妊娠中何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
アイスクリームは食べても大丈夫なのでしょうか?中に入っている卵も気になるところです。
こちらでは妊娠中のアイスクリームについて紹介致します。
妊娠中アイスクリームは食べても良いの?
妊娠中のどの時期においてもアイスクリームは食べて構いません。
ただし、食べ過ぎには注意しましょう。
アイスの原材料に卵が入っているけど大丈夫?
アイスに入っている卵は加熱殺菌されていますので、
気になるサルモネラ菌などは殺菌されていますので、
安心して食べることができます。
ただし、タンパク質が変性するほど加熱しているわけではないので、
アレルギーで生卵が食べられないと言う場合は、
卵の含まれていないアイスクリームを食べるようにしましょう。
毎日食べても良いの?
アイスクリームの量にもよりますが、
アイスクリーム1個あたり200~300kcal程度あります。
妊娠中のおやつ(間食)として1日に摂取して良いエネルギーは
厚生労働省の食事バランスガイドによると200kcal以下を目安に食べると良いとされていますので、
例えば、ハーゲンダッツの場合だと1個あたり300kcal近くのカロリーがありますので、
これを毎日食べるとなると、若干カロリーが多いかも知れません。
ですので、総摂取カロリーを意識して食べるなら
毎日食べても構わないでしょう。
ただし、1日に2個など食べると確実にカロリーの摂りすぎになるので、
食べたとしても1日1個にとどめておいてください。
なお、妊娠中に摂取すべきカロリーは、
妊娠中の1日の摂取カロリーは普通の生活を送っている場合、
妊娠初期 2100kcal
妊娠中期 2300kcal
妊娠後期 2550kcal
※18~29歳まで。30~49歳までは上記マイナス50kcalになります。
参照:厚生労働省
ラムレーズンアイスは食べても大丈夫?
結論から言うとラムレーズンのアイスクリームも食べて問題ありません。
種類によってはアルコールが少量含まれている物もありますが、
その程度のアルコールであれば気にする必要はないでしょう。
例えばハーゲンダッツのラムレーズンであれば、0.7%のアルコールが含まれています。
もし気になるようであればラムレーズンアイスは避けてください。
コーヒーフレーバーや紅茶フレーバー、抹茶フレーバーは?
これらにはカフェインが含まれていますので、気になる方もいるかと思いますが、
1個程度であれば、全く問題はありません。
妊娠中に1日摂取しても良いカフェイン量は、
世界保健機関(WHO)によると1日に摂取しても良いカフェイン量は300mg/日(コーヒーをマグカップで約2杯)としています。
英国食品基準庁(FSA)では、1日あたりのカフェイン摂取量を200mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)に制限するように求めています。
カナダ保健省(HC)では、1日のカフェイン摂取量を300mg(コーヒーをマグカップで約2杯)に制限するようにいっています。
参照:厚生労働省
というように、海外ではカフェイン摂取許容量が決まっており、
制限の厳しいFSAでも1日に200mgまでならカフェインを摂取して良いことになっています。
日本には海外のような制限はありませんが、
産婦人科医の多くはコーヒーなら1~2杯なら飲んでも良いと言っています。
参照:ママ、あのね。
このコーヒーの種類が何の種類かわかりませんが、
コンビニのコーヒーで行くと、1杯あたり100mg程度のカフェインが含まれていますので、
それが2杯ということなので、大体200mgのカフェインは摂取しても良いことになります。
ですので、アイスクリームに含まれているカフェイン量は気にする必要ありません。
まとめ
妊娠中のどの時期においてもアイスクリームは食べても構いません。
中には卵が入ったアイスクリームもありますが、
市販のものは加熱殺菌しておりますので、食中毒になる恐れもありません。
毎日食べても良いかは、1日1個程度の量であれば、総摂取カロリーと運動量を
注意すれば、毎日食べても太るということはないでしょう。
1日に2個など食べるとカロリーの摂りすぎになりますし、
お腹が冷えますので、1日1個でとどめてください。