リラクゼーションを目的としたチリンドリンクは、3種類の味が楽しめますが、
1日何本飲んでも良いのでしょうか?1日2本飲んでも良いのでしょうか?
こちらではチリンドリンクを1日に何本飲んでも良いかについて紹介致します。
チリンドリンクは1日何本飲んでも良いの?
1日何本飲んでも良いかについては、
子供であるか大人であるかで変わってくるところがあります。
チリンには糖類が含まれていますので、まず1日の糖類摂取上限について知る必要があります。
世界保健機関(WHO)を見ると、
成人及び児童の1日当たり遊離糖類摂取量を、エネルギー総摂取量の10%未満に減らすよう勧めている。また5%まで減らして、1日25g(ティースプーン6杯分)程度に抑えるなら、更に健康効果は増大する
引用:食品安全委員会
推奨量がエネルギー総摂取量の10%未満ということなので、
成人の場合、グラムに表すと50g未満になります。
子供の場合ですと、25g程度になります。
なお、遊離糖類というのは、果糖やブドウ糖などの単糖類をはじめ、果汁や蜂蜜などのことを指します。
なお、日本人の砂糖の平均摂取量は69gとされています。
参照:NATIONAL GEOGRAPHIC
では、次にチリンドリンクに含まれている糖類を見ていくと、
チリン(ピーチ&ベリー)1本中に31.3gの砂糖が含まれています。
チリン(白ぶどう&ライチ)には1本中20.5gの砂糖が含まれています。
チリン(レモン&グレフル(には1本中15.3gの砂糖が含まれています。
ですので、大人の場合チリンドリンクのピーチ&ベリーを1日に2本ですと
50g未満という数値をオーバーしてしまいますので、
飲み過ぎということになります。
ピーチ&ベリーとレモン&グレフルであれば、50g未満という数値を超えませんので、
この組み合わせなら2本飲むことができます。
ただし、これはおやつで糖類を摂取しないことが前提の話なので、
おやつも食べられる場合は、チリンドリンクの飲む量を調節する必要があります。
おやつを食べない前提でレモン&グレフルだけを飲むとした場合、
1日に3本程度は飲んでも良い計算になります。
厳密に言えば、上記のような回答になるのですが、
たまに飲む程度であれば、糖類のことはさほど気にする必要はありません。
日常的におやつも食べて清涼飲料も飲むとなると肥満などの原因になりますので、
糖類摂取量は調節しないといけませんが。
※持病を持っている方は医師にご相談ください。
子供の場合は1日何本飲んでも良いの?
WHOの言うことを守るのであれば、1日の糖類は25g未満ということなので、
チリンドリンクのピーチ&ベリーを1本飲むと飲み過ぎになってしまいます。
白ぶどう&ライチやレモン&グレフルの場合だと1本飲んでも問題ありませんが、
おやつも食べるということになると1本飲むと飲み過ぎにあたる可能性があります。
米国心臓協会では次のように述べています。
小児の1日の添加砂糖摂取量の上限を総カロリー量の5%未満とし、清涼飲料については、1週間(1日ではない)の摂取量を236mL以下に制限。
チリンドリンクは清涼飲料にあたりますので、
これに従うと1週間で236mlしか飲むことができません。
1日で表すと33.7mlしか飲むことができません。
これからもわかるように小さい子供にとってチリンドリンクは毎日飲むものではないと言うことがわかります。
もし与えるのであれば3日に1度100ml程度与えるようにすると
米国心臓協会の提言を守ることができます。
米国心臓協会の提言を元に考えるのであれば、
およそになりますが、1週間に1本飲むことが出来る計算になります。
ただし、これらは海外での話で日本人に当てはめるのはちょっと違いますが、
参考にはなるかと思います。
WHOか米国心臓協会どちらを参考にしても構いませんし、
日本人の一般的な食生活をされている場合は、
ちょっと糖類を多く摂取したからと言ってあまり問題にはならないでしょう。
ただし、太り気味、あるいは太っている子の場合は、
糖類摂取も含め、総摂取カロリーに注意をした方が良いでしょう。
糖類を日常的に摂り過ぎているとどうなるの?
たまに摂りすぎた場合は特に問題はないのですが、
日常的に摂りすぎていると肥満のリスクや高血圧のリスク、糖尿病のリスクなど生活習慣病のリスクが増大します。
最初に現れやすい症状としては体重の増加でしょう。
体重が増加しているのであれば、清涼飲料などからの糖類の摂りすぎの可能性がありますので、その場合は食生活を改めた方が良いです。
まとめ
成人の場合と子供の場合で摂取できる糖類の量が異なります。
子供は成人のおよそ半分の量摂取できると考えてもらって構いません。
また、おやつを食べる食べないによってもチリンドリンクの種類によっても
1日に何本飲めるかが変わってきますので、
成人の場合は、1日に糖類が50g未満
子供の場合は、1日に糖類が25g未満
として糖類摂取量を計算すると良いでしょう。
※子供の場合は米国心臓協会の提言も参考に
チリンドリンクなど清涼飲料をたまにしか飲まないということであれば、
1日の摂取量については一般的な摂取量であれば、あまり気にすることはありません。
目安としては、チリンドリンクは1日1本にとどめておくのが、
健康には良いと考えます。