カリカリ梅は美味しくてついつい何個も食べてしまう
という方は多いと思いますが、カリカリ梅の塩分量はどれくらいなのでしょうか？
また食べ過ぎるとどうなるのでしょうか？
こちらではカリカリ梅の塩分量と食べすぎた場合にどうなるかについて紹介致します。
カリカリ梅の塩分量は？
カリカリ梅の塩分量はメーカーや大きさによって異なりますが、
大粒の場合、ｍａコーポレーションのカリカリ梅の場合だと、
1粒あたりはちみつ風味が0.6g
甘酸っぱい大きなカリカリ梅が0.83g程度になります。
赤城フーズの種とりカリカリ梅の場合、
1粒あたり0.46gの塩分が含まれています。
メーカーによって違いはありますが、
1粒あたり0.4～0.8gの塩分が含まれています。
どれくらい食べてもいいの？
日本人の食事摂取基準によると1日の食塩摂取量の目標は、
男性7.5g未満 女性6.5g未満 高血圧予防・治療のためには6g未満となっています。
平成30年の食塩摂取量の平均値を見てみると、
男性11.0g 女性9.3gとなっており、多く摂り過ぎていることがわかります。
これを鑑みてどれくらい食べても良いのか計算すると、
毎食の塩分量が2gだと過程するならばカリカリ梅は1日1個で抑えておいた方が良いことになります。
なお、日本人の塩分摂取量の平均から見ると、
毎食の塩分量が3g程度と過程するならば、
カリカリ梅は1日に2個程度は食べても良いことになりますが、
これだと塩分の摂り過ぎになっていますので、
のちのち高血圧症になるリスクが出てきます。
カリカリ梅を食べ過ぎるとどうなるの？
カリカリ梅をたまに食べ過ぎたとしても高血圧などの心配はありません。
ですが、消化不良やクエン酸とカテキンの刺激により腹痛になる可能性はあります。
日常的に食べ過ぎていると、
高血圧症のリスクを高め、むくみの原因にもなります。
塩分を摂り過ぎている場合の対処法は？
食生活を見直すことが前提となるのですが、
カリウムを摂取することで、摂取した塩分を排出する作用があるため、
カリウムを摂取することをお勧めします。
カリウムが多く含まれる食材として100gあたりで挙げると
切り干し大根 3500mg
ドライトマト 3200mg
アボカド（生） 720mg
ほうれん草（生） 690mg
人参(生） 630mg
ドライマンゴー 1100mg
ドライバナナ 1300mg
干し柿 670mg
バナナ（生） 360mg
干しひじき（乾燥） 6400mg
乾燥わかめ 5200mg
あおさ（素干し） 3200mg
焼き海苔 2400mg
わかめ（生） 730mg
このようにカリウムを多く含む食材はたくさんあります。
塩分を摂り過ぎている場合は、カリウムの多い食材を積極的に摂り入れましょう。
なお、カリウムには摂取上限はありませんので、心配する必要はありません。
カリカリ梅の効果は？
塩分が高いため食べ過ぎには注意ですが、
カリカリ梅の塩分やクエン酸には熱中症対策に効果的です。
ですので、暑い時期には1日1個食べると良いでしょう。
また、クエン酸には疲労回復効果が期待できますので、
疲れている時にカリカリ梅を食べるのは有効でしょう。
他に鉄分やミネラル、ビタミンE、カルシウム、ビタミンCなどが含まれています。
鉄分は血液を作るのに必要な栄養素ですし、カルシウムは骨を丈夫にしてくれます。
ビタミンCは免疫力の向上が期待できます。
ビタミンEについては抗酸化作用があるため、身体の酸化を予防してくれるため、
老化防止に役立ちます。
カリカリ梅の塩分が気になる場合は？
カリカリ梅には塩分が多く含まれており、
食べ過ぎると塩分の摂り過ぎになってしまうため、
塩分を気にする方もおられるかと思います。
カリカリ梅ではありませんが、
通常の梅干しであれば、減塩梅干しや無塩梅干しというものが販売されていますので、
カリカリ梅にこだわりがなければ、このような梅干しを食べることをお勧めします。
まとめ
カリカリ梅の塩分はメーカーや大きさによってことなりますが、
大粒の場合、1粒当たり0.4～0.8g程度の塩分が含まれています。
食べる量としては、たまに食べるカリカリ梅の場合であれば
1日に2～3個食べても問題ありませんが、
日常的に食べるということであれば、1日1個程度で抑えておいた方が良いでしょう。
塩分を摂り過ぎるとむくみの原因になったり高血圧症の原因になりますので、
塩分量は意識した方が健康のためです。
もしカリカリ梅ではなく普通の梅干しでもOKということであれば、
減塩梅干しや無塩梅干しなどが売っていますので、
そちらを食べることをお勧めします。
