奈良漬けは生の酒粕に漬けているため少なからずアルコールが含まれています。
そのため、子供に与えても良いのかどうか迷いますよね?
こちらでは奈良漬けを子供に食べさせてもいいのか?について紹介致します。
奈良漬けは子供が食べても良いの?何歳からいいの?
結論からいうと、法律上は飲酒は禁止されていても、
奈良漬けに関しては禁止されていないため食べても問題ないということになるのですが、
健康面でどこまでOKなのか?というところが気になるかと思います。
奈良漬けのアルコール度数を見てみると、
5%あるようです。
なお、日本農林規格によると、奈良漬けはアルコール度数が3.5%以上のものと決まっています。
これを踏まえて、子供が1切れ2切れ食べたとしても量が少ないため、
アルコールによる影響は出ないでしょう。
なので、子供は少量であれば奈良漬けを食べても問題ないということが言えます。
ただし、奈良漬けを350g(50~60切れ程度)一気に食べると、これは350ml缶ビール(アルコール5%のもの)を
飲むのと同じになるため、食べ過ぎると奈良漬けでも酔ってしまう可能性があります。
ですので、奈良漬けの量には注意してください。
何歳から食べてもいいのか?についてですが、
子供が小さければ小さいほど、アルコールの影響を受けやすいため、
小さいお子様にはそのまま与えるということは控えた方が良いでしょう。
アルコールの分解などは個体差がありますので、一概には言えませんし
法律上も規制があるわけでもないので、なんとも言えないというところはあるのですが、
小学生よりも幼児の方が影響を受けやすいのは確かです。
ですので、何歳から食べれるのかは言えませんが、
小さい子供は注意が必要です。
奈良漬けのアルコールが気になるなら
奈良漬けのアルコールが気になるのであれば、
奈良漬けを薄く切って、2~3時間程度置いておくと
揮発性であるアルコールは飛んでいきますので、
こうすることで子供でも安心して奈良漬けを食べることができます。
もしくは、熱いお湯でお茶漬けにすることによって、熱により
アルコールがある程度飛びますので、こうすることでもアルコールの心配はなくなります。
奈良漬けを食べ過ぎるとどんな影響があるの?
奈良漬けを食べ過ぎると子供によっては酔ってしまいます。
酔うと興奮したり、暴力的になったり、笑い上戸になったり、
頭が痛くなったり、気分が悪くなる、眠くなるといった酔いの症状が出る可能性があります。
これだけなら、まだ良いのですが
子供がアルコールを摂取してはいけない理由があります。
それは
- 脳の発達に影響する「脳障害」
- 二次性徴を遅らせる「性腺機能障害」
- 急性アルコール中毒になりやすい
- アルコール依存症になりやすい
- 集中力が低下する
などの悪影響が出る可能性があります。
参照:Asahi
ですので、子供に毎日のように奈良漬けを多量に食べさせる行為は
やめてください。
食べさせても1日数枚程度で抑えておきましょう。
まとめ
子供は奈良漬けを食べても良いが少量にしておいた方が良いことがわかりました。
特に子供は大人と違いアルコールの悪影響を受けやすいため、
たくさん食べさせるということは控えてください。
法律上は子供が奈良漬けを食べることは禁止されていませんが、
アルコールが入っている以上、多量に食べると酔っ払ったり、
脳や内臓などに悪影響が出る可能性がありますので、
くれぐれも注意してください。