妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
みたらし団子は食べても良いのでしょうか?何か注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のみたらし団子について紹介致します。
妊娠中みたらし団子は食べても良いの?
結論から言うと妊娠中のどの時期においてもみたらし団子は食べて構いません。
ただし、食べ過ぎるとカロリーの摂りすぎになり肥満の原因になりますので、
食べ過ぎには注意してください。
なお、おこげは多少食べても問題になりません。
どのくらいの量食べても良いの?
妊娠中の1日のおやつの量は厚生労働省の食事バランスガイドで
200kcal以下と定められています。
みたらし団子のカロリーを見てみると、
1本(80g)あたり156calとなっています。
ですので、1日にみたらし団子は1本食べることができます。
スーパーなどで販売されているみたらし団子は3本入りですが、
これを全部食べてしまうとみたらし団子だけで約450kcal以上ものカロリーを摂取してしまうことになります。
1回程度であれば特に問題ではないのですが、
日常的におやつをたくさん食べていると肥満になる可能性が高くなります。
食べすぎるとどうなるの?
おやつを食べ過ぎると総摂取カロリーが多くなり、
そのような生活を送っていると肥満になります。
肥満になると妊娠糖尿病や妊娠高血圧症のリスクが高まりますので注意しなければいけません。
また、不育症になる可能性が高まり、さらに帝王切開率が上昇するので、
出産時の創部感染症のリスクも増加します。
みたらし団子の栄養は?
みたらし団子の栄養を見てみると1本(80g)あたり
エネルギー 156kcal
タンパク質 2.56g
脂質 0.32g
炭水化物 35.92g
ビタミンE 0.08mg
ビタミンB1 0.03mg
ビタミンB2 0.02mg
ナイアシン 0.56mg
ビタミンB6 0.05mg
葉酸 5.6μg
パントテン酸 0.26mg
ビオチン 0.88μg
ナトリウム 200mg
カリウム 47.2mg
カルシウム 3.2mg
マグネシウム 10.4mg
リン 41.6mg
鉄 0.4mg
亜鉛 0.4mg
銅 0.07mg
マンガン 0.31mg
ヨウ素 0.8μg
セレン 1.6μg
クロム 0.8μg
モリブデン 29.6μg
食物繊維総量 0.24g
食塩相当量 0.48g
このようになっています。
参照:カロリーSlism
ほとんどの栄養が炭水化物で
多い成分としてはナトリウムが比較的多く含まれています。
しょうゆを使っていますので、塩分量が比較的多くなっているのです。
この栄養を見ると、毎日みたらし団子をおやつとして食べるのは
炭水化物のみを摂取しているような感じになりますので、
みたらし団子はたまに食べるようにして、
できれば普段はフルーツなどを摂取した方が健康には良いです。
つわり時でみたらし団子にハマってしまった場合は?
つわり時でみたらし団子にハマってしまい無性に食べたくなっている場合、
1本でカロリーが156kcalありますので、このカロリーはご飯を茶碗1杯分に相当しますので、
白ご飯の代わりに食べるということをすれば、
カロリー的には摂りすぎにはなりませんので、太る心配はないでしょう。
食事は通常通り食べて、その上でみたらし団子を
1日に2本も3本も食べるとなると肥満のリスクが高まりますので、
この分のカロリーは白ご飯で調節すると良いでしょう。
ただ、塩分が比較的多く含まれているため、
他からの塩分摂取を控えたり、カリウムが多く含まれているものを摂取するように
心がけてください。
カリウムは体内の塩分を体外に排出する働きがあります。
まとめ
妊娠中のどの時期においてもみたらし団子は食べても構いませんが、
2本も3本も食べるとカロリーの摂りすぎになる可能性が高くなるため、
おやつとして食べる場合は1日1本でとどめておいた方が良いでしょう。
また、栄養も炭水化物くらいしかないと言っても良いものなので、
毎日のおやつがみたらし団子というのも控えた方が良いでしょう。
食べるとしたら例えばですが週に1回などたまに食べる程度で抑えておきましょう。