妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
ベトナム料理は食べても良いのでしょうか?何か注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のベトナム料理について紹介致します。
妊娠中ベトナム料理は食べても良いの?
ベトナム料理は様々な料理があります。
フォー、バイン・ミー、コムタム、ブン・ボー・フエ、カオ・ルー、バインチャンヌオン、
ミークアン、バインセオ、ブン・チャー、バインベオ、ブンリュウ、生春巻き、バインカン、
などなど。
基本的には生の魚や生の肉が使用されていなければ何を食べても構いません。
バインミーに関してはフランスパンの中にパテを塗っていますので、
パテの中にトキソプラズマが存在する可能性がありますので、
控えた方が良いでしょう。
ブンボーフエはレモングラスが入っていますが、多量に食べるわけではないので
こちらも食べても問題ありません。
なお、レモングラスは多量に食べると子宮収縮を起こす可能性があります。
生春巻きもベトナムで出されるものであれば、問題はありませんが
日本の生春巻きは生のサーモンなど生魚が入っていることがありますので、
これは控えた方が良いでしょう。
生魚にはリステリア菌が存在する可能性があります。
他にパクチーが使われているものもありますが、
パクチーはレモングラスのように子宮収縮作用はありませんので、
お好みであれば食べて問題ありません。
ベトナム料理は基本的に安全
ベトナムは日本のような生食分化ではありませんので、
一部を除いて大体のものに火が通っていますので、リステリア菌やトキソプラズマといった
妊娠中に重症化すると大変なことになることはありません。
ただし、バインミーに関してはパテが塗られていますので、
これは控えてください。
また、ベトナムのお刺身というものがあり
南部ホーチミンから車で3時間ほど行った「ムイネーという漁村」で刺身のサラダが出てきますので、
これは食べないように。
日本で展開するベトナム料理店でもメニューにあるかもしれませんが、
生ものは控えた方が良いです。
火が通っていれば問題ありません。
フォーは食べても良いの?
フォーは米粉で作られた麺で、
様々な種類がありますが、激辛でなければ
どのフォーも食べて問題ありません。
中にはレモングラスを使用しているフォーもありますが、
多量に食べるわけではありませんので、こちらも心配いらないでしょう。
ピリ辛程度の辛さであれば問題なく食べることが出来るのですが、
激辛がなぜダメなのかというと、人によっては腹痛や下痢になり、
ひどい下痢になると子宮が収縮し胎児に良い影響は与えません。
また、激辛に強い場合でも痔になる確率が高くなります。
妊娠中は治療などが限られる場合がありますので、
激辛のものは控えるように言われています。
なお、激辛のものを食べても直接的に胎児に影響することはありません。
まとめ
ベトナム料理は火が通っているものであればどの料理も食べて構いませんが、
バインミーのようにパテが使用されているものも中にはあります。
パテは完全には火が通っていないため、トキソプラズマが存在する可能性があるため、
食べるのは控えた方が良いです。
レモングラスもよく使われるのですが、
サラダのようにたくさん食べるわけではないので、
少量であれば問題なく食べることができます。
パクチーもよく使われる香草ですが、
こちらは子宮収縮作用などはありませんので、
好みであれば食べても構いません。