梅昆布茶は塩っ気があり、美味しいですよね。
でも、塩分の量が気になるところです。
梅昆布茶は1日何杯飲んでも良いのでしょうか?
こちらでは、梅昆布茶の塩分量と1日何杯飲んで良いかについて紹介致します。
梅昆布茶の塩分量は?
梅昆布茶1杯(2g)あたりに含まれる塩分は、
1.0~1.2g程度となっており、
伊藤園の梅こんぶ茶は1杯(2g)あたりに塩分が1.2g含まれています。
参照:伊藤園
不二の昆布茶には1杯(2g)あたり塩分が1.0g含まれています。梅昆布茶も同様です。
参照:不二食品株式会社
なお、不二の根昆布茶には1杯あたり0.6gの塩分が含まれています。
1日何杯飲んでも良いの?
1日何杯飲んでも良いかは、子供であったり、高血圧症の方や腎臓病患者の方など
持病を持っておられる方であったり、妊娠中の方であったりで
変わってくるところではあります。
ですので、まず1日にどれくらいの塩分を摂取しても良いのか見てみましょう。
厚生労働省の日本人の食事摂取基準によると
男性は7.5g未満
女性は6.5g未満
高血圧の方の目安は6g未満
人工透析患者の目安は6g未満
腎臓病患者の目安は3~6g未満
となっています。
※持病の方はかかりつけの医師に相談ください。
子供については
1~2歳は3.0g未満
3~5歳は3.5g未満
6~7歳は4.5g未満
12歳以上は成人と同じ量摂取しても良いことになっています。
これを見ると、健康な成人男性であれば1日2杯程度飲んでも問題なさそうですが、
健康な成人女性であれば、1日1杯でとどめておいた方が良さそうです。
また、持病を持っておられる場合は、医師に相談して飲めるかどうか確認した方が良いでしょう。
妊娠中は妊娠高血圧症の関係もありますので、
1日1杯でも毎日飲むのは控えた方が良いかも知れません。
子供に関しては、おおよそ大人の半分程度の塩分量に抑えた方が良いため、
1日1杯飲むと塩分の摂り過ぎになりますので、
飲ませたとしても1日半杯(梅昆布茶の粉1g)でとどめておく。
あるいは、たまに1日1杯飲ませる程度に抑えておいた方が良いでしょう。
塩分を摂り過ぎるとどうなるの?
持病を持っている人以外は、たまに塩分を摂り過ぎたからと入って
特に問題になることはありませんが、
日常的に塩分を過剰摂取していた場合、
高血圧やむくみの原因になりますし、心臓にも負担がかかります。
また、妊娠中であると高血圧のリスクを高めるだけでなく、
赤ちゃんを育てるための体内のバランスがくずれやすくなりますので、
特に注意が必要です。
ですので、日常的に過剰摂取にならないように意識してください。
塩分を摂り過ぎている場合の対処法は?
食生活を見直すことが前提となるのですが、
カリウムを摂取することで、摂取した塩分を排出する作用があるため、
カリウムを摂取することをお勧めします。
カリウムが多く含まれる食材として100gあたりで挙げると
切り干し大根 3500mg
ドライトマト 3200mg
アボカド(生) 720mg
ほうれん草(生) 690mg
人参(生) 630mg
ドライマンゴー 1100mg
ドライバナナ 1300mg
干し柿 670mg
バナナ(生) 360mg
干しひじき(乾燥) 6400mg
乾燥わかめ 5200mg
あおさ(素干し) 3200mg
焼き海苔 2400mg
わかめ(生) 730mg
このようにカリウムを多く含む食材はたくさんあります。
塩分を摂り過ぎている場合は、カリウムの多い食材を積極的に摂り入れましょう。
なお、カリウムにはカリウムの制限がかかっている場合を除いて摂取上限はありませんので、心配する必要はありません。
カリウムを摂るからといって塩分を多く摂取して良いというわけではありませんので、
塩分の過剰摂取には注意してください。
まとめ
梅昆布茶に含まれている塩分は1杯(2g)あたり
1.0~1.2g程度になります。
厚生労働省の日本人の食事摂取基準を見ると、
1日に摂取しても良い塩分量が決まっており、
飲み物で塩分を摂ると普段の食事などから塩分を摂取することを考えると
人によっては塩分の摂り過ぎにあたる可能性がありますので、
飲んだとしても1日1杯程度でとどめておいた方が良いでしょう。
また、毎日飲むのではなく日にちをあけてたまに梅昆布茶を楽しむ程度に
とどめた方が健康には良いです。