モンスターエナジーはエナジードリンク界を代表するドリンクと言っても良いほど有名ですが、
どれくらいのカフェインが含まれているのでしょうか?
また、モンスターエナジーは一気に飲んでも大丈夫なのでしょうか?
こちらではモンスターエナジーのカフェイン量について紹介致します。

スポンサーリンク

モンスターエナジーのカフェインの量は?

モンスターエナジー

モンスターエナジーには様々な種類があります。
だいたいのモンスターエナジーは100mlあたりにカフェインは36mg含まれています。
一部を除いてモンスターエナジーは1本あたり355ml入っていますので、
1本あたりのカフェイン量は一部を除いて142mgとなります。

カフェイン量が異なるのが、モンスターロッシという黄色いモンスターエナジーだけ、
1本(355ml)あたりカフェイン量が124mgとなっています。

モンスターエナジーには500ml缶のものもあり、
例えば、モンスタースーパーコーラには1本あたり200mgのカフェインが含まれています。

モンスターエナジーは一気に飲んでもいいの?

これは、大人か子供かによって分かれるところでもあります。
子供(高校生くらいまで)はモンスターエナジー(355ml)を一気に飲むと
個人差や体重差などにもよりますが、カフェインの中毒症状が出る可能性があります。
症状としては、心臓がドキドキしたり、気分が悪くなったり、眠れなくなったり、
興奮、震え、下痢、吐き気などが挙げられます。
参照:厚生労働省

YAHOO知恵袋に高校生が質問をしていたのですが、
内容がモンスターエナジーを飲んだら気持ち悪くて震えも出ているといった内容でしたので、
おそらくこれはカフェインの中毒症状が表れている物と思われます。

ですので、高校生以下の子供や体重が少ないような人は
モンスターエナジーを一気に飲まないようにした方が良いでしょう。

続いて、大人の場合ですが平均的な体重でカフェインに強い感受性などなければ、
355ml缶でしたら、一気に飲んでも人によりますが、問題がない人の方が多いかと思います。
ただし、体重が少なかったり、カフェインの感受性が強いといった場合は、
カフェインの中毒症状が出る可能性がありますし、健康状態が悪いと言う場合も、
中毒症状が出る可能性があるため、心配な方はモンスターエナジ-はゆっくりと時間をかけて飲んだ方が良いでしょう。

500mlのモンスターエナジーについてですが、
これは誰であっても一気に飲まない方が良いです。
一気に200mgものカフェインを摂取してしまうと、
カフェインの中毒症状が出る可能性が高まります。
ですので、スーパーコーラを飲まれる場合は、数回に分けて飲むか、
ゆっくりと時間をかけて飲むようにしましょう。

スポンサーリンク

1日のカフェイン摂取量はどれくらい?

こちらも子供と大人、あるいは妊娠を予定している人、妊娠中、授乳中の人などによって
カフェインの摂取量が変わってきます。

子供の場合は?

まず、子供の場合ですがカナダ保健省を見てみると、

  • 4~6歳 最大45mg/日
  • 7~9歳 最大62.5mg/日
  • 10~12歳 最大85mg/日
  • 13歳以上 1日当たり2.5mg/kg体重以上のカフェインを摂取しないこと

となっています。
参照:厚生労働省

一方、元東京福祉大教授の栗原久氏によると、
3歳まではカフェインの摂取を控えるように言っており、
4~6歳の子供は1日25mg以下
7~12歳の子供は50mg以下にするように勧めています。

これについての理由は、

「子どもが大量に摂取すると不安や、頭痛、疲労感といった離脱症状が生じるリスクが高まる」。脳を刺激し、眠気防止などには有用だが、「子どもの脳の発育を邪魔する可能性がある」

引用:東京すくすく

と言っており、20歳ごろまでは脳の前頭前野が発達するため、
エナジードリンクの摂取は避けて欲しいと言っています。

特にモンスターエナジーにはレッドブルと比べて多量のカフェインが含まれていますので、
脳の発達のことを考えると避けた方が良いかと思います。

では、カナダ保健省の言う、13歳以上のカフェイン摂取量について見ていくと、
1日当たり2.5mg/kg体重と言っています。

では、高校生の体重を見ていくと、
高校生男子の場合
15歳 58.8kg
16歳 60.7kg
17歳 62.5kg

高校生女子の場合
15歳 51.7kg
16歳 52.7kg
17歳 53.0kg

2019年度の平均体重
参照:Hanakoママweb

となっているため、
17歳の男子がどれくらいのカフェインを摂取しても良いか割り出すと、
156.25mgのカフェインを摂取して良いことになります。

ですが、モンスターエナジーを1本飲むと1日のカフェイン摂取量のギリギリまで、
カフェインを摂取してしまうため、この点から見ても、やはり高校生はモンスターエナジーを飲むのは控えた方が良いと考えます。

スポンサーリンク

大人の場合は?

では、次に健康な大人の場合を見てみると、
カナダ保健省では、1日のカフェイン摂取量は400mgまでとしています。
参照:厚生労働省

この場合だと、モンスターエナジー355mlのものを1日に2本まで摂取しても良いことになります。
500mlのモンスターエナジーでも1日に2本摂取しても良いことになるのですが、
カフェインはエナジードリンクだけでなく、
緑茶や紅茶、烏龍茶、ほうじ茶、コーラ、ココア、栄養ドリンク、チョコレートなどにも含まれていますので、
他からのカフェイン摂取を考えるとスーパーコーラは1日に2本も飲まない方が良いでしょう。

妊娠計画者、妊娠中、授乳中の人は?

そして、妊娠を計画している人および妊娠中、授乳中の人の1日のカフェイン摂取量は、
カナダ保健省では、300mg(コーヒーをマグカップ2杯程度)と言っています。
英国食品基準庁では、カナダ保健省よりも厳しい200mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)に制限するように求めています。
参照:厚生労働省

日本ではこのような制限は設けておりませんが、
多くの医者は、コーヒーなら1~2杯程度ならOKとしています。

このコーヒーがどのコーヒーか定かではありませんが、
レギュラーコーヒーの場合、1杯当たりに60~80mgのカフェインが含まれていますので、
120~160mgのカフェインが摂取出来ると言うことになります。
また、このコーヒーがセブンイレブンなどのレギュラーサイズのコーヒーであれば、
1杯に100~120mgのカフェインが含まれていますので、
これで言えば、200~240mgのカフェインを摂取しても良いということになりますが、
個人的には1日のカフェイン摂取量は200mg以下にとどめておいた方が良いと考えます。

関連記事
関連記事
関連記事

まとめ

モンスターエナジーは他のエナジードリンクと比べて100mlあたりのカフェイン量がどのエナジードリンクよりも多いです。
モンスタースーパーコーラについては、1本で200mgものカフェインが入っており、
日本においては1番カフェインが多く含まれていることになります。

これを一気に飲んでしまうと、人によってはカフェインの中毒症状が出る場合があるため、
心配な方はゆっくり時間をかけて飲むか、数回に分けて飲むようにした方が良いでしょう。

なお、20歳頃までは脳の前頭前野が発達しますので、
この発達を邪魔する可能性のあるエナジードリンクは控えた方が良さそうです。

スポンサーリンク