ウスターソースは果物や野菜に香辛料を加えて熟成させたソースのことですが、
子供は何歳からいつから使用しても良いのでしょうか?
こちらではウスターソースと子供について紹介致します。
ウスターソースは子供は何歳からいつから使用しても良いの?
ウスターソースは味が濃いため離乳食が完了しパクパク期に入る
1歳から1歳半あたりから与えても良いです。
ただし、かけすぎると辛くなりますし塩分の摂り過ぎになりますので、
かけ過ぎには注意してください。
どれくらいかけても良いの?
ウスターソースの塩分量を見てみると
小さじ1杯(7g)あたり0.5gの塩分が含まれています。
例えば、とんかつやコロッケなどにかける場合、
かけなくても十分に味がある場合は極力かけないようにしてください。
薄味で物足りない場合に小さじ1杯では多すぎるので、
小さじ1/2杯程度(約3g)程度を目安にかけると塩分も0.2g程度で抑えられるため、
それほど塩分の摂りすぎには当たりません。
ただし、毎食ではなくかけたとしても1日に1回にとどめておきましょう。
塩分を摂り過ぎるとどうなるの?
1日2日程度塩分を摂り過ぎたからと言って
特に問題になることはありませんが、
日常的に塩分の濃いもの(濃い味のもの)を食べていると
その味に慣れてしまい、大人になっても濃い味のものを好む傾向にあります。
そうなると、将来の高血圧症やむくみなどのリスクを高めてしまいますので、
小さい頃から食育として薄味のものを慣れさせておく方が良いと考えます。
塩分を摂り過ぎている時の対処法は?
食生活を見直すことが前提となるのですが、
カリウムを摂取することで、摂取した塩分を排出する作用があるため、
カリウムを摂取することをお勧めします。
カリウムが多く含まれる食材として100gあたりで挙げると
切り干し大根 3500mg
ドライトマト 3200mg
アボカド(生) 720mg
ほうれん草(生) 690mg
人参(生) 630mg
ドライマンゴー 1100mg
ドライバナナ 1300mg
干し柿 670mg
バナナ(生) 360mg
干しひじき(乾燥) 6400mg
乾燥わかめ 5200mg
あおさ(素干し) 3200mg
焼き海苔 2400mg
わかめ(生) 730mg
このようにカリウムを多く含む食材はたくさんあります。
塩分を摂り過ぎている場合は、カリウムの多い食材を積極的に摂り入れましょう。
なお、カリウムには制限がかけられていない限り摂取上限はありませんので、心配する必要はありません。
アレルギーに注意して
ウスターソースのアレルゲンを見てみると、
メーカーによっても異なると思いますが、otafukuのウスターソースの場合は、
小麦、大豆、鶏肉、豚肉、りんごとなっています。
食物アレルギーを持っている場合は、
商品内容が変更される恐れなどもありますので、必ずアレルギー表をご確認ください。
まとめ
ウスターソースは離乳食が完了しパクパク期に入る1歳から1歳半あたりから
与えても構いません。
与えすぎると塩分の摂り過ぎになるため、
与えるとしても小さじ1/2杯程度(3g)でとどめておいてください。
毎食使うと塩分の摂り過ぎになる可能性がありますので、
1日に1回程度でとどめておきましょう。
ウスターソースをかけなくても食べられる料理であれば、
極力かけない方が健康に良いです。