授乳期であっても疲れたときなどにリポビタンDを飲みたくなるときはあるかと思います。
しかし、授乳中にリポビタンDは飲んでも大丈夫なのでしょうか?
赤ちゃんには影響はないのでしょうか?
こちらでは授乳中にリポビタンDを飲んでもいいのかについて紹介致します。
授乳中リポビタンDは飲んでもいいの?
結論からいうと飲んでも問題ありません。
ただし、飲むなら授乳前ではなくて授乳後に飲んだ方が良いでしょう。
というのも、リポビタンDにはカフェインが含まれているからです。
リポビタンD1本中にカフェインは50mg含まれており、授乳前に飲むと
母乳から赤ちゃんに移行します。
その量は、摂取したカフェインの1%未満が母乳に移行すると言われています。
カフェインを摂取する量によっては、赤ちゃんが興奮したり寝なくなったりというような
影響が出ることもあります。
参照:EPARK くすりの窓口
授乳後に飲むと、カフェインは摂取後、30~60分程度で血中濃度が最高まで高まり、
徐々に肝臓で代謝されていき、5~6時間で半減期を迎えます。
ですので、授乳後にカフェインを摂取したとしても、最初の母乳は捨ててしまい、
途中から飲ませるなどの工夫をするとより安心して飲ませることができます。
では、1日にどれくらいの量のカフェインを摂取しても良いのでしょうか?
どれくらいの量飲んでもいいの?毎日飲んでもいいの?
1日にどれくらいの量飲んでもいいかは
日本には基準がありませんが、カナダ保健省では1日に300mgまでのカフェイン摂取は問題ないとされています。
WHOでは1日の上限が300mg。欧州食品安全機関では200mgと制限を設けています。
日本で言われるのは、コーヒーなら1~2杯程度(カフェイン90~180mg程度)なら問題ないとされています。
参照:EPARK くすりの窓口
参照:イオンの子育て応援
ですので、カフェイン的に言えば、リポビタンD1本中に50mgのカフェインが含まれていますので、
3本程度なら問題ないということになります。
しかし、これはあくまでもカフェインだけを見ての話になります。
見なきゃいけないところはカフェインの他に砂糖の量も見なければいけません。
リポビタンD1本中に砂糖は18g含まれています。
WHO(世界保健機関)によると1日の砂糖摂取量は25gまでを推奨しております。
これに照らし合わせると、リポビタンDを1本飲むだけでWHOの掲げるおよそ2/3の砂糖を摂取してしまうことになります。
他に料理に含まれていたり、おやつ(間食)も摂るでしょうから、そういったものを含めると
余裕で25g以上の砂糖を摂取してしまうことでしょう。
ただ、日本人の砂糖摂取量平均は1日69g摂取しています。
参照:NATIONAL GEOGRAPHIC
この平均に照らし合わせると、リポビタンDを1日1本程度ならさして問題になることはないでしょう。
これだと、毎日飲んでも良いのではないでしょうか。
飲むならノンカフェインのリポビタンDなどがお勧め!!
カフェインが気になるという方の場合、リポビタンDにはノンカフェインのものが販売されています。
また、リポビタンDキッズやリポビタンDキッズゼリーにはカフェインが含まれておりませんので、
このようなものを飲めば、カフェインの心配する必要はありません。
ですが、砂糖は含まれていますので、飲み過ぎには注意してくださいね。
健康を考えるなら1日1本程度にとどめておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
リポビタンDにはカフェインが含まれていますが、
その量はコーヒーよりも少ないため、授乳後であれば何も心配することなく
リポビタンDを飲んでも構いません。
ですが、どうしてもカフェインが気になるようでしたら
ノンカフェインのリポビタンDを飲まれたりリポビタンDキッズを飲むと良いでしょう。
いずれにしても砂糖は結構含まれていますので、
飲んでも1日1本までにとどめておいた方が健康には良いかと思います。