付着している可能性があり、
アボカドは常温で保存するため、菌は増殖しやすい環境にあります。
ですが、水で皮をしっかりと洗うことで、
リステリア菌は流れていきますので、洗えば食べても問題はありません。
どれくらいの量食べても良いの？
妊娠中の1日の摂取カロリー目標を見てみると、
普通の生活を送っている人で、
妊娠初期 2050kcal
妊娠中期 2250kcal
妊娠後期 2450kcal
となっており、そのうちおやつで摂取するカロリーは
厚生労働省の食時バランスガイドによると1日200kcal以下が推奨されていますので、
これを引いて、1日3食摂取するとした場合の1食のカロリーは、
妊娠初期 633kcal
妊娠中期 700kcal
妊娠後期 783kcal
となります。
エビとアボカドのサラダの場合だと、
一人前（274g）あたり272kcalあります。
この場合はサラダですので、エビとアボカドのサラダを1人前食べて、
メインとなる料理を食べるとちょうど良い食事になるでしょう。
他にもエビアボカドサンドやサブウェイではエビアボカドが販売されていますが、
こちらの場合は、メインとなりますので、1人前あるいは2人前食べることができます。
ここに飲み物やスープなどを付け足すとランチとして良い食事になるでしょう。
えびアボカドの栄養は？
えびアボカドサラダの栄養になりますが1人前の栄養を見てみると、
エネルギー 272kcal
タンパク質 11.7g
脂質 21.26g
炭水化物 14.39g
ビタミンA 92.2μg
ビタミンD 0.79μg
ビタミンE 4.9mg
ビタミンK 36.55μg
ビタミンB1 0.14mg
ビタミンB2 0.25mg
ナイアシン 2.16mg
ビタミンB6 0.38mg
ビタミンB12 0.63μg
葉酸 115.74μg
パントテン酸 1.53mg
ビオチン 12.77μg
ビタミンC 40.14mg
ナトリウム 434.43mg
カリウム 686.26mg
カルシウム 54.5mg
マグネシウム 44.77mg
リン 200.65mg
鉄 1.51mg
亜鉛 1.26mg
銅 0.3mg
マンガン 0.33mg
ヨウ素 7.18μg
セレン 9.86μg
クロム 0.25μg
モリブデン 5.37μg
食物繊維総量 4.49g
食塩相当量 1.07g
このようになっています。
参照：カロリーSlism
この中で多く含まれている栄養素は、
ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、
葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンC、カリウム、銅、セレン、モリブデン
となっております。
アボカドは森のバターと言われており脂質が多く含まれていますが、
この脂質はほとんどがオレイン酸と呼ばれる善玉コレステロールを減らさずに、
悪玉コレステロールだけを減らして、血中コレステロールを適正に保つ働きのある脂質ですので、
良質な脂となります。
その他に、多くのビタミン類やミネラル類を含んでいますし、
エビと一緒に食べることでタンパク質も補うことができます。
葉酸も多く含まれていますので、特に妊娠初期では積極的に食べたい料理となります。
えびとアボカドの料理は様々な種類がある
えびとアボカドを組み合わせた料理は多岐にわたり、
寿司をはじめサラダやサンドイッチ、炒め物、和え物、丼もの、
など様々です。
基本的に海老に火が通っていれば妊娠中でも安心して食べられるため、
回転寿司に行った際などえびアボカドは安全に食べることの出来る種類になります。
まとめ
えびに火が通っていれば妊娠中のどの時期においても
えびアボカドは食べることができます。
特に葉酸が豊富に含まれていますので
妊娠初期から食べることをおすすめします。
他にもビタミン類が豊富に含まれていますので、
妊娠中期後期を通して定期的に食べたい料理になります。
