妊娠中は何かと気をつけなければいけない時期ですが、
カロリーメイトは食べても良いのでしょうか?注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のカロリーメイトについて紹介致します。

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妊娠中カロリーメイトは食べても良いの?

カロリーメイト

妊娠中のどの時期においてもカロリーメイトは食べても問題ありません。

手軽に栄養が摂れるカロリーメイトはブロックタイプ(クッキータイプ)やドリンクタイプ、
ゼリータイプがあり、味もチーズ味、メープル味、バニラ味、フルーツ味、チョコレート味と
種類がありますが、どの種類についても食べても飲んでも問題ありません。

量としては一般常識範囲であれば、食べても飲んでも良いですが、
食べ過ぎ飲み過ぎとなると栄養バランスが気になりますし、
妊娠初期の場合はビタミンAが気になりますので、
食べ過ぎ飲み過ぎには注意してください。

食べすぎってどれくらい?

カロリーメイトはブロックタイプですと、1箱(80g)あたり
エネルギー 400kcal
タンパク質 8.4g
脂質 22.2g
炭水化物 42.7g
-糖質 40.7g
-食物繊維 0.94g
食塩相当量 0.94g
カルシウム200mg
鉄 2mg
リン 100mg
ビタミンA385μg
ビタミンB1 0.6mg
ビタミンB2 0.7mg
ビタミンB6 0.65mg
ビタミンB12 1.2μg
ナイアシン 6.5mg
パントテン酸 2.4mg
葉酸 120μg
ビタミンC 50mg
ビタミンD 2.8μg
ビタミンE 3.2mg
カリウム 100mg

となっています。

ここで過剰摂取が気になるのは、ビタミンAになります。
妊娠初期はビタミンAの摂取上限が1500μgとなっており、
その理由としては胎児の奇形性が認められるため、ビタミンAに関しては
上限が定められています。

なお、妊娠中期後期に関しては1日のビタミンA(レチノール)摂取量は2700μgとなっていますので、
カロリーメイトを食べることに関しては注意することはありません。

ここで、1日にどれくらいのカロリーメイトを食べて良いのかというと、
1日に1箱(1食)でとどめておいた方が良いでしょう。

というのも、妊娠中に限った話ではありませんが、
様々なものから栄養を摂取した方が良いからです。

気になる点としては、カロリーメイトだけでは
タンパク質を補えないということが挙げられます。

タンパク質は1日に18歳以上の女性の場合だと、
50gが推奨されています。
参照:健康長寿ネット

カロリーメイトだけでタンパク質を補おうとすると、6箱程度食べないといけない計算になるのですが、
6箱も食べるとそれだけで2400kcalも摂取してしまうことになりますし、
栄養バランスがやはり気になります。

ですので、総合的に判断して1日1食(1箱)程度でとどめておいた方が良いという結論になります。

では、ゼリーやドリンクタイプではどうなのかというと、
こちらも1日1食(1つ)程度でとどめておいた方が良いでしょう。

こちらは糖類が豊富に含まれていますので、
多量に摂取すると糖類の摂りすぎになるためです。

つわり時期でカロリーメイトしか摂取できない場合は?

つわり時期の考え方としては、食べられるものを食べられる時に食べられるだけ食べる
というのが基本的な考え方ですので、カロリーメイトしか食べられない場合は、
糖類やカロリー、栄養バランスなどを気にせずに食べて飲んでも構わないです。

ただし、1日に4箱となると、ビタミンAの摂取上限にひっかかりますので、
多量に食べることは避けてください。

つわり時期は栄養バランスが偏ったり、栄養が摂れない状況であっても
胎児には影響ありませんので、心配する必要はありません。

ですが、水分が摂れないとなると点滴で水分補給をしないといけなくなるので、
水分はできるだけ摂取した方が良いです。

なお、全く何も食べられないと言う場合は、医師に相談してください。

チョコレート味やチーズ味は大丈夫なの?

チョコレート味はカフェインが気になるかと思いますが、
妊娠中はコーヒー1~2杯程度なら問題なく飲めますので、
カロリーメイトに含まれるカフェインのことは気にする必要はありません。

また、チーズ味に関しても加熱しておりますので、
リステリア菌は死滅していますので、リステリア菌の心配はありません。

おやつにカロリーメイトを食べる場合は?

妊娠中のおやつは厚生労働省の食事バランスガイドによると、
1日に200kcal以下で抑えることが推奨されていますので、
ブロックタイプのカロリーメイトであれば、1箱食べるとカロリーの摂り過ぎになってしまいます。
飲料でカロリーを摂らないと仮定した場合、
カロリーメイトは2本(200kcal)で抑えておくようにしましょう。

ゼリータイプのものであれば、おやつとして摂取するのであれば1本。
ドリンクタイプの場合は、1本(200kcal)でとどめておくようにしましょう。

まとめ

妊娠中のどの時期においてもカロリーメイトはどの種類であっても食べる飲むことができます。
特につわり時期で食べれない飲めないと言う場合は、栄養補給としてカロリーメイトはお勧めです。

その他が忙しく食べる時間がないという場合でも手軽に栄養補給できるカロリーメイトは
お勧めです。

とはいえ、つわりでもないのにカロリーメイトばかりを食べる飲むというのは、
糖類の摂りすぎにあたりますし、栄養バランスの偏り(特にタンパク質と食物繊維)が
気になりますので、カロリーメイトは1日1食程度にとどめておき、
様々なものから栄養を摂取するようにしましょう。

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