ふりかけは様々な種類がありますが、子供は何歳からいつから食べても良いのでしょうか?
1歳の子供も食べることが出来るのでしょうか?
こちらではふりかけと子供について紹介致します。

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ふりかけは子供は何歳からいつから食べても良いの?1歳は大丈夫?

ふりかけ

結論から言うと、食物アレルギーがない限り離乳食が完了し
パクパク期が始まる1歳から1歳半あたりから食べさせても構いません。

ただし、塩分の関係上毎食のようにふりかけを食べさせるのは控えてください。

どれくらいの頻度で食べても良いの?

1~2歳の子供の1日の塩分摂取量は

男子 3.0g未満
女子 3.5g未満

とされています。

これを1食に表すと男子1.0g未満、女子1.16g程度となります。

ふりかけの塩分量を見てみると、
一般的なものでは1食(2.5g)あたり0.3~0.5g程度となっております。

アンパンマンふりかけの場合だと1食あたり0.3gとなっており、
のりたまだと1食あたり0.23gとなっています。

仮に塩分量0.3gのふりかけの場合だと1食食べると料理からは0.7g未満しか
塩分を摂取することができません。

ですので、しっかりと制限を守るのであれば
かなり薄味の料理を作る必要があります。

とはいえ、毎食や毎日でなはなくたまに食べるふりかけであれば、
そこまで厳密に塩分のことは意識しなくても良いでしょう。

食べたとしても1日1回ふりかけを与える、できれば日にちをあけて
毎日食べないようにした方が良いでしょう。

塩分を摂り過ぎるとどうなるの?

お塩

1日2日程度であれば塩分を多少摂りすぎたとしても
特に問題ないのですが、日常的に塩分を摂り過ぎていると
濃い味のものに慣れてしまい、大人になっても濃い味のものを
好むようになります。

そうなると、将来の高血圧症やむくみなどの原因になりますし、
心臓や腎臓にも負担がかかりますので、
小さい頃から食育として薄味のものに慣れさせるようにしましょう。

塩分を摂り過ぎている時の対処法は?

人参

食生活を見直すことが前提となるのですが、
カリウムを摂取することで、摂取した塩分を排出する作用があるため、
カリウムを摂取することをお勧めします。

カリウムが多く含まれる食材として100gあたりで挙げると
切り干し大根 3500mg
ドライトマト 3200mg
アボカド(生) 720mg
ほうれん草(生) 690mg
人参(生) 630mg

ドライマンゴー 1100mg
ドライバナナ 1300mg
干し柿 670mg
バナナ(生) 360mg

干しひじき(乾燥) 6400mg
乾燥わかめ 5200mg
あおさ(素干し) 3200mg
焼き海苔 2400mg
わかめ(生) 730mg

このようにカリウムを多く含む食材はたくさんあります。
塩分を摂り過ぎている場合は、カリウムの多い食材を積極的に摂り入れましょう。
なお、カリウムには制限がかけられていない限り摂取上限はありませんので、心配する必要はありません。

アレルギーに注意して

ふりかけには様々なアレルゲンが含まれています。
例えは、アンパンマンふりかけの場合、
えび、かに、小麦、卵、乳、ごま、さけ、大豆が含まれており、

のりたまの場合は、
卵、乳、小麦、大豆、ごまが含まれています。

というようにふりかけによってアレルギーの成分が異なりますので、
食物アレルギーを持っている場合は必ずアレルギー表をご確認ください。

初めて与える成分がある場合は、
はじめは特定のふりかけを少しだけ与えて10分間様子を見ます。

異常が見られなければ、再び少しだけ与えて10分間様子を見ます。
異常がなければいつもの食べるスピードで与えていきます。
2時間様子を見て異常がなければ、その日は多くの場合問題はありません。
※例外はあります

これを1週間の間に3回ほど繰り返します。
繰り返して問題がなければ特定のふりかけを食べてもその時点では問題がないと思って良いでしょう。
参照:Mass General for Children

まとめ

ふりかけは離乳食が完了しパクパク期が始まる1歳から1歳半あたりから
与えても構いませんが、一般的なふりかけ1食に含まれる塩分量は
0.3~0.5g程度となっており、
1~2歳の子供の1日の塩分は男子3.0g 女子3.5gとなっておりますので、
毎食与えると塩分の摂り過ぎになってしまいます。

与えるとしても1日1回程度にとどめる、できれば毎日ではなく
間隔をあけて与えた方が無難です。

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