妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
コーンスープはどれくらい飲んでも良いのでしょうか?注意点としては塩分が気になるところです。
こちらでは妊娠中のコーンスープについて紹介致します。
妊娠中コーンスープはどれくらい飲んでいいの?
妊娠中コーンスープを1日に何杯飲んでいいのか知るには
1日の塩分摂取上限を知る必要があります。
妊娠中の1日の塩分量は厚生労働省を見ると、6.5g未満とされています。
次に、コーンスープ1杯の塩分量はメーカーにもよりますが、
およそ1.35gとなっています。
コーンスープだけで1.35g摂取することになるため、
他のおかずなどのことを考えると、
1日1杯にとどめておくのが無難でしょう。
仮に、1日3杯飲むと、およそ4gの塩分を摂取することになり、
残り2.5g程度しか摂取出来なくなりますので、
確実に6.5g未満を超えてきます。
つわり時期でコーンスープしか飲めない場合は?
つわり時期でコーンスープしか飲めないと言う場合は、
食べられる時に食べられるだけ食べるというのが基本的な考え方ですので、
塩分量のことは気にせずに飲んでもらって大丈夫です。
ただし、つわりが終わって何でも食べられるようになれば、
カロリーや栄養、塩分量のことを意識した食生活に戻すようにしてください。
塩分を摂り過ぎるとどうなるの?
たまに塩分を過剰摂取したとしても特に問題にはならないのですが、
日常的に過剰摂取していると、
妊娠中はむくみやすいのですが、そのむくみがさらにひどくなったり、
高血圧のリスクを高めたり、
赤ちゃんを育てるための体内のバランスがくずれやすくなります。
参照:エレビット
妊娠高血圧症候群になると胎盤に送られる血液量が減少して、赤ちゃんに酸素や栄養がうまく行き渡らなくなる可能性を高め、
その結果、赤ちゃんの発育不全や機能不全を引き起こす可能性が高まったりします。
参照:HOW TO MARRY
塩分を摂り過ぎている場合の対処法は?
食生活を見直すことが前提となるのですが、
カリウムを摂取することで、摂取した塩分を排出する作用があるため、
カリウムを摂取することをお勧めします。
カリウムが多く含まれる食材として100gあたりで挙げると
切り干し大根 3500mg
ドライトマト 3200mg
アボカド(生) 720mg
ほうれん草(生) 690mg
人参(生) 630mg
ドライマンゴー 1100mg
ドライバナナ 1300mg
干し柿 670mg
バナナ(生) 360mg
干しひじき(乾燥) 6400mg
乾燥わかめ 5200mg
あおさ(素干し) 3200mg
焼き海苔 2400mg
わかめ(生) 730mg
このようにカリウムを多く含む食材はたくさんあります。
塩分を摂り過ぎている場合は、カリウムの多い食材を積極的に摂り入れましょう。
なお、カリウムには摂取上限はありませんので、心配する必要はありません。
塩分がカットされたコーンスープも販売されている
例えば、味の素から販売されている「クノール® カップスープ」コーンクリーム塩分40%カット
の場合ですと、1食分あたり塩分量が0.48gしか含まれていません。
この場合、1日に3杯飲んだとしても1.44gの塩分量なので、
毎日続けたとしても問題はないでしょう。
コーンスープが好きで毎食飲みたいと言う場合や、
塩分量を気にされている場合などは、塩分がカットされたコーンスープを飲まれることをお勧めします。
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まとめ
通常のコーンスープは1食分あたり塩分が1.35g程度含まれていますので、
1日1杯程度にとどめておいた方が良いでしょう。
1日3杯など飲むと塩分の摂り過ぎになる可能性が出てきます。
ただし、塩分カットされたコーンスープならクノールの場合ですと0.48gしか塩分が含まれていませんので、
毎食飲んだとしても問題ありません。
たまに塩分を摂り過ぎたとしても問題にはならないのですが、
日常的に塩分を摂り過ぎていると、妊娠高血圧症などのリスクが高まりますので、
塩分摂取量には気をつけてください。