パエリアは魚介類とお米を炊き合わせたスペイン料理でサフランを使用しているのが特徴的ですが、
子供は何歳からいつから食べても良いのでしょうか?
こちらでは子供とパエリアについて紹介致します。

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パエリアは子供は何歳からいつから食べても良いの?

パエリア

パエリアの魚介類は良く噛まないといけないため、
魚介類も食べる前提でしたら歯が生えそろう3歳あたりから与えるのが望ましいでしょう。

魚介類を除いてご飯だけ与えるのでしたら、
離乳食が完了しパクパク期に入る1歳から1歳半あたりからでも与えることはできます。
また、魚介類を細かく刻むのでしたら魚介類も与えることはできます。

パエリアは基本的に毎日食べる物ではないため、
あまり塩分のことは気にしなくても良いのですが
頻繁に食べるのであれば、与える量に気をつけないといけません。

どれくらいの量食べても良いの?

まず1~2歳の子供の1食のカロリーは300kcal程度となっています。
3~5歳になると男子450kcal程度、女子400kcal程度となります。

パエリアのカロリーを見てみると、
1人前あたり361kcalとなっています。

ですので、1~2歳の子供の場合パエリアだけを食事とするのであれば、
魚介類を除いたお米の部分だけを1人前食べても良い計算になります。
魚介類を細かく刻んで与えたとしても1人前程度は食べても良いでしょう。

3~5歳では、1人前だとちょっと物足りないかと思いますので、
そこにサラダやスープなどを付けても良いかも知れません。

なお、パエリア1人前あたりの塩分量は1.2g程度になります。
1~2歳の塩分摂取量は1日に

男子 3.0g未満
女子 3.5g未満

となっており、3~5歳では

男子 4.0g未満
女子 4.5g未満

となっております。

多少注意しないといけないのは1~2歳なのですが、
1食で塩分を1.0g未満までは摂取しても良いので、
多少オーバーはするものの、毎日でなければ特に問題にはなりません。

日常的に塩分の多いものを摂取しているとどうなるの?

日常的に塩分の多いものを摂取していると
その味付けになれてしまい、大人になっても塩分の多いものを好むようになります。
そうなると、将来の高血圧症やむくみなどのリスクが高まります。
心臓や腎臓にも負担をかけますので、よくありません。

ですので、小さい頃から食育として薄味のもので慣れさせておいた方が良いでしょう。

塩分を摂り過ぎている場合の対処法は?

食生活を見直すことが前提となるのですが、
カリウムを摂取することで、摂取した塩分を排出する作用があるため、
カリウムを摂取することをお勧めします。

カリウムが多く含まれる食材として100gあたりで挙げると
切り干し大根 3500mg
ドライトマト 3200mg
アボカド(生) 720mg
ほうれん草(生) 690mg
人参(生) 630mg

ドライマンゴー 1100mg
ドライバナナ 1300mg
干し柿 670mg
バナナ(生) 360mg

干しひじき(乾燥) 6400mg
乾燥わかめ 5200mg
あおさ(素干し) 3200mg
焼き海苔 2400mg
わかめ(生) 730mg

このようにカリウムを多く含む食材はたくさんあります。
塩分を摂り過ぎている場合は、カリウムの多い食材を積極的に摂り入れましょう。
なお、カリウムには制限がかけられていない限り摂取上限はありませんので、心配する必要はありません。

アレルギーに注意して

パエリアのアレルゲンを見てみると、
乳、小麦、えび、大豆、鶏肉、貝類、かつお、まぐろ、にんじん、
となっています。

入れる具材によって多少異なると思いますが、
食物アレルギーがある場合は、食べる前に何が入っているのか確認してください。

まとめ

パエリアにはサフランが使われていますが、
子供が食べてはいけないというような制限はありませんので、
香辛料については問題ありません。

子供があまりにも小さすぎると魚介類が固くて噛めないと思いますので、
与えるとしたら歯が生えそろう3歳あたりから与えると良いでしょう。

魚介類を除いてしまうか、細かく刻んであげると
離乳食が完了してパクパク期が始まる1歳から1歳半あたりからでも与えることはできます。

日常的にパエリアを食べるわけではないと思いますので、
塩分のことはあまり気にしないで良いでしょう。

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