KINCHOから出ているゴキブリムエンダーですが、これは燻煙タイプと違い
簡単に使用できます。有効成分を噴射すると空中を飛散し部屋の隅々まで行き渡らせて
ゴキブリを駆除することが出来るのですが、これは犬に影響はないのでしょうか?
こちらでは、ゴキブリムエンダーと犬及び、仔犬や小型犬、老犬について紹介致します。
ゴキブリムエンダーは犬に影響あるの?小型犬や老犬、仔犬は?
ゴキブリムエンダーの主成分はピレスロイド系の成分で、
この成分はゴキブリなどの虫の体内に入ると、神経が麻痺して死に至ります。
使用すると、有効成分が飛散して30分程度すると部屋の隅々まで行き渡り、
ゴキブリを駆除するというものです。
この成分が犬に影響があるのかというと、
人間や犬などの温血動物はピレスロイド系の成分を分解する酵素を持っているため、
体内に入ったとしても分解され無毒化され排出されますので、特に問題はありません。
例え、成犬ではなく仔犬であっても大型犬であってもチワワなどの小型犬であっても、老犬であっても
酵素は持っているので、問題はありません。
参照:KINCHO
ただし、直接かからないようにだけ注意してください。
使用するときに犬は部屋にいてもいいの?
使用するときは、使用する人だけが部屋に残るように説明書きに書いてありますので、
犬は使用前に部屋の外に避難させてください。
30分程度すると成分が部屋の隅々まで行き渡り落ち着きますので、
30分程度したら部屋に入れてあげると良いでしょう。
ただし、時々敏感な仔もいますので、そういう場合は、
使用後30分経った後、部屋を換気してから部屋に入れてあげると良いでしょう。
ピレスロイド系の成分に敏感な仔もいる
これは人間の話になるのですが、時々ピレスロイド系の成分に敏感な人がいます。
症状としては、舌がピリピリしたり喉がいがいがしたりというような症状なのですが、
KINCHOによるとこの症状は時間が経つと治まるそうです。
これが犬に対しても当てはまるかわかりませんが、
当てはまるのだとしたら、犬も敏感であれば、舌がピリピリといった症状が出る可能性があります。
ですので、使用時は絶対に部屋の外に出しておいて、30分経ってから部屋に入れるようにしましょう。
また、上記にも書きましたが、できれば30分経ったら一度部屋を換気してから部屋に入れてあげる方が良いでしょう。
極稀にアレルギー反応が出る場合も
これも人間の話になるのですが、極稀にピレスロイド系の成分にアレルギー反応を示す人がいるそうです。
症状としては皮膚が痒くなったり、じんましんが出たり下痢をしたり、
ひどくなると呼吸困難、失禁、アナフィラキシー症状が出るようです。
参照:藤沢薬業協会
参照:e-life
これが犬にも当てはまるかわかりませんが、
上記のような症状が出る場合は、アレルギーを疑った方が良いでしょう。
重篤なようならゴキブリムエンダーを持ってすぐに動物病院で診てもらった方が良いです。
といっても、人間でも非常にレアなケースなので、特別心配することではありません。
ピレスロイド系の成分がどうしても気になる場合は?
ピレスロイド系の成分がどうしても気になる場合、
ゴキブリムエンダーをはじめ、キンチョールやゴキジェット、バルサンなど使用しない方が良いかもしれません。
となると、ピレスロイド系以外でゴキブリ対策をしないといけませんので、
置くだけでゴキブリが駆除できるような商品で対策を行なったり、
ゴキブリホイホイなどのように、ゴキブリを捕獲するもので対策しないといけません。
一応お勧めとして紹介だけしておきます。
ゴキちゃんグッバイという商品なんですが、プロ業者用ゴキブリ駆除薬を使用しているため、
ゴキブリに効果的に効きます。
ピレスロイド系の成分がどうしても気になると言う場合は、試してみてください。
ただし、この商品に関しては犬が食べないように犬が触れられないところに設置してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ゴキブリムエンダーの主成分はピレスロイド系の成分で、キンチョールや蚊取り線香などと同じような成分になります。
犬などの温血動物はこの成分を分解する酵素を持っているため、体内に入ったとしても
分解無毒化されて排出されますので、特に問題になるようなことはありません。
しかし、稀にピレスロイド系の成分に敏感な仔も中にはいるかもしれませんので、
使用する前に犬を部屋から出して、30分経ったら一度部屋を換気してから部屋の中に戻してあげると良いでしょう。
また、ピレスロイド系の成分は少量であれば、例えばいぬのおもちゃに付着している程度なら
犬が口にしても何の心配もありません。