妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
豚キムチは食べても良いのでしょうか?何か注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中の豚キムチについて紹介致します。

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妊娠中豚キムチは食べても良いの?

豚キムチ

結論を言うと、一般的な量であれば豚キムチは食べても構いません。
ただし、豚キムチに激辛スパイスを混ぜたりして
激辛にした豚キムチは推奨致しません。

豚キムチ程度のピリ辛の辛さ程度であれば問題なく食べることができます。

なぜ激辛のものはダメなのか?

妊娠中は辛いものを控えるように言われたりしますが、
その理由は、胃腸の働きが弱くなったり、抹消血管に作用してうっ血、充血、
痔になる可能性があるからです。
参照:母子健康手帳アプリ

これは辛さが増せば増すほど作用してしまうため、
激辛と一般的に呼ばれるものは控えてください。

また、胃腸にダメージを受けてしまい、
下痢や胸焼けのリスクを高めてしまいます。

妊娠中に痔になると治療法はあるものの使える薬が限られてしまいますので、
妊娠中の激辛は避けた方が良いでしょう。

また、ひどい下痢になると子宮が収縮しますので、
流産などのリスクを高めてしまいます。

そういった意味でも、妊娠中の激辛は避けた方が良いです。

なお、辛いものは直接的に胎児に影響することはありません。

どれくらいの量食べても良いの?

妊娠中の1日の摂取カロリー目標を見てみると、
普通の生活を送っている人で、
妊娠初期 2050kcal
妊娠中期 2250kcal
妊娠後期 2450kcal

となっており、そのうちおやつで摂取するカロリーは
厚生労働省の食時バランスガイドによると1日200kcal以下が推奨されていますので、
これを引いて、1日3食摂取するとした場合の1食のカロリーは、
妊娠初期 633kcal
妊娠中期 700kcal
妊娠後期 783kcal

となります。

豚キムチのカロリーを見てみると、
1人前(398g)あたり546kcalとなっています。

これにご飯などを付け加えるとちょうど良い食事になりますね。

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豚キムチの栄養は?

1人前(398g)あたりの栄養を見てみると、

タンパク質 19.3g
脂質 47.8g
炭水化物 16.04g

ビタミンA 163.74μg
ビタミンD 0.52μg
ビタミンE 2.27mg
ビタミンK 135.08μg
ビタミンB1 0.64mg
ビタミンB2 0.28mg
ナイアシン 5.85mg
ビタミンB6 0.56mg
ビタミンB12 0.52μg
葉酸 102.76μg
パントテン酸 1.35mg
ビオチン 6.89μg
ビタミンC 34.71mg

ナトリウム 1153.76mg
カリウム 944.49mg
カルシウム 95.48mg
マグネシウム 46.53mg
リン 233.79mg
鉄 1.79mg
亜鉛 2.43mg
銅 0.2mg
マンガン 0.48mg
ヨウ素 16.36μg
セレン 15.48μg
クロム 1.59μg
モリブデン 36.02μg

食物繊維総量 5.45g
食塩相当量 2.99g

このようになっています。
参照:カロリーSlism

ビタミン類が豊富に含まれており、ミネラル類ではカリウムやモリブデンが
豊富に含まれていますが、カルシウムや鉄が少々少なめになっています。

塩分が若干多いため毎食豚キムチなどは避けた方が良いでしょう。

毎日食べてもいいの?

豚キムチを毎日食べるのは控えた方が良いでしょう。
その理由としてカルシウムや鉄分が補えないだけでなく
塩分が多めに含まれているため、毎日食べると塩分の摂り過ぎになる可能性が出てくるからです。

塩分は厚生労働省によると18歳以上の女性の1日の塩分摂取目標量は6.5g未満と定められています。
これは1食に表すと2.1g程度しか摂取できないことになるため、
豚キムチを1食分摂取すると、この量を上回ってしまうからです。

とはいえ、ビタミン類に加えて食物繊維も摂取できるため、
毎日は避けたいところですが、定期的に食べても良い料理と言えるでしょう。

鉄分を補いたいのであれば、妊娠初期を除いて、
妊娠中期・後期では豚肉の代わりにレバーを入れたり、
豚肉の他にレバーを入れると鉄分は多く摂取できます。

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まとめ

妊娠中のどの時期においても豚キムチは食べても構いません。
ただし、デスソースなど激辛の調味料などで激辛にしたものは避けた方が良いです。

豚肉と通常のキムチで炒めたものであれば
ピリ辛程度ですので、辛さの心配をすることなく食べることができます。

塩分が若干多いため毎食食べると塩分の摂り過ぎになってしまいますので、
毎食食べるのは避けてください。
また、毎日食べるのも栄養バランスの観点からと塩分量から
避けた方が良いでしょう。

しかし、栄養は豊富な料理ですので定期的に食べた方が良い料理と言えます。

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