妊娠中何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
もずくは食べても良いのでしょうか?ヨウ素の他にもリステリア菌が心配なところです。
こちらでは妊娠中のもずくについて紹介致します。

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妊娠中もずくは食べても良いの?

もずく

もずくのリステリア菌についてですが、
食品安全委員会にメールで問い合わせたところ(2023年3月14日に回答が得られました)
2013年5月に「食品中のリステリア・モノサイトゲネス」としての
リスク評価を食品安全委員会で行なっており、この中の「もずく」に関する調査結果(検体数5)では検出されなかったとのことです。

ですが、リステリア菌は広く環境中に存在し、塩分や酸への抵抗も高く、
低温下でも増殖可能という性質から見て、その存在の可能性を否定することはできないものと思われるとのことでした。

もずくの水洗いについても問い合わせており、
こちらは一般的に菌数を減じる効果はあると思われるが、完全に除去することはできないと思われるとのことでした。

この結果、妊娠中のもずくはちょっと控えた方が良い食材と言えるかもしれません。
ただし、リステリア菌は野菜にも付着しているもので、厚生労働省の予防策として「生野菜や果物などは食べる前によく洗う。」とあるように、もずくに存在するリステリア菌もそのレベルなのかもしれません。
参照:厚生労働省

再度食品安全委員会に確認をしたところ野菜ともずくでは製品特性や生産・流通過程が大きく異なるため、直接比較することは困難と回答をいただきました。
ですので、野菜のように洗えば問題なく食べられるとは言い切れません。

とりわけ、心配な方は非加熱のもずくは食べないようにしてください。

どうしても食べたいと言う場合は、75℃以上で1分以上加熱すれば、
リステリア菌は死滅しますので、安全に食べることができます。

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リステリア菌に感染するとどうなるの?

母体の症状としては、無症状の場合と軽いインフルエンザ様の症状が出ます。重篤な症状になると敗血症や髄膜炎になることもあり、
海外では死亡例も確認されています。
参照:MSDマニュアル家庭版

参照:厚生労働省

母体だけなら、特に重い症状にはなりにくいのですが、問題は胎児です。
リステリア菌に感染すると胎盤を通して胎児にも感染する可能性があり
その場合、20%程度の確立で流産もしくは子宮内胎児死亡があったという研究データがあります。
また、生存し分娩に至った児のうち68%に新生児リステリア感染症が認められ、
肺炎、敗血症、髄膜炎が主な症状であり、治療しても24%が死亡、12%に神経学的後遺症を認めたとあります。
参照:佐野産婦人科

というように胎児に影響を及ぼす可能性があり、重篤になる可能性もありますので、
リステリア菌には十分に注意しなければいけません。

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もずくに含まれるヨウ素の量は?

もずく100gあたりにヨウ素は1.5mg(1500μg)含まれています。
参照:沖縄のもずく通販イトサン

1日のヨウ素の摂取上限は2200μg(2.2mg)とされていますので、
もずくだけで見ると、100g摂取したとしても摂りすぎには当たりません。
参照:厚生労働省

妊娠中にヨウ素を過剰摂取すると赤ちゃんの甲状腺に悪影響があるという報告があります。
参照:たまひよ

ですので、くれぐれもヨウ素の過剰摂取には気をつけてください。
なお、ヨウ素が多く含まれている食材としては、昆布が挙げられます。
乾燥昆布100g中にヨウ素は200000μg(200mg)含まれており、
昆布の佃煮は100gあたり11000μg(11mg)のヨウ素が含まれています。

ですので、昆布の食べ過ぎには注意してください。

なお、市販のもずく酢カップ1個は60g程度入っており、この数値はもずくだけでなく
醤油や酢などの調味料も含まれていますので、もずくの量は60gよりも少ないと思われますが、
もずく酢であれば、1日に2カップ程度は食べてもヨウ素の摂りすぎには当たりません。

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もずくスープだと安全に食べることが出来る

もずく酢は加熱されておりませんので、リステリア菌が存在する可能性がありますが、
もずくスープの場合は加熱しますので、リステリア菌は殺菌されます。
ですので、リステリア菌が心配な方でも安心して食べることができます。

なお、トップバリュのもずく酢は問い合わせたところ
65℃で約17分のスチームをしておりますので、リステリア菌の心配はありませんので、
安心して食べることができます。
参照:ATOMICA

他のメーカーにももずく酢について問い合わせましたが、メーカーによっては
次亜塩素酸ナトリウムで殺菌をしているところもあるようです。
なお、次亜塩素酸ナトリウムでの殺菌はリステリア菌などの菌やウイルスの失活などに有効です。

まとめ

食品安全委員会によるともずくにリステリア菌が存在する可能性が否定できないという見解でしたので、
もし心配なようならもずくを加熱してから食べるようにしましょう。
もずくの摂取量については1日に100g程度なら1日のヨウ素摂取上限内に収まりますので
100g程度は食べても良いです。
ですが、昆布や他の海藻類からのヨウ素摂取には注意してください。

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