妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
うずらの卵は食べても良いのでしょうか?何か注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のうずらの卵について紹介致します。
妊娠中うずらの卵は食べても良いの?
結論から言うと、生卵でなければ安心して食べることができます。
鉄分が豊富に含まれているため、特に妊娠中期以降からは積極的に摂り入れたい食材になります。
どれくらいの量食べても良いの?
うずらの卵1個の可食部10gあたりのカロリーは16kcalとなっています。
うずらの卵の水煮や揚げ物など加熱されているものは何でも食べても良く、
摂りすぎてはいけない成分というのも少量ですので、
うずらの卵だけでお腹いっぱいになるまで食べるのは
栄養が偏ってしまいますが、何かの料理に入れたりして
食べる分には特に量は気にせず食べても良いです。
できるなら、1食に3個以上食べると1個当たりに鉄分が0.31mg含まれていますので、
3個で約1g摂取できるので、3個以上食べることをおすすめします。
うずらの生卵は食べるとどうなるの?
日本で販売されているうずらの卵でしたら、
賞味期限内で保存方法が冷蔵保存でしたら
基本的に何か起こることはありません。
これが常温保存で賞味期限が過ぎたりすると
場合によってはサルモネラ菌による食中毒になる可能性はあります。
ですので、万が一食べてしまったとしても
賞味期限内でかつ冷蔵保存してあれば、それほど心配する必要はないでしょう。
うずらの卵の栄養は?
うずらの卵1個(可食部10g)の栄養を見てみると、
エネルギー 16kcal
タンパク質 1.26g
脂質1.31g
炭水化物 0.03g
ビタミンA 35μg
ビタミンD 0.25μg
ビタミンE 0.09mg
ビタミンK 1.5μg
ビタミンB1 0.01mg
ビタミンB2 0.07mg
ナイアシン 0.01mg
ビタミンB6 0.01mg
ビタミンB12 0.47μg
葉酸 9.1μg
パントテン酸 0.1mg
ビオチン 1.9μg
ナトリウム 13mg
カリウム 15mg
カルシウム 6mg
マグネシウム 1.1mg
リン 22mg
鉄 0.31mg
亜鉛 0.18mg
銅 0.01mg
マンガン 0mg
ヨウ素 14μg
セレン 4.6μg
モリブデン 0.8μg
食塩相当量 0.03g
このようになっています。
参照:カロリーSlism
この中で多い成分は、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンB2、ビタミンB12
葉酸、ビオチン、鉄、ヨウ素、セレンとなっています。
先ほども書きましたが、鉄分が比較的多く3個食べるだけで鉄分が約1g摂取できるのは
大きいです。妊娠中期以降は鉄分不足に陥りやすいため、
積極的に食べることをおすすめします。
まとめ
妊娠中のどの時期においても生でなければうずらの卵は食べて構いません。
鉄分が比較的多く含まれていますので、
特に妊娠中期以降は積極的に摂り入れたい食材になります。
うずらの卵を3個食べるだけで鉄分が約1g摂取できますし、
カロリーも48kcalなので条件的には非常に良いです。
仮に10個食べたとしてもカロリーは160kcalなので栄養の偏りの心配はありませんし、
鉄分も3g程度は摂取できます。