梅昆布茶は塩っ気のある飲み物で美味しいですが
カフェインは含まれているのでしょうか?「お茶」と名前が付いているので
カフェイン含有量が気になります。
こちらでは梅昆布茶のカフェインについて紹介致します。

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梅昆布茶にカフェインは入っているの?

梅昆布茶

結論から言うと、カフェインは含まれていません。
お茶と名前が付いているので、煎茶やほうじ茶などのように
カフェインが含まれているように思いますが、
カフェインは0mgなのです。

ですので、妊娠中の方や授乳中の方、子供もカフェインのことを気にせずに飲むことができます。

ただし、注意点はあります。

梅昆布茶には塩分が多く含まれている

梅昆布茶はメーカーによって違いはあるものの、
伊藤園の梅こんぶ茶は、1杯(2g)あたりに塩分が1.2g含まれています。
参照:伊藤園

どのメーカーのものも1.0~1.2g程度は塩分が含まれています。

老若男女、塩分は摂り過ぎないように気をつけた方が良いのですが、
特に高血圧症の方や腎臓病患者、子供、妊娠中の方などは塩分の過剰摂取に気をつけた方が良いです。

厚生労働省の日本人の食事摂取基準によると
男性は7.5g未満
女性は6.5g未満
高血圧の方の目安は6g未満
人工透析患者の目安は6g未満
腎臓病患者の目安は3~6g未満

となっています。
※持病の方はかかりつけの医師に相談ください。

子供については
1~2歳は3.0g未満
3~5歳は3.5g未満
6~7歳は4.5g未満
12歳以上は成人と同じ量摂取しても良いことになっています。

塩分を摂り過ぎるとどうなるの?

塩分をたまに摂りすぎる分には持病の方を除いて問題にはなりませんが、
日常的に塩分を過剰摂取し続けると、
高血圧症やむくみ、心臓にも負担がかかりますので、
塩分の摂り過ぎには十分に注意した方が良いでしょう。

カフェインが含まれている飲み物

カフェインを多く添加した清涼飲料水には100mlあたり32~300mgのカフェインが含まれています。
カフェインが多く含まれているものとしてはZONEやモンスターエナジーなどのエナジードリンクが挙げられます。

その他、100mlあたりのカフェイン量ですが、
インスタントコーヒー 80mg
コーヒー(浸出液) 60mg
紅茶(浸出液) 30mg
煎茶(浸出液) 20mg
ほうじ茶(浸出液) 20mg
烏龍茶(浸出液) 20mg
玄米茶(浸出液) 10mg
参照:厚生労働省

ペットボトルの緑茶 10mg程度
ペットボトルの紅茶 10mg程度
コーラ(120ml) 11.5mg
ココア 2mg
チャイ 30mg程度
玉露 160mg

栄養ドリンク 50mg程度

このようになっています。
他にチョコレートにもカフェインが含まれており、
特に高カカオになるとカフェイン量が多くなります。

1日のカフェイン摂取量は?

1日のカフェイン摂取量としては、WHOによると
健康な成人は1日に400mg
妊婦や授乳中の方は300mg

英国食品基準庁では、
妊婦の方は200mg

元東京福祉大学教授の栗原久氏によると、
子供は、2歳未満は一切のカフェインを摂取してはならず、
3~12歳までは25mgで抑えるように述べており、

20歳頃まではエナジードリンクの摂取は避けるように述べています。

梅昆布茶にはカフェインは含まれていませんが、
カフェインの含まれる、例えばコーヒーなどは
妊娠中や授乳中の方も1~2杯程度は飲んでも問題がありませんので、
これらの方は摂取上限さえ守れば、カフェインのことは過剰に意識しなくても
問題ないでしょう。

子供に関しては、カフェインを過剰に摂取すると
脳の発育に影響が出る可能性がありますので、
摂取出来るカフェイン量も少ないですので、意識した方が良いでしょう。

まとめ

梅昆布茶にはカフェインが含まれていませんので、
子供であっても妊娠中や授乳中であってもカフェインを意識することなく
飲むことが出来るのですが、塩分が多く含まれていますので、
飲んだとしても成人の場合は1日1杯程度でとどめておきましょう。
持病を持っておられる方はかかりつけの医師にご相談ください。

小さな子供に関しては、大人のおよそ半分程度の塩分摂取量になりますので、
毎日梅昆布茶を1杯飲ませると塩分の摂り過ぎにあたる可能性がありますので、
飲ませたとしてもたまに飲ませるか、
1日に梅昆布茶1g(1/2杯)程度に抑えておく方が良いでしょう。

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