妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
さつまいもばかり食べていると太るのでしょうか?
どれくらいの量なら食べても良いのでしょうか?
こちらでは妊娠中のさつまいもについて紹介致します。

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妊娠中さつまいもを食べると太る?

さつまいも

おやつにさつまいもを1本食べたり、
白ご飯の代わりにさつまいもを食べたりさつまいもばかり食べていると
太るのかというと、摂取カロリーが適切であれば太ることはありません。

太るのは食べ過ぎの場合、
消費カロリーよりも摂取カロリーの方が日常的に多い場合に太ります。

妊娠中の摂取カロリーとさつまいものカロリーは?

妊娠中の1日の摂取カロリー目標を見てみると、
普通の生活を送っている人で、
妊娠初期 2050kcal
妊娠中期 2250kcal
妊娠後期 2450kcal

となっており、そのうちおやつで摂取するカロリーは
厚生労働省の食時バランスガイドによると1日200kcal以下が推奨されていますので、
これを引いて、1日3食摂取するとした場合の1食のカロリーは、
妊娠初期 633kcal
妊娠中期 700kcal
妊娠後期 783kcal

となります。

さつまいものカロリーを見てみると、
1本(200gの可食部)あたり230kcalになります。
参照:カロリーSlism

例えば、おやつとして食べる場合、1日のおやつは200kcal以下ですので、
1本食べるとおやつとしては多いことになります。
1日程度多いなら問題はないのですが、日常的におやつを多く摂取していると
太る確率が高くなります。

次に、食事として摂取する場合
白ご飯お茶碗1杯のカロリーを見てみると、
1膳160gあたり250kcalとなっていますので、
さつまいもを1本食べたとしても問題にはなりません。

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太るかどうかは食べる量次第

さつまいもを食べて太るかどうかは日常的に食べる量によります。
おやつとして1本食べるとおやつとしてはカロリーが多くなってしまいますが、
白ご飯の代わりに1本食べるのであれば、若干カロリーが低くなりますので、
問題ありません。

さつまいもにバターを塗ったりして食べるとカロリーは増加しますので、
食事の量やおやつの量を調節する必要はありますが、
さつまいもを食べて必ず太るというわけではないので、
妊娠中さつまいもを毎日食べても問題はありません。

さつまいもの栄養は?

さつまいも1本200gの可食部の栄養を見てみると

エネルギー 230kcal
タンパク質 2.18g
脂質 0.36g
炭水化物 58.06g

ビタミンA 3.64μg
ビタミンE 2.73mg
ビタミンB1 0.2mg
ビタミンB2 0.07mg
ナイアシン 1.46mg
ビタミンB6 0.47mg
葉酸 89.18μg
パントテン酸 1.64mg
ビオチン 7.46μg
ビタミンC 52.78mg

ナトリウム 2002mg
カリウム 873.6mg
カルシウム 65.52mg
マグネシウム 43.68mg
リン 85.54mg
鉄 1.09mg
亜鉛 0.36mg
銅 0.31mg
マンガン 0.75mg
ヨウ素 1.82μg
クロム 1.82μg
モリブデン 7.28μg

食物繊維総量 4g

このようになっています。
参照:カロリーSlism

この中で豊富に含まれている栄養としては、
ビタミンE、ビタミンB6、葉酸、パントテン酸、ビタミンC、カリウム、銅、モリブデン
となっています。

白ご飯と比べると全体的に栄養が多く含まれています。

ビタミンEについては白ご飯には含まれていませんし、
ビタミンB6は白ご飯1膳に0.03mgしか含まれていません。
葉酸についても白ご飯には4.8μgですし、
パントテン酸は0.4mg
カリウムは46.4mg
銅は0.16mg

となっています。
鉄分に関しては9倍ほどさつまいもの方が多く含まれています。

栄養を摂るという意味においては白ご飯を食べるよりもさつまいもを食べた方が
健康には良いことがわかります。

特に、カリウムは白ご飯の約20倍ほど多く含まれています。
カリウムは体内の塩分を体外に排出する働きがありますので、
妊娠中は特にカリウムを摂取した方が良い時期ですので、
こちらでは白ご飯よりもさつまいもを推奨します。

妊娠中期後期に関しては鉄分の付加量が+9.5mgとなり、
通常の摂取量9.0mgに加えますので、1日に16mgの鉄分が必要になります。

ですので、妊娠中期からは白ご飯を食べるよりさつまいもを食べた方が
鉄分を補うことができますので、鉄分においても白ご飯よりもさつまいもを食べた方が良いことになります。

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つわり時期でさつまいもしか食べられない場合は?

つわり時期でさつまいもしか食べられない場合、
つわり時期の考え方は食べられる物を食べられる時に食べられるだけ食べる
というのが基本的な考え方ですので、さつまいもを食べられる時に食べても良いです。

さつまいもしか食べていなくてお腹の赤ちゃんが心配という方もおられると思いますが、
赤ちゃんはママの元々蓄えている栄養を吸収して成長しますので心配する必要はありません。

つわりが終わって何でも食べられるようになったら
さつまいもだけではタンパク質やカルシウムなどの栄養が摂取できないので、
栄養やカロリーなどを意識した食生活に戻してください。

食べづわりの場合でさつまいもばかり食べている場合、
こちらは太る可能性がありますが、こまめにさつまいもを食べる、
1日に食べる量をあらかじめ決めておくなど工夫すれば
摂取カロリーをある程度軽減できますので、試してみてください。

つわりはずっと続くものではありませんので、
仮にさつまいもの食べ過ぎで太ったとしても、
つわりが終わってから食生活を見直せば、正常な体重に戻すことはできますので、
つわり後は摂取カロリーに注意していきましょう。

まとめ

妊娠中にさつまいもを食べると太るかどうかは
食べる量次第になります。

適切な量食べるのであれば、白ご飯を食べるよりも栄養がありますので
おすすめの食材と言えます。

特にカリウムが豊富で鉄分も白ご飯の9倍近く多く含まれていますので、
白ご飯の代わりに食べることはおすすめです。

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