妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
肉まんは食べても良いのでしょうか?また、ピザまんやあんまんはどうなんでしょうか?
こちらでは妊娠中の肉まんについて紹介致します。
妊娠中肉まんは食べても良いの?
結論から言うと妊娠中のどの時期においても肉まんは食べても構いません。
ただし、塩分が割と多いため1食に2個食べると塩分の摂り過ぎになる可能性がありますので、
食べ過ぎには注意してください。
どれくらいの量食べても良いの?
肉まん1個あたり、メーカーなどによっても異なるところですが、
159kcal程度あります。
ただし、塩分が割と多く含まれており、1個あたり1.28gの塩分が含まれています。
厚生労働省によると18歳以上の女性の1日の塩分摂取目標量は6.5g未満とされているため、
1食に表すと2.1g程度しか塩分を摂取することができません。
肉まんを1食で2個食べるとたまになら良いのですが、
日常的に肉まんばかりを食べていると塩分の摂り過ぎになる可能性があります。
ですので、どのくらいの量食べて良いかについては1食に1個とさせていただきます。
からしは付けても良いの?
過剰に付けるのでなければ問題ありません。
妊娠中は辛いものは控えるように言われたりしますが、
ピリ辛のものは問題ありません。
問題になるのは激辛のものになります。
人によっては激辛のものを食べると腹痛や下痢になる場合があります。
ひどい下痢の場合、子宮が収縮して胎児に良い影響は与えません。
下痢にならなかったとしても激辛のものを食べ続けると
痔になるリスクが高まります。
妊娠中に痔になると治療が限られる場合がありますので、
注意しなければなりません。
なお、激辛のものを食べたからと言って胎児には直接的に影響することはありません。
肉まんの栄養は?
肉まん1個(86g)あたりの栄養を見てみると、
エネルギー 159kcal
タンパク質 5.13g
脂質 6.31g
炭水化物 21.17g
ビタミンA 4.4μg
ビタミンD 0.27μg
ビタミンE 0.21mg
ビタミンK 8.9μg
ビタミンB1 0.17mg
ビタミンB2 0.09mg
ナイアシン 1.42mg
ビタミンB6 0.09mg
ビタミンB12 0.09μg
葉酸 35.66μg
パントテン酸 0.49mg
ビオチン 3.16μg
ビタミンC 4.33mg
ナトリウム 505.49mg
カリウム 200.23mg
カルシウム 39.98mg
マグネシウム 11.04mg
リン 86.04mg
鉄 0.42mg
亜鉛 0.6mg
銅 0.04mg
マンガン 0.22mg
ヨウ素 1.31μg
セレン 4.1μg
クロム 0.87μg
モリブデン 5.01μg
食物繊維総量 0.36g
食塩相当量 1.28g
このようになっています。
参照:カロリーSliism
この中で多い成分としては、
ビタミンK、ビタミンB1、ナトリウム、モリブデンとなっており、
満遍なく栄養があるという感じになっています。
タンパク質が摂取できるのが良い点ですね。
ピザマンやあんまんは食べても良いの?
こちらも肉まん同様、妊娠中のどの時期においても食べることができます。
ピザマンはチーズが心配という方もおられますが、
日本のチーズは基本的に乳の段階で殺菌されていますので、リステリア菌の心配はありません。
また、ピザマンに入っているチーズは加熱されていますので、なおのこと問題ありません。
ピザマン1個の塩分は0.8g、あんまん1個の塩分は0.38gとなっていますので、
組み合わせとしては肉まんとピザまん。肉まんとあんまんとすると
塩分の摂りすぎにはあたりません。
肉まんよりもピザまんやあんまんの方がカロリーは高めになっています。
妊娠中に肉まんが無性に食べたい場合、赤ちゃんの性別に関係するの?
妊娠中に無性に肉まんが食べたいという方は一定数おられますが、
生まれてくる赤ちゃんの性別に何の関係もありません。医学的根拠もありません。
ただし、ジンクスというものは存在しており、
肉まんが食べたくなった場合、男の子が生まれると言われています。
これは肉が食べたくなったら男の子が生まれるというジンクスから来ています。
ただし、結果としては男の子も生まれますし、女の子も生まれます。
どちらかに偏るということはありません。
しかし、ジンクスを信じるのは良いことで、
どちらが生まれるかなと考えている時は、きっと幸せな時間となっているため、
幸せホルモンと呼ばれるセロトニンがおそらく分泌されています。
セロトニンは心のバランスを整えてくれる脳内物質のひとつで、
心と体を安定させて、幸せを感じやすくする働きをもつと言われています。
まとめ
妊娠中のどの時期においても肉まんは食べても構いませんし、
からしも付けて構いません。
ピザまんやあんまんにおいても食べて構いません。
ただし、1食に肉まんを2個食べると多少塩分の摂り過ぎになりますので、
たまになら良いですが、日常的に肉まんばかり食べていると
塩分の摂り過ぎになる可能性がありますので注意してください。
組み合わせとしては肉まんとピザまん、肉まんとあんまんという組み合わせが
塩分の摂り過ぎにはなりませんので、良いかと思います。