モンスターエナジーは子供でも飲んでもいいの？何歳から飲んでいいの？

モンスターエナジーは子供でも飲んで良いものなのでしょうか？
また、子供と言っても小学生、中学生など年齢によって飲んでもいいのか？
が変わってきます。
こちらでは、モンスターエナジーは子供でも飲んでいいのか？について紹介致します。

まず、子供と言っても幼児なのか小学生なのか中学生なのかによって
飲んでもいいのかどうかが変わってきます。
というのも、モンスターエナジーにはカフェインが含まれているからです。

モンスターエナジー（355ml）1本中にカフェインは142mg含まれています。

これを踏まえて子供が1日に摂取して良いカフェイン量を見ていくと、
厚労省で紹介されているのですが、カナダ保健省（HC)では、

これを見ると、4～6歳、そして7～9歳、10～12歳の子供は1本飲めません。
13歳以上の子供を見てみると、
13歳の子供の平均体重は、ちょっと古い情報にはなりますが、
男子50.6kg、女子48.3kgとなっています。
参照：文部科学省

つまり、13歳の男子は最大126.5mg、女子は1200.75mgのカフェインを1日に最大ですが
摂取することができます。
となると、13歳でも1本飲むとカフェインの摂りすぎになります。

モンスターエナジーを1本飲める年齢としては、
15歳の男子（平均体重60.1kg）で1本飲める計算になりますので、
中学3年生から高校1年生となります。

女子の場合だと、18歳でも平均体重が54.1kgですので、
モンスターエナジーを1本飲むことはできない計算になります。

これを踏まえると、男子の場合は、15歳から1本飲めるが、
女子の場合は大人（20歳以上）にならないと飲まない方が良いということになります。

ですが、男子の場合でも、モンスターエナジーだけで1日のカフェイン最大摂取量近くまで摂るというのは、
いささか危険ではあります。
というのも、カフェインはコーヒーを始め、コーラ、緑茶、ほうじ茶、ウーロン茶、紅茶、ココア、チョコレートなど
いろいろな物に含まれているからです。

ですが、全日本コーヒー協会によると、12～15歳以上で大人並みに体重が50kgを越えていたら、大人と同じようにコーヒーを飲んでかまわないと言っています。

これに当てはめると、もう少し低い年齢でも男子でも女子でも体重が50kgを越えていたら、
飲めるということになります。
参照:Holly’s Cafe

ただし、カナダ保健省の提唱するカフェイン摂取量からいくと、飲めないことになります。
ですので、結論を出すとモンスターエナジーは子供は飲まない方が良いということになります。

子供がカフェインを摂取しすぎるとどうなるのかについて説明すると、
東京すくすく（東京新聞）によれば、3歳まではカフェインを控えてと言っており、
過剰に摂取すると

「子どもが大量に摂取すると不安や、頭痛、疲労感といった離脱症状が生じるリスクが高まる」。脳を刺激し、眠気防止などには有用だが、「子どもの脳の発育を邪魔する可能性がある」と指摘する。

と元東京福祉大教授の栗原氏は言っています。

ですので、子供が小さければ小さいほどカフェインは控えた方が良いということになります。
目安としては、カナダ保健省の提唱する量を見て、それに従えば問題はないでしょう。

他に、カフェインを過剰でなくても、寝る前などに摂取することで、
睡眠の質の低下が現れたり、眠れなくなるといった症状が出る可能性がありますので、
寝る前などのカフェイン摂取は控えた方が良いでしょう。

全日本コーヒー協会の提唱する量に照らし合わせると、
1日1本飲んでも問題ないのですが、
カナダ保健省の提唱する量に照らし合わせると、

モンスターエナジーでなければいけないということでなければ、
カフェインがそれほど含まれていない他のエナジードリンク（レッドブルなど）で
代用するのが得策かと思われます。

いかがでしたでしょうか？
モンスターエナジーはエナジードリンクの中でもカフェインがたくさん含まれていますので、
子供が飲むに当たって1本飲むのはカフェインの摂りすぎにあたります。

ですので、モンスターエナジーを飲むのは、大人になってからが望ましいでしょう。
差し支えがなければ、先ほども述べたように他のエナジードリンク（カフェイン量が少ない物）で
代用することをお勧めします。

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