妊娠中に無性にジュースが飲みたくなる方は少なくありませんが、
これは生まれてくる赤ちゃんの性別に関係あるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のジュースについて紹介致します。
妊娠中ジュースが飲みたくなる!これって性別に関係あるの?
妊娠中にトマトジュースやオレンジジュース、野菜ジュースなど
果物系ジュースや野菜系ジュースが飲みたくなったり、炭酸系のジュースが飲みたくなることがありますが、
結論を言うと、生まれてくる赤ちゃんの性別には関係ありません。医学的根拠もありません。
しかし、ジンクスというものは存在しています。
オレンジジュースやグレープフルーツジュースなど柑橘系のジュースが飲みたくなった場合は男の子が生まれると言われています。
トマトジュースなど野菜ジュースの場合は女の子が生まれると言われています。
ただし、ジンクスですので当たり外れはあるようです。
口コミではどうなの?
ママスタなどの掲示板ではどのような結果になっているのでしょうか?見ていきましょう。
- 上の子男の子の時はやたらトマトジュースが飲みたくなっていました。
- つわり中はオレンジやグレープフルーツ食べてました。ジュースも。⇒男の子
- 妊娠中は食べ物の好みがコロコロ変わりましたが、なぜか柑橘系の果物やジュースだけは大好きなままでした。⇒男の子
- つわり中、つぶつぶ果肉のオレンジジュース飲んでました⇒男の子
- オレンジジュースを飲んでました⇒男の子
- 1人目毎日オレンジジュース飲んでて女の子でした。
- 私は1人目がめっちゃオレンジ飲みたくて女の子でした。
- オレンジジュースとグレープフルーツジュースばっかり飲みたくなりました⇒男の子
- とくにファンタとか甘いジュースが飲みたくなりました⇒女の子
- 女の子を妊娠中炭酸ジュースが大好きになりました
- 男の子でトマトジュース、炭酸水が止められませんでした。
- 1人目はとにかくりんご、ジュース。生まれたのは男の子
- リンゴジュースにはまってました⇒男の子
- 下の子のときは、グレープフルーツにはまり上の子のときのあのムカムカはなんだったんだろう、という感じでした。⇒女の子
- グレープフルーツジュース大嫌いだったのに大好きだった。フルーツ全般おいしすぎて、あとにも先にもあの時期ほどフルーツ食べたことない。⇒男の子
- 紙パックのグレープフルーツジュースばかり飲んでた。 ⇒女の子
というように、結果としては男の子女の子の確率は似通っていました。
もっと膨大な統計をとると半々くらいになるのではないでしょうか?
なぜジュースが飲みたくなるの?
なぜジュースが飲みたくなるのかというと、
妊娠中は体内のホルモンバランスが大きく変化して、
プロゲステロンという女性ホルモンが多くなります。
このホルモンバランスの変化によって食の好みにも影響し、
妊娠中に特定のジュースが飲みたくなるようです。
他にも、塩っぱいものを欲するようになったり、脂っこいものジャンクフードなどが食べたくなったり、と食の変化は様々です。
つわり時期ジュースばかり飲んでいて大丈夫なの?
つわり時期であれば食べられる時に食べられるものを食べられるだけ食べる
というのが基本的な考え方で、飲み物も同様の考え方ですので、
それしか飲めないという場合は、飲める量飲むと良いです。
ジュースしか飲んでいなくてお腹の赤ちゃんが心配という方もおられると思いますが、
赤ちゃんはママの元々蓄えている栄養をしっかりと吸収して成長しますので、
基本的には心配しなくても構いません。
ただし、つわりが終わり何でも食べられるようになったら、
栄養やカロリーなどを意識した食生活に戻してください。
ジュースの飲み過ぎは太る?
ジュースしか飲めないと言う場合は、ジュースでカロリーを摂取することになりますので、
基本的には太る心配はないのですが、つわりを終えて食事がしっかり食べられる状態で、
さらにジュースもたくさん飲むということであれば、
カロリーの摂りすぎになる可能性があり、それが日常的になっていると
肥満になる可能性が高くなります。
肥満になると妊娠糖尿病や妊娠高血圧症のリスクが高まりますので注意してください。
1日にジュースはどれくらい飲んでも良いの?
ジュースの種類によって変わってきますが、
一般的なジュースの場合100mlあたり40~50kcal程度あります。
ジュースをおやつと捉えた場合、妊娠中のおやつは厚生労働省の食事バランスガイドによると
200kcal以下が望ましいとされていますので、ジュースだけでおやつを済ませるとするならば、400ml程度は飲める計算になります。
ジュースの種類によっては砂糖や果糖ぶどう糖液糖などの糖類の量が異なり
カロリーも変化しますので、一概には言えないところではあります。
また、世界保健機関(WHO)では、次のように述べています。
成人及び児童の1日当たり遊離糖類摂取量を、エネルギー総摂取量の10%未満に減らすよう勧めている。また5%まで減らして、1日25g(ティースプーン6杯分)程度に抑えるなら、更に健康効果は増大する
引用:食品安全委員会
遊離糖類の摂取量は総エネルギーの10%でとどめることを推奨しています。
10%というのは、おおむね遊離糖類が50g程度になります。
ただし、妊娠中期や後期などで総摂取カロリーは変わりますので、目安としてお考えください。
糖類50gというと、コーラやカルピスで例えると450ml程度になります。
100%ジュースの場合は、ジュースの種類によって変化しますが、
ウェルチの場合だと、100mlあたり遊離糖類は14g含まれています。
この場合、50g未満ですので350ml程度は飲むことが出来る計算になります。
いずれにしろ、つわり時ではないジュースの飲み過ぎは太る原因になりますので、
ほどほどに飲むようにしてください。
まとめ
妊娠中ジュースが飲みたくなるのは、ただ単に好きだからというだけでなく
妊娠したことによりホルモンバランスが変わり食べ物飲み物の嗜好が変わるからなんです。
つわり時期でジュースしか飲めないと言う場合は、飲めるジュースを飲めるときに飲むと良いのですが、
つわり時期ではなく通常通り食事が出来る状態で、さらにジュースもたくさん飲むと
肥満になる可能性が高まりますので、飲む量はほどほどにしておきましょう。