妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
タコの酢の物は食べても良いのでしょうか?何か注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のタコの酢の物について紹介致します。

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妊娠中タコの酢の物は食べても良いの?

たこの酢の物

タコがボイルされていれば、タコの酢の物は食べても構いません。
タコの酢の物に入れる食材としてはきゅうりやわかめになると思いますが、
きゅうりもわかめも妊娠中に食べることができますので、
何の心配もいりません。

タコが生の場合、稀にですがリステリア菌に感染する可能性があり、
これも稀にですが重症化すると胎児に移行して流産などの危険性がありますので、
生ものは控えた方が良いです。

どれくらいの量食べても良いの?

タコの酢の物は100gあたり63kcalで
深型小鉢1皿(319g)あたり201kcalになります。

たこの酢の物は特に気をつけなければいけない成分は入っていませんので、
カロリーで食べる量を見ると良いでしょう。

妊娠中の1日の摂取カロリー目標を見てみると、
普通の生活を送っている人で、
妊娠初期 2050kcal
妊娠中期 2250kcal
妊娠後期 2450kcal

となっており、そのうちおやつで摂取するカロリーは
厚生労働省の食時バランスガイドによると1日200kcal以下が推奨されていますので、
これを引いて、1日3食摂取するとした場合の1食のカロリーは、
妊娠初期 633kcal
妊娠中期 700kcal
妊娠後期 783kcal

となります。

他からも栄養を摂らないといけないので、
たこの酢の物は食べたとしても100g前後でとどめておいた方が良いでしょう。
たくさん食べても100kcal程度が良さそうです。

つわり時でたこの酢の物なら食べられると言う場合は、
他の食べ物が食べられないため、この時期は栄養などは気にせず食べられるものを食べると良いでしょう。

たこの酢の物の栄養は?

タコの酢の物を深型小鉢(319g)1皿あたりの栄養を見てみると、

エネルギー 201kcal
タンパク質 19.55g
脂質 1.08g
炭水化物 23.32g

ビタミンA 68.49μg
ビタミンE 1.15mg
ビタミンK 103.99μg
ビタミンB1 0.1mg
ビタミンB2 0.22mg
ナイアシン 3mg
ビタミンB6 0.19mg
ビタミンB12 1.5μg
葉酸 48.42μg
パントテン酸 0.77mg
ビオチン 14.48μg
ビタミンC 22.49mg

ナトリウム 1723.97mg
カリウム 938.331mg
カルシウム 97.23mg
マグネシウム 137.58mg
リン 245.63mg
鉄 1.56mg
亜鉛 2.14mg
銅 0.51mg
マンガン 0.32mg
ヨウ素 807.17μg
セレン 25.49μg
クロム 2.2μg
モリブデン 15.28μg

食物繊維総量 2.9g
食塩相当量 4.37g

このようになっています。
参照:カロリーSlism

この中で多い成分としては、
ビタミンK、ナイアシン、ビタミンB12、ビオチン、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、
銅、ヨウ素、セレン、モリブデンとなっています。

深型小鉢1杯も食べるとそれだけで塩分を4.37gも摂取してしまうことになるため、
塩分の摂り過ぎになってしまいますので、上記でも書いたように
食べたとしても100g程度で抑えておいた方が良いです。

カリウムも多く含まれているため、
カリウムは体内の塩分を体外に排出する働きがあるため、
多少塩分を多く摂ったとしても体外に排出はされますが、
他からも栄養は必要なので、食べ過ぎには注意して下さい。

つわり時でタコの酢の物しか食べられない場合は?

つわり時でタコの酢の物しか食べられない場合、
つわり時の考え方としては食べられる物を食べられる時に食べられるだけ食べる
というのが基本的な考え方ですので、食べられる時に食べるようにすれば良いです。

たこの酢の物はタンパク質に炭水化物も比較的多く入っていますので、
3大栄養素的には申し分はないでしょう。

たこの酢の物ばかり食べていてお腹の赤ちゃんが心配になるかもしれませんが、
赤ちゃんはママが元々蓄えている栄養をしっかりと吸収して成長しますので、
心配する必要はありません。

つわりが終わり何でも食べられるようになったら、
栄養やカロリー、塩分のことを意識した食生活に戻すようにしましょう。

特にたこの酢の物には少ないカルシウムや鉄分は意識して摂取した方が良いです。

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まとめ

妊娠中のどの時期においてもタコがボイルされていれば
たこの酢の物は食べても構いません。

ただし、食べ過ぎると塩分の摂り過ぎになってしまいますので、
食べたとしても1日100g程度でとどめておいた方が良いでしょう。
※つわり時でたこの酢の物しか食べられない場合は塩分はあまり意識しなくて良いです。

たこの酢の物はタンパク質に炭水化物、そして疲労回復作用のある
タウリンが含まれていますので、
副菜としては妊娠中におすすめの料理と言えるでしょう。

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