妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
ピルクルミラクルケアは飲んでも良いのでしょうか?
こちらでは妊娠中のピルクルミラクルケアについて紹介致します。

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妊娠中にピルクルミラクルケアは飲んでも良いの?

ピルクルミラクルケア

結論からいうと、妊娠初期であっても中期であっても後期であっても
1日1本(65ml)なら飲んでも問題ないです。
もちろん195mlのパックのものも1日1本なら飲んでも問題ありません。

1本以上になると、糖分が気になりますし、1日に数本飲んだとしても
効果が倍増するわけでもありませんし、多量に摂取した乳酸菌は便と一緒に排出されるため、
たくさん摂っても意味がありません。

毎日継続することが大切ですので1日に1本継続して飲むようにしましょう。

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ちょっと気になる点もある

ピルクルミラクルケアの原材料にちょっと気になる成分が含まれています。
といっても飲む量が少ないため、問題はないでしょうが念のため伝えておきます。

ピルクルミラクルケアには人工甘味料として
アセスルファムKとスクラロースが含まれています。

人工甘味料は摂取しすぎると(あくまで摂取しすぎた場合の可能性についてのお話です)胎児に影響が出る可能性があります。

ベイクの国立糖尿病・消化器・腎疾病研究所(NIDDK)の研究チームの実験では、

妊娠・授乳中の母マウスに人工甘味料スクラロースとアセスルファムKを摂取させたところ、子マウスの代謝に対して悪影響を及ぼし、マイクロバイオーム(細菌叢9))が変化したと発表しました(Frontiers in Microbiology 2019年6月)。

研究チームは、妊娠・授乳中の母マウスにスクラロースとアセスルファムKの混合液を、ヒトにおける1日摂取許容量に相当する量、その2倍量、水の3群に分けて投与し健康影響を検証した。母マウス(n=31)は血液、母乳、糞便、尿、子マウス(n=226)は血液、糞便、尿を解析した。子マウスを解析したところ、スクラロース、アセスルファムKは共に胎盤と母乳を通してマウスに移行することが確認された。これは以前より報告されていたことではある。

人工甘味料を1日摂取許容量の2倍量摂取した母マウスは、人工甘味料の摂取量が1日摂取許容量である母マウスと比べ、代謝変化が非常に大きかった。また、子マウスの肝機能も影響を受け、血液中の毒素を分解する働きは衰え、腸内の細菌代謝物が劇的に変化した。腸内細菌の変化は2型糖尿病や肥満に類似し、インスリン分泌、炎症、腸内細菌の変化を引き起こす糖の影響が拡大し、脂肪の蓄積を促し、2型糖尿病を誘発することが認められた。

引用:くにちか内科クリニック

この研究では、マウスを使っており、人工甘味料を1日の許容摂取量の2倍という
多量の人工甘味料を投与させているので、参考程度にしかなりませんが、
仔マウスの腸内細菌の変化が認められ、肥満や2型糖尿病を誘発することが認められたとあります。

少なくとも、人工甘味料は胎盤を通して胎児に移行するため、
注意に超したことはありせん。

この研究では動物を使っており、人間には当てはめることはできませんが、
継続して人工甘味料を摂取することは人間であっても控えた方が良さそうな結果が出ています。

人工甘味料はスクラロース、アセスルファムK以外にもアスパルテームやL-フェニルアラニン化合物などがありますが、
他の研究では、カルガリー大学のライマー教授の研究によるマウス実験があります。

実験では妊娠中のラットにアスパルテーム、ステビア、または普通の水を与え、出産後に仔の体重を測定しするとともに腸内微生物叢を調査した。

驚くべきことに、甘味料はラットの母親に対する影響はごくわずかだったものの、仔には有意な影響があった。甘味料を与えられた母親から生まれた仔は、体重が多く、体脂肪率が高くなっていた。腸内微生物に重要な変化が見られ、具体的には、プロピオン酸と酪酸を生成する微生物が増加し、乳糖を発酵させる種は減少していた。腸内細菌叢におけるこれらの変化は、仔の体重増加を引き起こした可能性があるという。

引用:LINK de DIET

この研究ではどのくらいの人工甘味料を摂取させたかわかりませんが、
仔マウスの腸内細菌の変化による体重増加を引き起こした可能性があると言っています。

いずれも多量の人工甘味料を投与した場合と考えられるため、
あまり気にする必要はないでしょうが、例えばピルクルミラクルケアを1日に20本など
多量に摂取し続けるような話だと思われます。

ですので、1日1本程度なら上記の話は気にしなくて良いレベルでしょう。

ただし、ゼロコーラなど人工甘味料で甘味を出しているものを
1日に何本もがばがば飲んでいると胎児に影響が出る可能性が否定できませんので、
そのような食生活を行なっている場合は改めた方が良いと考えます。

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ピルクルミラクルケアは妊娠中に嬉しい効果がある

ピルクルミラクルケアの効果として

  • 腸内環境を改善する
  • 疲労を軽減する
  • 睡眠の質を向上する

という効果があります。

妊娠中は便秘になる人も多いので、腸内環境は整えておいた方が良いです。
また、睡眠の質の向上もされるため、
妊娠中に眠りにくくなるという方は多いため、
これらを改善してくれるというのはありがたい効果です。

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まとめ

ピルクルミラクルケアは1日1本なら妊娠中に飲んでも問題ありません。
糖分も少ないため、他の乳酸菌飲料よりも良いかもしれません。

とはいえ、1日に何十本も(そんなに飲む人はいないと思いますが)飲むようなまねはやめてください。
人工甘味料は多量に摂取し続けると胎児に影響が出る可能性が否定できませんので、
その点だけ注意してください。

特にゼロコーラなどをたくさん飲まれている方は、
食生活の改善をした方が良いかもしれません。

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